一番はやはり英語を絶対にしゃべらないことです。
彼らは必ず「Where are you from?」などの問いかけを会話の糸口にします。
(詐欺師の場合は「Do you have the time?」などと通りすがりを装います)
外見から日本人とわかっているのにわざと「Chinese?」などと聞いてくることもあります。
「No, Japanese!」などと答えれば彼らの思うツボです。
ここは鷹揚に「拙者か?拙者は江戸(東京や大阪は通じてしまいますね)から参った」などと日本語で答えるのがよろしいでしょう。
(時間を聞かれた場合は以前このブログでも書いたように時計を見せて「暮れ六つじゃ」などと答えるのがよろしいでしょう)
なぜお侍様言葉で答えるかというとたまに日本語をしゃべれる者がいるからです。
うちなー口や津軽弁なども効果的でしょう。
相手が一瞬困惑した隙に「先を急ぐのでな。然らば御免」と言い捨ててその場を離れます。
後はつきまとって何を話しかけても、「我が殿が見聞を広めて来いと仰せになった故参ったのじゃ」とか「ところでその方、珍妙な着物を着ておるの」とか「この国の辛い煮付けは拙者の口に合うておる。甚だ美味じゃ」などと適当にあしらっていればやがてあきらめます。
なにしろ会話が成り立たないので(^_^;)
万が一とうせんぼでもしたら「この無礼者!!」と一喝するのがよろしいでしょう。
言葉として通じなくても支配者階級特有の高圧的な響きで相手は萎縮しますから。