#### 目標設定のコツとは?
ビジネスシーンで、自分や部下の目標設定に悩んだことはありませんか?「SMARTの法則(具体的・測定可能・達成可能・関連性・時間制約)」というフレームワークは知っているけれど、いざ実践するとなるとどうもうまくいかない、そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は、目標設定に対する苦手意識は、失敗への恐れや自信のなさから来ていることが多いんです。そこで今回は、私が実践している「もし」の質問を使った目標設定のコツをお伝えします。
#### 「もし」の質問で視野を広げる
まず、こんな質問を自分に投げかけてみてください。
「もし、絶対に失敗しないとしたら、何をしてみたいですか?」
「もし、誰の助けでも得られるとしたら、どこまでやってみたいですか?」
この質問をすると、普段はリスクや現実の制約で閉ざされていた視野が広がり、自由な発想ができるようになります。例えば、部下のAさんにこの質問をしたところ、「海外でのプロジェクトをリードしてみたい」という答えが返ってきました。普段なら「自分には無理」と思っていたことが、「もし」という前提で考えることで、実はやりたいことだったと気づくことができたのです。
#### 自分の本当にやりたいことを見つける
「もし、絶対に失敗しないとしたら?」という問いかけは、私たちが心の奥底で本当に望んでいることを引き出してくれます。私自身もこの方法を使って、自分の目標を見つけることができました。「もし、誰の助けでも得られるとしたら?」と自問自答したとき、私は「新しいマーケティング戦略を試してみたい」と感じました。これまでの業務の延長線上ではなく、新しいチャレンジに対する意欲が湧いてきたのです。
#### コーチングの力を借りて
この「もし」の質問は、コーチングのセッションでもよく使われます。コーチは質問を通じて、クライアントが自分の本当にやりたいことを見つけ、行動に移せるようサポートしてくれます。私もコーチングを受けることで、具体的な行動計画を立てる手助けをしてもらいました。コーチングは、単なるアドバイスではなく、クライアント自身が気づきを得て行動できるよう導くプロセスなんです。
#### セルフコーチングで自己発見
自分自身に対しても、この「もし」の質問を使ってセルフコーチングを実践することができます。静かな場所でリラックスし、「もし、絶対に失敗しないとしたら?」と自分に問いかけてみてください。出てきた答えを紙に書き出し、それをもとに具体的な行動計画を立てると、自分のやりたいことがクリアになり、行動に移しやすくなります。
#### 部下の目標設定をサポートする
部下の目標設定をサポートする際にも、この「もし」の質問をぜひ使ってみてください。自由に考えられる環境を作ることで、部下が本当にやりたいことを見つけ、モチベーション高く目標に向かって進む手助けができます。さらに、定期的にフィードバックを提供し、一緒に進捗を確認しながらサポートしていくことも大切です。
### まとめ
目標設定のコツは、失敗を恐れずに自分の本当にやりたいことを見つけることから始まります。「もし」の質問を使って、自由な発想で目標を考えることで、より効果的な目標設定ができるようになります。コーチングやセルフコーチングを通じて、自分自身の内面にある願望を明確にし、具体的な行動計画を立てることで、目標達成に向けて一歩一歩進んでいきましょう。ぜひ、今日から実践してみてくださいね!
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