「予告編」です。

 

「映画本編」を見た後に見直してみると、本当に、「よく出来た予告編」だと思いますね...。

 

こちらは、年明け以降の「特報3」ですが、実際に「劇場」で見た回数が多かったのは、「こちら」の方だったかも知れません...。

 

 

今作でも、「見どころガイド」が公開されました。

 

ナビゲーターは、今作の「ゲスト」で、「パーフェクトネコ型ロボット」ソーニャを演じた、「King & Prince (キンプリ)」のメンバー、永瀬廉さん(1999-)。

 

この「ガイド」も、「要点」は押さえつつ、決して「ネタバレ」していない、「パーフェクトな出来」だと思います。

 

 

...それにしても...

 

最近の「アニメ作品」って、「ジャニーズ」の「攻勢」が「もの凄い」と感じる...(「声」も「演技」も、ホントに「素晴らしい」と思うからいいけど...)。

 

 

 

こちらは、「公開アフレコイベント」の映像。

 

 

藤本美貴さん(1985-)は、私たちの世代からは少し「懐かしく」も感じられますが、「モーニング娘。」の「リーダー」を務められたこともある人で、現在でも、「歌手活動」を続けていらっしゃる、まさに「現役」です!!

 

 

その永瀬廉さん、藤本美貴さん、そして、山里亮太さん(1977-)、堂山卓見監督(1980-)と、今作の「主題歌」を担当された、「NiziU(ニジュー)」のみなさんも参加した、大変「豪華」な、「完成披露試写会」の模様です(2月19日)。

 

こちらがその、今作の「主題歌」で、NiziUの最新シングル、「Paradise」の「公式MV」です。

 

そのNiziUのみなさんは、今作に関連して、現在、大阪市の「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」にて開催中の、「ドラえもんXRライド~のび太と空の理想郷(ユートピア)~」(2月23日~9月3日予定)を、事前に、「実際に体験」し、「オープニングセレモニー」にも参加されています。

 

 

「USJ」公式サイトより(「ドラえもんXRライド」について、「詳しく」はこちらを)

 

 

 

 

こちらの「オリジナル・サウンドトラック」には、主題歌「Paradise」の収録はありません。

 

「小説版」も発売されました。

 

 

 

映画公式サイト

 

 

映画「ドラえもん」に関する記事は、こちらにまとめてあります(今後、「再編」することも検討しています)。

 

 

 

さて...

 

 

「雪」もほぼなくなり、まさに「本格的な春の訪れ」を感じさせるタイミングでの公開となった、映画「ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」...。

 

 

「3月3日金曜日」は、この日「公開初日」であった、この映画を見に行って来ました。

 

 

「金曜日」は、やはり変わることなく「夜勤後」ですから、「寝不足」にも変わりはありませんが、「寝落ち」だけは避けるべく、充分に「気合い」を入れて臨みました。

 

 

そして今回、「当初の予定」では、やはり「ホーム」と目する、「アレックスシネマ鯖江」にて「初日」を迎えるつもりでしたが、「コロナシネマワールド」の「会員プログラムリニューアル」(3月1日から)にともない、まことに「遅まき」ながら(ホントに「遅い」、「遅すぎる」...!!)、「入会」の意志も固まったため、その「手続き」も兼ねて、「福井コロナシネマワールド」の方へと向かったわけです...。

 

 

まあ、「3月1日」にも、「福井コロナ」の方へ行っていたんですけれどもね...。

 

 

「福井コロナシネマワールド」公式サイト

 

 

 

(私は基本、「アナログ」な人間なので、「会員カード(実券)」があった方が都合がいい。...と言うより、「ない」と、まったく「意味がない」...)

 

 

 

...というわけで、普段よりは、少し「早め」に劇場に着くように出かけ、無事、手続きも「完了」させることが出来ました。

 

 

 

「ドラえもん映画」も、昨年3月4日公開の前作、「のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」よりすでに、「ドルビーアトモス」が「採用」されてはいますが、「現時点」では、この上映方式に「対応」している「福井コロナ」でも、「通常上映」のみとなっています(その代わり、収容人員数が「最大規模(338名)」である、「スクリーン1」での上映が「メイン」です)。

 

 

そして「この日」より何と、今年度の「アカデミー賞」(日本時間「3月13日」発表)に、「6部門」でノミネートされている、昨年の「(私にとっての)横綱映画」のひとつ、「トップガン マーヴェリック」の「再上映」(3月16日までの予定)も始まりましたが、「上映スケジュール」の都合により、今回は、その「両方」を見ることは「不可能」でした。

 

同時に、もう一方の「横綱」、「すずめの戸締まり」も、いよいよ上映回数が限られて来ていて、やはり、「日」や「劇場」をあらためないことには、もはや、見れるチャンスが「ない」ことも、「現実」となって来ました...。

 

 

なので、この日は、「ドラえもん」の「1作」のみということにとどまりました。

 

 

金曜の「上映初日」に行くというのは、「混雑を避けることが出来る」という「メリット」もたしかにあります(特に今回は、「(新規)入会手続き」ということもあったし...)。

 

 

 

今回の作品、「のび太と空の理想郷(ユートピア)」は、「完全オリジナル」の「新作」となります。

 

 

私自身の「最初の予想(想像)」では、1992年公開の「大傑作」、「のび太と雲の王国」のようなイメージだったのですが、特に、「リメイク」というわけでもありません。

 

「期待値」としても、それほど「高い」わけでもなかったのですが、こればかりは、「見てみないと分からない(たしかなことは言えない)」ですから、事前にとやかく言うつもりもありませんでした。

 

 

藤子・F・不二雄先生(1933-96)の「存命当時」には(1996年公開の第17作「のび太と銀河超特急」まで。翌年公開の「ねじ巻き都市冒険記」は、その執筆途中で「逝去」されたため、「遺作」となりました)、映画公開の前年秋頃から、小学館刊行のマンガ雑誌、「コロコロコミック」で、その「原作マンガ」が「連載開始」となり、「公開直前」の号で「完結」するようになっていました(連載回数は「5~6回」)。

 

 

もちろん、「アニメ映画」の制作には「時間」がかかりますから、藤子・F・不二雄先生と、当時の芝山努監督(1941-)の間で、「綿密な打ち合わせ」が行なわれていたであろうことは想像に難くありませんが、当時の、「ファン」としての「映画の見方」ということで言うと、「原作」をしっかりと「読み込む」ことで、「各回のつなぎ目」を「意識」しながら見ていたり、「神的」とすら言われる「芝山マジック(演出)」が、「本編中」で、どのように「発揮」されているかを「確認しながら見る」など、むしろ、「制作者サイド」に「近い」見方をしていたのだと思います。

 

当時は、事前に「前売り券」を、「10枚」くらい「一括購入」もしており(「映画ドラえもんの前売り券」のことを、この当時は、私自身、「ドラ前券」と呼んでおり、現在でも、「当時」のことを、「ドラ前券時代」と言ったりしています)、それだけ、「期待値」も「高かった」のですが、それが「裏切られることがない」くらい、「レベルの高い作品」を「連発」していたこともまた「事実」でしたので、当時は、本当に「最強タッグの時代」だったと、そう「言い切る」ことが、「現在」においても、「出来る」わけです。

 

 

そして、その「藤子・Fマインド」、「芝山マインド」は、その「弟子」や、「ファン(である/であった人)」たちの手によって、「現在」にまで受け継がれているとも言えるのです。

 

 

現在の「映画の見方」というのは、「その当時」とはまるで「逆」で、「予備知識」など一切持たずに、「本編」を見ることが「普通」となっています(現在では、「原作マンガ」の連載もありませんしね...)。

 

 

「事前」に、「公式サイト」を「確認」することもほぼありません(「上映館の確認」は除く)。

 

 

そうして「今回」も、「新作映画」に臨んだというわけですが...。

 

 

 

今作では、まず、トマス・モア(1478-1535)の著書、「ユートピア」が登場します。

 

 

(「普通」ならば、その「訳語」が「理想郷」であるということも、「容易に理解出来る」ことだとは思いますが...)

 

 

のび太は、この「理想郷(ユートピア)」の話をきき、「もし本当にあったら...」と、「裏山」で考えていましたが、ふと空を見上げると、「三日月形」をした、謎の「巨大な島」が現われ、「一瞬」ではあったものの、たしかに、それを「目撃」していました...。

 

大慌てで、ドラえもんに「そのこと」を知らせたのび太は、さっそくそれを「探しに行く」ことを決意し、しずか、ジャイアン、スネ夫も連れて、「時間移動」も可能な飛行船、「タイムツェッペリン」に乗り込みました。

 

しかし、あらゆる時代を探しても見つかることはなく、あきらめかけていたところ、突如として、「それ」は姿を現し、しかも、その「攻撃」まで受けてしまい、「タイムツェッペリン」は、なすすべもなく、ただ「落下」していくことに...。

 

 

気を失っていたのび太たちが目を覚ますと、そこは、まさに「天国」のような楽園、「パラダピア」であり、「パーフェクトネコ型ロボット」、ソーニャ(CV:永瀬廉)とも、出会うことになったのです。

 

 

ソーニャが言うには、「ここで暮らせば、誰もがパーフェクトになることが出来、穏やかで幸せになれる」...。

 

 

のび太は、大いに喜び、「ここに住みたい!!」と目を輝かせますが...。

 

 

 

「近作」で言うと、2017年の「南極カチコチ大冒険」とも「テイストが似ている」と感じましたが(結末は、「あの名作」にも...)、そもそも、「ベース」となっている「ユートピア」自体が、「ある種の完全社会である一方で、実際には実現不可能」というお話...。

 

 

「うまい話にはウラが...」じゃないですけれども、「三賢人」という設定や、次第に「自分」をなくしていくジャイアンやスネ夫、しずかちゃんには、明らかに「違和感」も...。

 

 

「怪しい」と思われていた「侵入者」が実は...。

 

 

と言ってしまうと、即「ネタバレ」につながってしまうので、ここでおいておきましょう...。

 

 

 

ただ、ソーニャを演じた永瀬廉さん(1999-)の「声」と「演技」が、とても「素晴らしかった」ことは「特筆」出来ると思います(最近、アニメの「男性キャラ」は、「ジャニーズ」が「大攻勢」だな、ホントに...)。

 

 

この作品が、ここまで「感動作」になり得たのは、まさに、永瀬廉さんが「ソーニャ」であったことも「ある」と思いますよ!!

 

 

事前の「告知」でも、永瀬さん本人が出演されているのを何度も目にしていましたが、その時は、実は「冷めた目」で見ていました...(本当に、大変「失礼」いたしました...)。

 

 

ホントに、この映画も、「107分」はあるのですが、まったく「長さ」を感じさせることがありませんでした。

 

 

それだけの、大変「優秀」な作品だと思います!!

 

 

 

なお、私のこの記事よりも一足先に、「ナポリタン」様の記事もアップされていますので、こちらもどうぞ見てみてください!! (やはり、「大絶賛」です!!)

 

 

「ナポリタン」様の記事

 

 

 

...本当は、「エブエブ」も、「シャイロック」も見に行きたいんだけどなあ...。

 

 

「二大横綱」の「直接対決」の上に、この「ドラえもん」まで「良かった」となると、ちょっと「難しい」かなあ...。

 

 

 

ちなみに、その「二大横綱」、もうすぐ、「回数」でも「並び」ます...。

 

 

 

 

「コワッ!!...」(←「はらなのか~」の声で...笑)

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

それではまた...。

 

 

 

(daniel-b=フランス専門)