「予告編」です。

 

「最もよく見た」のは、「60秒」と「30秒」ではなかったでしょうか。

 

「90秒」は、物語(本編)の「核心(ネタバレ)部分」にまで、少し「踏み込んで」もいるもので、たしか、「見たことはなかった」のではないかと思います...。

 

 

 

今作は、2020年に公開された台湾映画、「1秒先の彼女」(チェン・ユーシュン監督・脚本)の「日本版リメイク」となります。

 

設定は、男女が「逆」となっていますが、台湾では、「金馬奨」(台湾で創設された、「中華圏」の映画賞)の「作品/監督/脚本/編集/視覚効果」の5部門で「受賞」となるなど、大変評価の「高い」作品です。

 

 

「オリジナル」の「予告編」です。

 

 

このような、台湾映画の「日本版リメイク」ということでは、山田裕貴さん(1990-)、齋藤飛鳥さん(1998-)主演の映画、「あの頃、君を追いかけた」(2018年公開/「オリジナル」は2011年公開)もありましたが、今作は、そちらと比べても、「日本映画」として、より「自然」な感じの仕上がりとなっているようにも思います。

 

 

 

「オリジナル版」のBlu-rayは、2023年9月末まで、「期間限定」のスペシャル・プライスとなっています。

 

 

「オリジナル版」映画公式サイト

 

 

 

今作の主題歌を担当されたのは、「YOASOBI」のボーカル、「ikura(いくら)」こと、幾田りらさん(2000-)...。

 

 

 

一昨年公開のアニメ映画、「竜とそばかすの姫」(細田守監督作品)では、初の「声優」(「ヒロちゃん」役)を見事にこなすなど、本当に「マルチ」な才能を発揮している「時の人」でもありますが、「数年前」だったら、西野カナさんがこの「主題歌」を担当していたんだろうなあ...たぶん...。

 

 

 

6月22日に行なわれた、「プレミア舞台あいさつ」の模様を拾ってみました。

 

こちらは、7月8日の、「公開記念舞台あいさつ」の模様です。

 

 

こちらの、主演のおふたりの「インタビュー」も、大いに「参考」となることでしょう...。

 

 

 

こちらには、幾田りらさんの歌う主題歌、「P.S.」は収録されてはいませんが、一方で、「桜子」役の福室莉音さんの歌う「女ひとり」(「カバーバージョン」)は含まれており、その「オリジナルバージョン」(大木理紗)もあわせて収録されているという、何とも「贅沢」な1枚です。

 

 

 

映画公式サイト

 

 

 

さて...

 

 

 

本当に尋常じゃない、この夏の「暑さ」と、「タイトスケジュール」のために、この記事を書くことすら、こんなにも遅れてしまうことになりました。

 

 

 

7月7日公開の映画、「1秒先の彼」は、12日になって、ようやく「初回」を見ることが出来、19日にも行って、20日にも行くつもりでいるのですが(行きました!!)、どうやら、この「3回」で、「終わり」ともなってしまいそうです...。

 

 

この「1秒先の彼」もまた、福井県内では、「テアトルサンク」でのみの上映で、ちょうど、「美少女戦士セーラームーンCosmos 後編」(6月30日公開)の「前後」をはさむようにして、「テアトル5」で公開が始まりました。

 

 

ただ、この2作を「連続」で見ようとすると、やはり「水曜」、「木曜」ぐらいしか行くことは出来ず(「仕事帰り」では、どうしても、時間に間に合わない...)、「初回」も、「夜勤後」(疲れているので、「眠ってしまう」ことも多い...)を「避けよう」との思いから、「12日」まで「待った」ということもあります。

 

 

一方、「セーラームーン」は「80分」ですし、それこそ「絶対見逃せない」、「完結編」でもありますから、こちらの方を「優先」することはもう、私にとっては「当然」のことでもあります(「1秒先の彼」だけ見て、続く「セーラームーン」を見ずして劇場を去ることはあり得ない...)。

 

 

そんな「セーラームーン」も、この「後編」だけで「15回」(19日まで)ともなりましたが、どうやら、見に行くことが出来そうなのは「20日」で「最後」となりそうです(ただし、「終了予定日」が示されていないため、また「日中上映」が「復活」する可能性も...)。

 

 

同様に、この「1秒先の彼」(「7月27日終了予定」と発表)も、21日以降は「夕方からの上映」となるため、やはり、見に行くことはもう、「厳しそう」な状況です...。

 

 

 

今回のこの映画、もともとは、2020年に公開された「台湾」の映画で、設定としては、男女が「逆」になってはいますが、とても「高い」評価を得ている「名作」でもあります。

 

 

先に挙げている、その「オリジナル」の予告編を見ていても、今回の「リメイク版」は実に「原作に忠実」であると感じますが、一方で、うまく「日本風」にアレンジされているとも思い、実に、「自然」な印象も受けました。

 

 

(2018年に公開された、「あの頃、君を追いかけた」の「日本版リメイク」は、やっぱりちょっと「ヘン」...)

 

 

 

岡田将生さん(1989-)の出演されている映画も、何本かは知っていますし、見てもいるはずなのですが、「今回」のように、「(「主演」として)しっかり見る」ということは、これまでにはあまり「なかった」と思いますね。

 

 

今回の「ハジメ」は、それだけ「印象に残る」役だったとも思いますが、一方で、「信号無視」、「スピード違反」の連続で「免停」...って、それはイカンよ、キミィ...(笑)。

 

 

京都市内の「郵便局」に勤務という設定ですが、よく、「窓口業務にまわされた」だけで済んだものだ...。

 

 

 

一方、清原果耶さん(2002-)と言えば、私自身は、2016年の映画、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」で見たのが「最初」で、小松菜奈さん(1996-)が演じたヒロイン、「福寿愛美(ふくじゅえみ)」の「中学生時代」の姿で登場していました。

 

 

その後、「ちはやふる -結び-」(2018年3月17日公開)で、「福井」の高校生、「我妻伊織」役として出演されていたのをよく憶えてもいますが、「劇場」で見たのは、もしかすると、「それ以来」かもしれませんね。

 

 

今回の「麗華(レイカ)」役こそ、そのストーリーの「カギ」を握る「重要な役どころ」だと言えるのですが、この作品は、「ちょこっとファンタジー」といったテイストの物語でもあるため、意外と「分かりやすく」も感じ、このキャラにも「納得」な上に、演出も、本当に「自然」だと感じられましたね。

 

 

 

それでは、公開されている「本編映像」を、ちょっと見てみましょう...。

 

 

 

「オープニング」からして、「そりゃないぜ...」って感じの「始まり」ですよね...。

 

「謎のマウント」って、たしかに...!! (爆)

 

(追加)この「出会い」が、文字通り、物語の動き出す「きっかけ」ともなるのですが...。

 

このあたり、「インタビュー」でも話されていた通り、「A面」、「B面」といった見方が出来る場面ですよね...。

 

そう、そして「この場面」にもつながっていって...。

 

 

 

実際に映画を見てみると分かりますが、この、「A面」、「B面」という手法...。

 

 

「同じ場面(物語)」を、主人公ふたりの「それぞれの視点で見た場合」という手法は、まさに、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」でも見られたもので、それこそが、この物語を読み解く「カギ」ともなっているのです...。

 

 

 

(参考)「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」予告編(2016)

 

 

(この作品も、「京都」が「舞台」です!!)

 

 

 

 

映画「ぼく明日」についての記事一覧。

 

 

 

その岡田将生さん、清原果耶さんも「素敵」ですが、その「幼少時代」を演じた、柊木陽太さん(ひいらぎひなた)(2011-)、加藤柚凪さん(かとうゆずな)(2015-)もホント「スゴイ」!!

 

先の「舞台あいさつ」での話しぶりを聴いていても、「もはやただものではない」と感じるほどの「スーパーキッズ」です...。

 

 

 

最後に、この映画には、今年2月22日に「急逝」された、笑福亭笑瓶さん(1956-2023)も出演されていて、まだまだ「元気な姿」、「元気な声」で、「写真店の店主」、「ラジオのDJ」の、「一人二役」を演じられています。

 

この作品が、「遺作」となりましたね...。

 

 

 

今回の映画に出演されている笑瓶さんを見て、私は、「古い映画」で恐縮ですが、牧瀬里穂さん(1971-)が主演され、何と、「師匠」でもある鶴瓶さん(1951-)も出演されていた、「東京上空いらっしゃいませ」(1990)を思い出しました。

 

 

その映画でも、当時、「がん」と闘病していた出門英(ヒデ)さん(1942-90)が出演されていて、結果、「遺作」ともなってしまいましたが、同じように、「(ちょこっと)ファンタジー」な映画でもありました。

 

 

本当に、「そのこと」を思い出してしまいました...。

 

 

 

(参考)「東京上空いらっしゃいませ」予告編(1990)

 

 

 

 

 

あらためまして、笑福亭笑瓶さんのご冥福をお祈りしたいと思います。

 

 

合掌...。

 

 

笑福亭笑瓶(1956.11.7-2023.2.22)

 

 

 

 

今回のこの映画、「1秒先の彼」...。

 

 

本当に、「優しく」て、「軽やか」で、とても「素敵」な作品だと思います。

 

 

やっぱり「大のお気に入り」ともなりましたので、ぜひぜひ、「お薦め」したいです!!

 

 

ぜひ、「劇場」にてご覧ください!!

 

 

 

...となれば、「次」はこの映画ですが...。

 

 

「2時間43分」!!

 

 

...明日(21日)、ホンマに見に行けるんかいな...。

 

 

映画公式サイト

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)