「予告編」です。

 

 

「特報」は、清澄」「潮」の主人公二人、それぞれの視点で作られています。

 

 

 

こちらは、主人公清澄を演じた、川西拓実さん(JO1)(1999-)自身の歌った主題歌、「surge <single edit>」をバックに構成された、「スペシャル・メイキング・ムービー」となります。

 

 

こちらが、その「公式録音」です。

 

 

 

また、「オリジナル・サウンドトラック」(未発売)より、「この映画を象徴する5曲」が、「先行配信」の形で公開されています。

 

 

1.20190720 (0:00)

2.untitled (04:49)

3.step (06:02)

4.noise (AZUR) (07:48)

5.tide (10:38)

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

映画公式サイト

 

 

 

 

さて...

 

 

 

6日月曜日は、こちらの映画を見に行ってきました(「福井コロナシネマワールド」13時20分の回)。

 

 

 

4月中も、劇場に何回か足を運んでいたために、この作品、「バジーノイズ」(5月3日公開)「チラシ」「予告編」を目にすることにもなったのですが、それだけでもう、すでに「刺さるもの」がありました。

 

 

 

「見た後の感想(結論)」から先に言いますと、

 

 

 

「この作品を見逃すことがなくて本当に良かった」

 

 

 

ということです。

 

 

 

 

今回のこの映画、「バジーノイズ」は、2018年から2020年にかけ、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載されていた、むつき潤さんによる漫画が「原作」で、「音楽」をテ―マにした作品ですが、一方で、「業界」や、「現代社会」の「闇」を描いているとも、感じ取ることが出来ました。

 

 

 

そうした点で、まさに「現代の青春映画」でありながら、とても彫りの深い、「重厚な作品」であったとも感じられましたが、何より、風間太樹監督(かざまひろき)(1991-)、主演の川西拓実さん(JO1)(1999-)、桜田ひよりさん(2002-)をはじめとした、キャスト、スタッフの「熱量」が、ホント、ハンパないと感じましたね。

 

 

 

「脚本」(共作)を、自ら書いてもいる風間監督自身が、「作品の大ファン」であろうことも想像に難くないほど、本当に、「鋭い読みこみ」だったと思いますが、それで原作者をも「感動」させてしまうとは、「年齢」のことを言っては「失礼」とは思いつつも、まさに、

 

 

 

「若手らしからぬ...」

 

 

 

といった「感想」にも、「当然」、至ってしまうと思いました。

 

 

(「若手」ならでは、といった見方も出来ますけどね。

 

ちなみに、風間監督は、話題のドラマ、「silent」を手掛けた方でもあります)

 

 

 

 

私自身は、この「原作」すらまったく知らず、ただ「予告編」だけで「見たい!!」と思ったのですが、その「直感」を信じて「大正解」でした。

 

 

 

この映画を見た後、現在発売中の「ビッグコミックスピリッツ」(2024年23号)に、その公開を記念して、「第1話」「第2話」が特別に掲載されていたのを目にしたので、試しに、買って読んでみました。

 

 

 

 

 

 

 

...こうした感想は、「失礼」に当たるかも知れませんが、私は、女性側の主人公、(の描かれ方)が、「美人過ぎない」ところに、「リアリティ」があると感じました(ちょっと「ハチャメチャ」なところもありますが...)

 

 

 

そして、その潮を演じている桜田ひよりさんが、たしかに、「ピッタリ」ハマっていたとも、あらためて感じられたのです。

 

 

 

私はもう、「テレビ」を多く見ているとはとても言えなくなってしまったのですが、桜田ひよりさんの素晴らしさは、映画「ホットギミック」(2019年)や、「映像研には手を出すな!」(2020年)で見て知ってもいましたから、今作でも本当に、この「潮」という「キャラクター」がよく出ていたと感じましたね。

 

 

 

「原作者」むつき潤さん「太鼓判」を押されたのにも、思わず「納得」です。

 

 

 

 

一方の「清澄」も、川西拓実さん(JO1)の「絶妙なアプローチ」により、いっそう(見事に)、「現代若者の孤独感」が「クロ―ズアップ」されていたと感じました。

 

 

 

そうした点こそ、原作者をも「感動」させてしまったことなのだと思います。

 

 

 

 

他にも、「ベ―ス」を弾く、清澄の先輩、「陸」を演じた栁(柳)俊太郎さん(1991-)が、

 

 

 

「ベースのクオリティが低いと、演奏に説得力がなくなる」

 

 

 

と話していたことにも「感動」しました。

 

 

 

 

音楽関係者に「チェック」を入れてもらい、そこまでの「リアリティ」を突き詰めながら「完成」させたというこの映画、面白くないわけがありません。

 

 

 

その「音楽」も、本当に、とても「素敵」でした。

 

 

 

この映画は、ぜひお薦めしたいと思います。

 

 

 

 

現時点までに「公開」されている映像を並べてみましたので、ぜひ、ご覧ください。

 

 

 

このような「座談会」では、映画とはまた違う「素の顔」をうかがい知ることが出来て、「興味深く」もあり、また、「楽しく」もありますね...。

 

 

 

「岬」を演じた円井わんさん(まるいわん)(1998-)と、風間監督の「対談」です。

 

やはりこの風間監督「タダ者」ではないですね(その「才能」が感じられます...)。

 

 

 

そしてこちらは、4月15日、「完成披露試写会」でのひとコマということですが...。

(やっぱり「関西ノリ」か~...笑)

 

 

 

 

「特別前夜祭」(5月2日)のこの場面も、「話題」となりました...。

 

 

 

関連記事(「映画ナタリー」さん)

 

https://natalie.mu/eiga/news/571901

 

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)