さて、タイトルにも書いたとおり、観てきました。






ギャレス・エドワーズ監督作品、GODZILLA


(映画公式サイト)









 




 1954年に本多猪四郎、円谷英二両監督の手により東宝株式会社から誕生し、今や世界中で愛される『怪獣王』、ゴジラ。


 日本での最終製作品と銘打たれた『ゴジラ FINAL WARS』(2004)から10年。記念すべきゴジラ誕生60周年の今年、満を持して誕生した新たなゴジラ作品だ。

 






 かつて一度ハリウッドで作られたGODZILLAは、ファンが期待した『怪獣王』とはとても呼べない、凡百のモンスターパニック映画になってしまっていた。(監督曰く本来は『原子怪獣現る』をリメイクしたかったらしいので無理からぬ事ではあるが)





 






 それから16年が経ち、誕生60周年というメモリアルイヤーに日本へと上陸した最新のGODZILLAは、日本へ来る前にすでに世界で高評価を得ていた。






 そのフォルムは日本のゴジラの姿を踏襲しつつもより生物的になり、けれど確かに畏怖を感じさせる形に造型され、その二本の脚と長大な尾でしっかりと大地を揺らして現れた。













 




前置きが長くなったけれど、一先ずネタバレを避けつつ軽く感想を書いてみようと思う。




















 




 今回のゴジラは描かれ方として、54年の初代ゴジラのように最初は存在のみ示唆され、徐々に姿を現す、一種恐怖映画のような演出で描写されたが、決して登場シーンが少ないわけではなく、インパクトが足りないわけでもない。






 また、今作は日本版ゴジラで言う『平成版』もしくは『ミレニアム版』のように、ゴジラと別種の怪獣の対決を主に描いているが、その敵となる怪獣も、かつてのライバル怪獣たち(キングギドラやモスラなど)にも引けを取らないゴジラの新たなライバルの名に相応しい怪獣として人類を脅かした。




 






 登場から恐怖感を煽り、堂々たる姿で街を破壊していく様はまさしく日本のゴジラで描かれ続けた『越えられない脅威』そのものであり、サンフランシスコを舞台にしたゴジラとの戦いは凄絶で、掛け値なしに死闘という表現が相応しいものとなっていた。




 






 そしてゴジラの代名詞とも言える放射能熱線。今作のゴジラは日本のゴジラよりも格段に吐く回数こそ少なかったが、その分その描写とインパクトは特撮技術の進化も相俟って、恐らく過去作品と比べても最大級ではと思わせるものだった。






 映画の終わり方や劇場で販売されているプログラムでも仄かに示唆されているが、続編が作られても全く不思議はない作品となっていたので、今後に期待したいと思う。






 






 




 もし観に行こうか悩んでいる人がいるなら、是非劇場で観て欲しいと声を大にしてお勧めできる作品でした。