日本語についての雑感をあれこれ
1.西洋的な議論には全く向かない言語であること
主語の省略が頻繁にあること
○○は○○であるという時に、欧米系言語(英語で言えばbelive,think,guessなどの)のような使い分けがないこと
論理学でいうところの「範疇」があいまいであること
「英雄は色を好む」といった命題の時に
「すべての英雄」なのか「大多数の英雄」なのか「一般的な英雄というものは」なのか「ある英雄なのか」か明示されない
よって「誤謬」や「詭弁」がまかり通る
2.中央政府によって強制された人工言語である「標準語」(私は「共通語」と思っていますが)の弊害が近年目立っていること
人工言語であるために感情の表現に不向
マスメディアの言うところの「若者言葉」や「女子高生言葉」が何とか補足しているが現状だと思います
地域語(中央政府の言うところの方言・訛り)ならば十分表現できると思うのですが
3.論理的な議論のために適正化された「新日本語」と各地域で話されている「地域語」の2言語が日本の公用語になればいいなと思っています