オブジェクト指向において、「名前」はすごく大切だ。
「名は体を表す」という言葉が、そっくりそのまま当てはまる。
「名前」とは「クラス名」や「メソッド名」や「変数名」のことだ。
特に前者2つに、間違った「名前」が付いていたら、オブジェクト指向は成り立たない。
オブジェクト指向というのは、地方分権型の処理であり、信頼関係で成り立つからだ。
例えば、「データ更新」クラスがあったとしよう。
何かの処理の時に、データを更新するロジックが必要になったら、この「データ更新」クラスを使えば良いわけだ。
この時、「データ更新」クラスが内部で何をしているかは、どうでも良い。
重要なのは「データを更新してくれる事」だからだ。
これが「地方分権型の処理」の意味する所であり、「データ更新」クラスというクラス名から推測する「データを更新してくれる」という「信頼関係」があってはじめて成り立つわけだ。
名前が嘘をついているのは論外だが、「少しニュアンスが違う」と感じたら、時間をとって名前をつけ直して見るべきだろう。
幸い、今時のIDEには、リファクタリングメニューが備えられており、安全に「名前の変更」が行える。
※IDE... EclipseやVisualStudio等の統合開発環境のこと
※リファクタリング...外部から見たときの振る舞いを保ちつつ、理解や修正が簡単になるように、ソフトウェアの内部構造を変更させること
みんなの何かの糧になれば幸い。