『医療の限界』

医師のミスは「犯罪」か? 患者は消費者か? 『医療崩壊』の現場から鋭く問う!
日本人は死生観を失った。リスクのない治療はない。患者は消費者ではない――。医療の現場を崩壊させる、際限のない社会の「安心・安全」要求、科学を理解しない刑事司法のレトリック、コストとクオリティを無視した建前ばかりの行政制度など、さまざまな要因を、具体例とともに思想的見地まで掘り下げて論及する。いったい医療は誰のものか? 日本の医療が直面する重大な選択肢を鋭く問う。


http://www.shinchosha.co.jp/book/610218/
(新潮社サイトより)



出ました!
小松秀樹先生の最新著書。

いつもこっそりおじゃましております、某勤務医先生のblogより(勝手に)情報いただきました。


小松先生といえば…

『医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か―』

http://opendoors.asahi.com/data/detail/7372.shtml
(朝日新聞社サイト)


医療費抑制と安全要求による、医療機関への圧力‐‐‐。
すでに崩壊の道を辿っている日本の医療の現状を、小松先生は解りやすく書いてくださってます。

読みやすいです。
わかりやすいです。
そして…、
愕然としますよ。

医療現場の実態については、それなりに話しには聞いていたけれど、実際そこまでヒドイことになってるなんて…。


去年の秋、外科に入院していたんですが、確かに言いたい放題な患者さんいました。
主治医があんまり顔だしに来ないだとか(←夕方回診で外科医全員と顔合わせてたじゃん!しかもカンファレンス前に、主治医は朝イチで病室きてくれてたよ!)、退院当日になって薬の準備も出来ていないうちに早く退院したいから早く準備してよ!とか…。
散々担当看護師にお世話になっておきながら、それはもう身勝手なことを言ってました。
おもに、患者家族が文句言ってましたけどね。
さすがにヒイたわ…。あまりにも身勝手だったから…。


小松先生の『医療崩壊』の本をよんだのは退院後だったのですが、とりあえず私がいた時はクレーマーみたいなのはいなかったと思う(愚痴言ってた人はいたけど)。
まあ、あくまで外科病棟内では、ですけどね。


入院経験、小松先生の著書、医師blogなどをきっかけに、医療について素人なりに考えてきたんですが、


『日本の医療はどうしてこんなにおかしくなってしまったんだ?』


と悲しくなりました。

厚労省の見当違いな政策やマスコミの間違った情報に国民が躍らされてるからだよね。
小松先生の著書でもその辺りは書いてあるので、この本はホント多くの人に読んでもらいたいです。


このアメブロでも、医師blogが多いのでよく見てまわってますが、ホントに先生達はよく頑張って下さってますよ。


身を削って…。
自分を、家族を犠牲にまでしてね…。


医師達医療従事者の頑張りがあるからこそ、日本の医療は支えられてきたんだと、国民は知るべき。


『なんでみんなそれがわからないの?』


思うことはたくさんありますが…言葉足らずで申し訳ない(:_;)


けど、とにかく小松先生の著書はぜひとも読んでほしいです。



早いとこ、小松先生の最新刊買いに行かなきゃ!!