「今回の記事」は、「最初の記事」から数えて、何と、「11回目」の「リレー」(「リブログ」)ということになります...(「1記事」飛ばしたけど...笑)。

 

 

「献身的な愛」を歌ったこの曲は、まさに、劇中のペニーの姿「そのもの」であり、「本作の主題歌」として、「これ以上はない」名曲...。

 

レディー・ガガ(1986-)が歌う、この「Hold My Hand」も、もちろん、「アカデミー賞歌曲賞」に「ノミネート」されています!! 

 

その「発表」は、日本時間「3月13日」となっています。

 

アイスマンと会って、少しは「吹っ切れた」様子のマーヴェリックが、「訓練」を休んで、部下たちと、「ビーチフットボール(アメフト)」のゲームを楽しむ場面で使われたのが、こちらの曲、「OneRepublic」の、「I Ain't Worried」です。

 

かつて、父親「グース」が、「親友」でもあった「マーヴェリック」とともに歌っていた歌を、「弾き語り」で、「仲間たち」とともに歌い、踊るという場面の「ルースター」...。

 

この曲、「Great Balls of Fire」(1957)を「大ヒット」させた「オリジナル」の歌手、「ロックンロールのパイオニア」、ジェリー・リー・ルイスは、2022年10月28日、「87歳」にて「逝去」されました。

 

 

この場をお借りいたしまして、あらためて、ジェリー・リー・ルイスのご冥福をお祈りしたいと思います。

 

 

合掌...。

 

 

ジェリー・リー・ルイス(1935.9.29-2022.10.28)

 

 

 

こちらは、「4K UHD & Blu-ray」のセット。

(今作のBlu-rayには、「フランス語音声/字幕」までは収録されていない...残念!!)

 

 

こちらは、「Blu-ray & DVD」のセットです。

 

「第1作」(1986年)とのセットも発売されました。

 

 

こちらは、「オリジナル・サウンドトラック(デラックス・エディション)」(CD/限定盤)です。

 

 

映画公式サイト

 

 

これまでの記事(われながら、「よくここまで書いた」と、今でも思います...)。

 

 

 

さて...

 

 

いきなり、「何と何と..」ですが...

 

 

「こんな機会、たぶんもうない...」

 

 

と思われていたことが、突然、「現実のもの」となって「よみがえり」ました...!!

 

 

 

2022年5月27日、「日米同時公開」となった、「巨大な黒船」にして、「(私にとっての)映画の年2022年の二大横綱」の「ひとつ」でもある名作、「トップガン マーヴェリック」...!!

 

 

 

「前回(元)の記事」(この記事は、その「リブログ」です)にも書いていたように、「福井」をはじめとした、「コロナシネマワールド」各館では、「2022年を代表する映画」として、「年末年始」に、「特別再上映」すら行なわれたのですが、私自身は、やはり、その「上映スケジュール」の都合と、「積雪」という「事情」もあって、結局、「(「本公開時」以降の)追加」で見ることは、「残念」ながら、叶うことはありませんでした。

 

 

もちろんそれ以前に、「2022年11月2日」には、すでに「Blu-ray」も発売され、「自宅で見る」ことも、充分「可能」になっていたわけではありますが...。

 

 

 

私の言う、「映画における横綱」の「定義」とは、

 

 

「何をおいても、今一番、"見たい" と感じる作品」

 

 

であることで、「何にも増して最優先」といった、「非常に強い意味」があります。

 

 

 

もちろんそれは、「作品の出来」についても言っていますが、現実に、このように、「上映終了」となった後でも、「機会」があった際に、「また見たいかどうか」といったことでもあり、この「トップガン マーヴェリック」、そして、「すずめの戸締まり」は、まさしく、「そうした作品」だと「言える」ということです。

 

 

だからこそ、「二大横綱」なのです...。

 

 

 

2月28日、「アレックスシネマ鯖江」に、「すずめの戸締まり」(「66回目」)を見に行った際、「3月3日」より、「約2週間」の予定にて(16日まで)、この、「トップガン マーヴェリック」の「再上映」が行なわれるという「告知」(「立看板」)が出ていたことを、私は、決して「見逃す」ことはありませんでした。

 

 

こちらは、「映画公式サイト」内での「告知」です(「記念」となる、「入場者プレゼント」の情報もあります。もちろん私は、「ゲット」いたしました!!)。

 

 

 

その後「発表」された「上映スケジュール」によると、残念ながら、「テアトルサンク」での上映はなく、この「アレックスシネマ鯖江」での上映も、どうやら、「16時10分」からの「1回」のみにとどまるような感じでしたが、「福井コロナシネマワールド」では、「日中の早い時間」にも「上映予定」が組まれていて(「4日」には、「1日2回上映」)、しかも、期間中の天候も、概ね「安定」していることから、「今度こそはチャンス!!」とばかりに、その「期待」も、大きく「膨らむ」ことになったのです。

 

 

そこで、「都合の良い日時」を「確認」してみたところ、7日火曜日から9日木曜日にかけては、「12時10分から」と分かり、まさに「願ったり叶ったり」でもあったのですが、対するもう一方の「横綱」、「すずめの戸締まり」も「12時20分から」ということで...(まさに、「直接対決」。「時間帯丸かぶり(「真裏」じゃ!!)」...笑)。

 

 

何とも「悩ましい」限りだったのですが、「トップガン マーヴェリック」は「2週間限定」ということもあり、「7日」は、本当に思い切って、こちらの、「トップガン マーヴェリック」の方を選んだのでした...。

 

 

このことからも、「一時的」にせよ、この「2作品」以外の「他の作品」が、「完全」に、「アウト・オブ・眼中」となっていることが「よく分かる」と思います。

 

 

 

 

まさに、「横綱」!!

 

 

「横綱」、圧倒的!!...

 

 

 

 

...というわけで...

 

 

 

本当に何と、「2022年10月27日」以来、およそ「4ヶ月ぶり」となる、「劇場」での「トップガン マーヴェリック」...。

 

 

しかも、「本公開時」の「メイン」でもあった、「福井コロナシネマワールド(スクリーン10)」での、「ドルビーアトモス JET音上映(「音量大きめ」)」...。

 

 

「この条件」では、実に、「2022年9月29日」(「第1作(1986)」との、「2作連続上映」の期間中)以来ということにもなり、これでちょうど「40回目」です(「福井コロナシネマワールド」では、「県内上映最終週」に、「通常上映」にて「4回」、追加で見てもいます)(↑↑)。

 

 

 

そしてこれで、「劇場」で見た「総合計」も「更新」となり、こちらも何と、「72回(!!)」ということになりました。

 

 

 

「福井コロナ」の、「スクリーン10(ドルビーアトモス)」に入ること自体、「その時」以来...。

 

 

 

「再上映」であるのに、「ワクワク感が止まらない」というのは、まさに「このこと」だと思いました。

 

 

 

すでに「Blu-ray」も「購入」しているのに、「記事」を書く際、何度も画面を止めて「確認」していたために、実はまだ、一度もきちんと、「最初から最後」まで、「通し」では見ていないという有様...(そのまま「終盤だけ」、ということはありましたが、「11月」以降は、とにかく、「記事を書くこと」と、「すずめの戸締まり」だけで、「いっぱいいっぱい」でもありましたから...)。

 

 

 

そんなこともあって、何だか、「ホントに久しぶり」といった感じで、「新鮮」でもありました。

 

 

 

もちろん、すでに、「すべての場面」が頭に入っているので、「長さ」(131分)を感じることも、まったくありませんでした。

 

 

しかしすでに、「すずめの戸締まり」も「経験」しているからか、見ていて私は、この2作品に「共通」している、「あること」にも気づきました...。

 

 

...それは、「いまさら」ではありますが、「命の重さ」についての「描かれ方」です。

 

 

この「両作」では、やはり、「命の重さ」がテーマになってはいるものの、「主人公」である「マーヴェリック」(演:トム・クルーズ)、あるいは「鈴芽」(CV:原菜乃華)はどこか、

 

 

「いつでも死ぬ覚悟は出来ている」

 

 

みたいな「設定」となっていて、特に「序盤」は、「そのような感じ」で描かれてもいます...(「マーヴェリック」であれば、「ダークスター」のシーン。「鈴芽」は、その「言動」から、かなり「長い」間...)。

 

 

それが、マーヴェリックの場合は、「ペニー」(演:ジェニファー・コネリー)と「再会」し、さらに、はるか「昔」に、「不慮の事故」で亡くなった、「相棒で親友」だった「グース」(演:アンソニー・エドワーズ)の、その息子「ルースター(ブラッドリー)」(演:マイルズ・テラー)が、父親の歌っていた歌(「Great Balls Of Fire "火の玉ロック"」)を憶えていて、それを、「仲間」たちと歌い踊る姿を「目撃」したこと。

 

ペニーと、「成長」したその娘、「アメリア」(演:リリアーナ・レイ)との、その「良好な親子関係」を目の当たりにしたこと。

 

さらには、「旧友」でもあった海軍大将(「総司令官」)、「アイスマン」(演:ヴァル・キルマー)の「死」も、「契機」となったことでしょう。

 

 

「ミッションで死ぬかも知れない」ことについて、「終盤」では、明らかに、その「不安」が、「表情」にも、「セリフ」にもあらわれていました。

 

 

 

「鈴芽」の場合は、「幼少期」に、「東日本大震災」で母親と「死別」し、「生きるか死ぬかなんて、ただの運なんだって、小さい頃からずっと思ってきた...」と、草太の祖父、「羊朗(ひつじろう)」(CV:松本白鸚)にも明かしたように、「無謀」とも思える「言動」が、(「目立つ」くらいに、)しばしば見受けられました。

 

「要石」となってしまった草太を救うため、「死者の場所」だという「常世(とこよ)」へまでも赴くという、「悲壮」なまでの「覚悟(決意)」も、その「最たるもの」と言えるかも知れませんが、その「ひたむきさ」は、ひとえに、「草太を想う」がゆえのもの。

 

その「草太」(CV:松村北斗)も、「閉じ師」として、「必要であれば、自身が要石となる覚悟もあった」ことが、羊朗の言葉からもうかがえるのですが、それが、「鈴芽」と出会ったことによって、次第に、「生きたい」という、「願い」へと変わっていったようです。

 

そして、ともに、「生きたい」、「死ぬのは怖い」という「結論」に至ったことこそが、まさに、「あの奇跡」を生み出したと言えるのです...。

 

 

 

これは、大変「重要」なことです。

 

 

決して、「身勝手な理屈」ではなく、「人間の成長した証」なのです。

 

 

これらを、「正しくくみ取る」ことこそが、「本当に大切なこと」だと言えるでしょう...。

 

 

 

そして...

 

 

 

あんなに「強気」だった「ルースター」が、実際に「戦場」に赴く際には、やはり「強い不安」を抱えていたこと。

 

そして、そのルースターを巻き込み、「ともに死が避けられない状況」にまで追い込まれてしまったことで、「心」から、「グース」に詫びるマーヴェリック...。

 

「現実」には、「あのような奇跡」が起きることはほぼ「ない」と思いますから、「せめてもの救い」と、言えるでしょうね、「その後」のシーンは...。

 

 

そもそも、「死を覚悟」していたマーヴェリックが、「敵基地」から、「かつての愛機」でもあった「F-14」を奪って「脱出」を図ろうとしたのも、すべては、「絶体絶命」の「大ピンチ」をルースターに救われたことで、「絶対に生還してみせる」との「想い」が、「強く」、「大きく」もなったから...(「ホンドー」や「ペニー」たちに、「もう一度会いたい」と思うがために...)。

 

 

 

というわけで、本当に「久しぶり」の「トップガン マーヴェリック」は、「本公開当時」よりもさらに「深く」考えさせられる、大変「有意義」な鑑賞になったと思います。

 

 

もちろん、「劇場の大スクリーン」で、再び見ることが「叶った」ことも「良かった」と思います。

 

 

この作品は、やはり、「劇場で見るべき作品」です。

 

 

「未見」の方は、ぜひ、「この機会」にどうぞ...。

 

 

 

最後にいま一度、「補足」を入れておきましょうかね。

 

 

 

「これから見られる」という方で、「第1作」(1986)をすでにご覧になっている方。

 

 

「公務(軍務)中」のマーヴェリックの「肩章(階級章)」に注目。

 

「第1作」の頃は、現在の「ルースター」たちと「同じ階級(大尉)」でしたので、着けていた「階級章」も「同じ」でしたが、今作のマーヴェリックは、「3階級上」である「海軍大佐(Captain/CAPT)」で、まさに「軍幹部」です。

 

「注意」して見ないと「気づかない」かも知れませんが、デザインされている「銀色のワシ」が、その「階級章」となっています。

 

「海軍」の「飛行部隊」に「30年以上」在籍し、その「功績」から言っても、すでに「将官」でも「おかしくはない」のですが、「現場にいられなくなる」ため、あえて、「それ(現在)以上の昇進」を「固辞し続けている」ということです。

 

 

 

あと、「フェニックス」(演:モニカ・バルバロ)については、やはり「この方」が、「興味深い」記事を書いています。

 

 

「wizard03-angel32」さんの記事。

 

 

 

実際の「軍事作戦中」でも、マーヴェリックのすぐ下で、「副隊長」的な働きをしていた「フェニックス」...。

 

 

仮に、「続編」が「実現」するのならば、次作では、「少佐(Lieutenant Commander/LCDR)」ぐらいには「昇進」してるのかな?

 

 

「他の仲間たち」よりも、「ひと足先」に...。

 

 

 

また、「Coffin Corner(棺桶コーナー/ポイント)」も、実際に「航空用語」としてありますが(「高度」が上がると、飛行可能な速度の「上限」と「下限」が「接近」し、操縦が「極めて難しい」状況となること)、そのような「知識」がなくても、

 

 

「(飛行が)大変しんどいポイント」

 

 

「ひとつ間違えたら、即、死につながるポイント」

 

 

という「認識」だけで「充分」だと思います。

 

 

たぶん、マーヴェリック(「ここが最大の正念場」と発言)も、「サイクロン中将」(演:ジョン・ハム)(「今ごろ彼らは、 "棺桶コーナー" にいる...」と発言)も、「その意味」で言っていたのではないでしょうか...。

 

 

 

あと、「トマホーク」は、「この映画を見て導入を決めた」のかってこと、思っちゃいますよねえ、「タイミング的」にも...(思わず、「ツッコミ」たくなりました...)。

 

 

 

そして...

 

 

 

 

「うるさいな...」(爆)

 

 

 

...やはり、「これに尽きる」でしょうね...(笑)。

 

 

 

最後に、この映画を見た「劇場」での「印象」ということでは、やはり「テアトルサンク」の「テアトル1」(「レーザー4K」対応/「592席」)が、「6.8×16.0m」という「巨大スクリーン」で「大迫力」でしたね。

 

「福井コロナシネマワールド」で、「メイン」で見ていた、「ドルビーアトモス」対応の「スクリーン10」(「車いすスペース込み200席」)で「5.0×10.1m」、「最大規模」の「スクリーン1」(「338席」)でも、「5.27×12.52m」ですからね...。

 

「アレックスシネマ鯖江」の「スクリーンサイズ」はデータがありませんが、「最大規模」の「シネマ7」(「302席」+車いすスペース)で、「福井コロナ」の「スクリーン1」と「同じくらい」だと思います。

 

 

また、「福井コロナ」、「アレックスシネマ鯖江」は、概ね、スクリーンを「見下ろす」タイプの劇場なのに対し、「テアトルサンク」は、そのほとんどの席で、「見上げる」タイプの劇場です。

 

「IMAX」とまではいきませんが、「テアトル1」では、やはり、「かなりの迫力」を感じることが出来ました。

 

この「テアトルサンク」を、「お薦めの劇場」として挙げたいですが、「全席指定」となったのが、本当に「最近」のことで(2019年2月から)、いまだに、「券売機」のない「窓口対応のみ」なので、「混雑時」には「行列」が出来てしまうという「難点」もあります(「今年の年明け」に、そのために入場を「断念」したということがありました...)。

 

 

その「解消」が、「今後の課題」だと言えるでしょう...。

 

 

 

...というわけで、今回はこのあたりで...。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

それではまた...。

 

 

 

(daniel-b=フランス専門)