Media Literacy - メディアリテラシー | Daniel Cat's Blog ダニエルキャットのブログ

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Welcome to my blog! Stay N.E.E.T. as long as possible! ようこそ! 「海外で過ごす素敵なニート生活」はいかがでしょうか。

高齢者が熱中症にかかって病院に搬送される事件が続発しているようです。


これは新聞とテレビのせいだと私は考えています。


恐らくこうした高齢者の方は全国ネットワークの新聞やテレビの情報を鵜呑みにしてしまってひたすら節電に努めたのでしょう。


何しろ全国ネットワークメディアは節電といって、家電製品の待機電力を切ることや照明器具のLED化、さらに就寝時の冷房温度設定まで強調しているのですから。


しかしながら実際は東京電力電力使用状況グラフを見ればわかるように「電力の供給能力を超えないこと」という観点から見れば、ピークの午後2時~4時、またさらに安全を見込んでその前後のショルダー部分の2時間ほどを除くとしてもそれ以外の時間帯の電力は余っているのです。


さらに深夜帯にいたっては「深夜電力料金」を設定するくらい元々有り余っているのです。


これらメディアが何故にエアコン、電子レンジといった大電力食い家電から見れば微々たる消費電力の待機電力、供給に余裕のある日没後の夜間照明、また、さらに余裕のある就寝時間帯のエアコンの使用にまで口出しをするのか、その意図を「裏読み」して見ると


1.メディア各社が読者、視聴者に昼夜を問わない極端な節電生活を提案する


2.提案を数か月律儀に実行した読者、視聴者が電力を制限された生活の不便さを実感する


3.読者、視聴者が「やはり電力は現代生活に不可欠」とか「原発やむなし」という実感を持つようになる


といった流れを狙っているのではないかと。


謀略説はともかくとして、少なくとも現時点では暑さで健康を害する恐れのある人たちがエアコンを使用するになんの引け目も感じる必要はありません、と申し上げたいのです。


それでも「社会のために少しでも市民としての義務を果たしたいのだ」と思われる方は大電力を食う張本人であるエアコンのコンプレッサーの動きについて少しだけ注意を払って下さい。


旧式のエアコン(相当古いエアコンかウィンドタイプの安いエアコン)は基本的にはコンプレッサーのオン、オフだけで室温を調整します。


表に出て屋外機を観察していれば(ウィンドタイプは室内で)オン、オフの様子が分かります。


「ガツン」という音がして同時に屋外機の冷却ファンが回り始めた時がコンプレッサーのオンで、屋外機が静かになりファンが止まった時がオフです。

(電気工事店でバイトしていたのは15年ほど前のことなので描写に不正確な点があった場合にはご容赦を)


目と耳で消費電力を実感しながら設定温度を調節することができます。


古いエアコンは設定温度があまり当てになりませんので部屋に温度計(室温計)を設置するのが良いでしょう。


またインバーター式のエアコン(インバーター式かどうかは取り扱い説明書をみればすぐにわかります。ここ10年以内に設置したものならばまずインバーター式ではないかと思います)はコンプレッサーをゆるゆる回したり、ぎんぎん回したりして回転数によって温度を調整します。


設定温度に達するまではハイパワーでギンギンに回りますので温度を27、8度に、風量を高にしておくのがよろしいかと。


また、どちらのタイプにしてもこうした屋外機は何故か条件の悪い直射日光があたるコンクリートの上に壁に近付けて設置してあることがほとんどです。


配管がゆるす限り風通しの良い位置へ引き出し、すだれやよしずなどでゆるりと直射日光を遮ってあげれば(午後の太陽が当たる方向以外は覆ったりしないように)コンプレッサーさんは楽になり、結果的に消費電力も減らすことができます。


話がだいぶそれてしまいましたが、タイトルの「メディアリテラシー」については、例えば、新聞を読む際には第1面の○○新聞と書かれているところで新聞の文字を消し、○○の前に「日刊」と付け加えるか、○○の後ろに「スポーツ」と書き加えてから読むことが肝心です(^_^;)

(例: 朝日スポーツ、日刊読売などなど)


また、テレビを見る際にはテレビ局名を「2ちゃんねる」になぞらえて○ちゃんねると呼び変えてから見ることにしましょう。

(例: 8ちゃんねる、4ちゃんねるなどなど)


たったこれだけで情報の取捨選択が容易になります(^_^)v


余談ですが地方紙は大胆で骨のある論説などがたまに載ってたりして結構面白いです。