例えばマニラのリサール公園あたりを一人で散歩していれば15分もしないうちに詐欺師が食いついて来ます。
日本人に見えない格好、立ち振る舞いをすれば一番いいのですがこれはほとんどの人には難しいですね。
よってとりあえず相手と会話を成立させないのが効果的です。
「What's the time now?」とか「Do you have the time?」などの問いかけには要注意です。
間違っても「いっつ、すりー」などと英語で答えてはいけません。
会話の糸口になってしまいます。
時計を見せて「八つどきじゃ、日暮れまでにはちと間があるの」とさりげなく答えて牽制するのが正解です。
「Are you Chinese?」などの問いかけも日本人と分かっていての「引っかけ」なので「のお、じゃぱにーず」などとムキになって答えないようにしましょう。
「拙者か?拙者はばーみーず(ビルマ人)じゃ」とでも答えておきましょう。
たまに日本語を話せる奴もいるので、時代劇を思い出しながら上記のような「お侍さま言葉」で相手を混乱させるのが上策です。
東北、九州、沖縄の言葉も相手を煙に巻くのに非常に効果的です。
彼らも効率を重視するのであきらめて次のカモを探しに行きます。
