米国ジョージア州アトランタ郊外のマクドナルド店で6日、女性店員がハンバーガー用の肉に誤って塩を入れ過ぎてしまい、ドライブスルーでハンバーガーを注文して客として食べた警察官が気分を悪くした。この警官は、その後店に戻ってこの店員を連行し、一晩留置して翌7日未明に逮捕、手錠をかけ、無謀行為の軽犯罪で訴追した。この店員は保釈金1000ドルを払って保釈された。

 地元Atlanta Journal-Constitution紙8日付によると、逮捕されたのは働いて5ヶ月目の店員Kendra Bull(20)被告。この日、Bull被告がハンバーガーBig N’ Tastyの肉を仕込み中に誤って多量の塩をこぼしてしまい、同僚とスーパーバイザーに報告すると、2人は手で叩いて塩を払いのけようとしただけだった。この店員は、休憩時間にこの肉のハンバーガーを食べてみたが平気だったという。店ではこの肉のままハンバーガーBig N’ Tastyを警官のWendell Adams巡査に販売し、警官が食べた直後に店に戻ってきて、気分を悪くしたと店のマネージャーに苦情を言った。警官は、従業員らに話しを聞き、Bull被告が塩をこぼしたことを認めたため、店の外に連れ出してさらに事情聴取した。Bull被告によれば、警官は「これほど気分が悪くなるのは塩以外に何か悪いものが入っているに違いない」と言ったり、「警官と過去に苦い経験がありはしないか」と尋ねたりしたと言う。Bull被告は、「これは警察のやりすぎだと思う。もし塩辛かったのなら一口食べて捨てればよいのに、なぜ8口も食べてから後になって戻って来て、気分が悪くなったと言ったのでしょう?」と語った。

 Union City警察のGeorge Louth広報官は、Bull被告と他の従業員に事情聴取した結果、Bull被告が「適切に仕込んでいない」ハンバーガーと知りながら「それを食べる人の健康に配慮することなく」提供した「無謀行為」に当たる、としている。捜査はなお継続中で、同警官が食べ残したハンバーガーを科学捜査研究所に送り分析しているという。