今回の記事(前回からの「続き」です)は、「最初の記事」から数えて、何と、「9回目」の「リレー」(「リブログ」)ということになります...(「1記事」飛ばしたけど...笑)。
いま一度、これらの「特別映像」をご覧ください...。
こちらは、「4K UHD & Blu-ray」のセット。
(今作のBlu-rayには、「フランス語音声/字幕」までは収録されていない...残念!!)
こちらは、「Blu-ray & DVD」のセットです。
「第1作」(1986年)とのセットも発売されました。
こちらは、「オリジナル・サウンドトラック(デラックス・エディション)」(CD/限定盤)です。
映画公式サイト
これまでの記事(テーマ独立いたしました!!)
さて...
それではいよいよ、「最終パート」、行ってみましょう...。
空母「セオドア・ルーズベルト(TR)」を飛び立って行く、4機の「F-18」...。
間もなく、マーヴェリックは、「空中統制機(早期警戒機) E-2D アドバンスド ホークアイ」(コールサイン「コマンチ」)と「交信」を始めます。
Maverick:Comanche, Dagger One. standby check in.
(「コマンチ」、「ダガーワン」スタンバイ)
Mission Controller(E2):Comanche 11, set.
picture clean. recommend Dagger continue.
(「コマンチ」了解しました
レーダーに敵機機影なく、問題ありません)
Maverick:copy. Daggers descending below rader.
(了解。レーダー覆域以下に降下する)
4機の「F-18」は、「雲海」を抜け、海面すれすれまで「降下」して行きます...。
(ここで、「レーダー映像」は、「コマンチ(E2)」のものに切り替わります)
Maverick:here we go. enemy territory up ahead.
feet dry in 60 seconds.
Comanche, Dagger One. picture.
(行くぞ...。前方に敵地
60秒で敵地上空へ入る
「コマンチ」、レーダー映像は?)
Mission Controller(E2):Comanche. picture clean.
decision is yours.
(敵機機影なし。攻撃開始よし)
Maverick:copy.
...Dagger attack.
(了解。
...攻撃開始)
...巡洋艦「レイテ・ガルフ」より、「ミッション支援」のための「トマホーク・ミサイル」が多数発射され、「敵航空基地」の破壊へと向かっていきます。
Mission Controller(TR):Tomahawks airborne.
(トマホーク発射)
Warlock:no turning back now...
(もう引き返せないぞ...)
頭上を通過し、敵地へと先行していく「トマホーク・ミサイル」を見送り、マーヴェリックは、全機に「攻撃準備」を伝えます。
Maverick:Daggers, assume attack formation.
(全機、攻撃態勢をとれ...)
ここで、「ミッション・タイム」である、「2分30秒」の「カウントダウン」のスイッチが入れられ、いよいよ、「敵地突入」となります...。
Maverick:going in...!! (突入...!!)
「訓練」同様に、「低空飛行」で渓谷に突入した一隊は、その至るところに、「SAM(地対空ミサイル)」が「配備」されていることを確認します。
「訓練中」には、あれほど「強気」だったルースターも、「死に直面」する「本番」では、やはり、その「恐怖」を隠せない様子...(その方が、よほど「人間らしくて良い」とも、私は思いました...)。
「敵地突入」から約30秒。「トマホーク」の着弾までもあと30秒...。
そこへ突然、「コマンチ」から「敵機2機出現」との報せが...。
なぜいきなり出現したのか、「哨戒(パトロール)機」なのか、それは「明らか」ではありませんでしたが、「航空基地が破壊されれば反撃してくる。加速して先を越そう」と、マーヴェリックは指示を出します。
「目標」まであと1分20秒...。
その「恐怖」から、ルースターは次第に遅れていきますが、そうしている間にも、「トマホーク」が敵基地に「着弾」。
レーダーに映っていた敵機2機も、マーヴェリックたちが向かう「目標」方向へと、「進路を変更」してきました。
その「敵機」も、あと「2分」もすれば、「目標地点」に「到達」してしまいます...(「訓練中」にも話していた通り、「その1分の遅れ」がまさに「命取り」...)。
Fanboy:guys, we're falling behind.
we really got to move.
(おい! 俺たち遅れてるぞ
加速しろ!!)
Payback:if we don't increase our speed right now,
those bandits are gonna be waiting for us
when we reach the target.
(いますぐ加速しなかったら、目標地点で敵の待ち伏せを食うぞ!!)
Rooster:talk to me, Dad(=Goose)... (親父、助けて...)
Maverick:come on, kid, you can do it.
don't think, just do.
(がんばれ、君なら出来る
考えるな、行動しろ...!!)
その時、そのマーヴェリックのつぶやきに呼応するかのように、また、あたかも「目が覚めた」かのように、ルースターは、思いっきりスロットルレバーを押し込み、「急加速」します。
その様子に、ペイバック(演:ジェイ・エリス)もファンボーイも驚きますが、これでようやく、「ミッション」は、「次の段階」へと進みます...。
「先行」するマーヴェリック機とフェニックス/ボブ機は、いよいよ目標まであと「30秒」と迫り、より「命中精度」の向上する、「誘導レーザー照射装置」(「フェニックス/ボブ機」に搭載)の「最終動作確認」を行ない、「爆撃」に備えます。
(参考)詳しくは「こちら」を...。
Maverick:Phoenix, stand by for pop-up strike.
(フェニックス、ポップアップ攻撃のスタンバイを)
Phoenix:Dagger Three in position...
(「ダガースリー」、位置についています...)
Maverick:popping in three,two, one...
(行くぞ 3...2...1...)
...最初の「ハイGクライム(高重力急上昇)」から「背面飛行」へ。
その後、態勢を立て直して、ついに、「爆撃本番」...。
ボブが「誘導レーザー」を照射し、そこへ「照準」を合わせて「爆弾投下」!!
そして、「離脱」のための「最後のハイGクライム」は、まさに、「Coffin Corner(「棺桶コーナー」)」...。
この「最後のハイGクライム」では、その「うなりを上げる機体」が妙に「リアル」で、マーヴェリックたちの「表情」も、「真に迫る」ものでしたね...。
(また、「フェニックス」は、本当に「気が強く」て、バリバリ「ミッションの副隊長そのもの」に見えました...驚)
続く、ルースター機と、ペイバック/ファンボーイ機...。
「キルショット(致命弾)」を放つ、本当に「重要」な役割は、実は「こちら」です!!
しかし、これが「本番」の「怖ろしい」ところ...。
「誘導レーザー照射装置」の「不具合」で、ファンボーイが何とか「立て直そう」とするものの、このままでは、とうてい、間に合いそうもありません。
(「レーザー照射」担当のファンボーイが「焦る」姿も「リアル」ですが、この場面の英語、「deadeye!!(「デッドアイ」=ここでの意味は「不具合」)」が「デダイ」のように聴こえるからか、字幕が「撃てない!!」となっていたのは、ちょっとした「遊び心(? )」ですかね...。
また、「nearly there! nearly there!」が「(もう)すぐだ!すぐだ!」となっていたのも、これと「同じこと」だと思いました。
いずれにせよ、これが、「洋画における空耳」...。「面白い」ですね...)
「作戦司令室」のサイクロン中将の表情にも「不安」がよぎる中、ルースターは「時間切れ」だとし、「(より難易度の高い、)レーザー照射なし」での爆撃に挑みました!!
「最後のハイGクライム」のさなか、いったんは「陥没」した「目標地点」が、「爆発」によって一気に噴き上がり...
Mission Controller(TR):bull's-eye, bull's-eye, bull's-eye!!
(命中! 命中! 命中!)
「作戦司令室」からは「歓声」が沸き上がり、ウォーロック少将も、思わず「ガッツポーズ」。
そしてそれは、「待機中」のハングマンもまた「同じ」で...。
しかし、まだまだ「気を抜く」ことは出来ません。
先行するマーヴェリック機とフェニックス/ボブ機は、ようやく「頂上」へと抜け出ましたが、そこにもやはり、敵の「SAM(Surface-to-Air Missile)=地対空ミサイル」が待ち構えていて、「レーダー探知」によって、容赦なく、それらを浴びせて来ます。
マーヴェリックたちは、「フレア(発光弾)」を使うなどして、ミサイルから機体を防御し、ルースターたちの到着を待ちます...。
(参考記事)実際には、「現代の航空戦」ではもはや、 「気休めにしかならない」とも言われているようですが...。
ようやく、ルースター機と、ペイバック/ファンボーイ機が追いつきましたが、それにともない、発射されるミサイルの数も多くなり、4機は、とにかく、その「防御」に「全精力」を傾けます。しかし...
「SAM」との「激闘」が続く中、ルースターの「フレア」が底をついてしまい、追尾してくるミサイルを「避けきれない」、まさに、「大ピンチ」に陥ってしまいました。
マーヴェリックは、ルースター機に覆い被さるようにして、「フレア」で「防御」しますが、態勢を立て直す間もなく、そこへ飛んで来た「別のミサイル」が襲いかかり...
Phoenix:Dagger One is hit!!
I repeat, Dagger One is hit!!
Maverick is down!!
(「ダガーワン(隊長機)」被弾!!
繰り返します。「ダガーワン(隊長機)」被弾!!
マーヴェリック隊長機が、撃墜されました!!)
...「フェニックス」の、「悲鳴」にも似た声が上がり、「作戦司令室」は、思わず、「凍りつき」ました...。
逆に「騒然」となった「現場」では、マーヴェリックの「行方」を探すも、「コマンチ」より「敵機接近」の情報が入り、しかも、「遭遇まで約1分」とのことから、サイクロン中将は、「全機帰投せよ」との「苦渋の決断」を下し、伝えます...。
Rooster:what about Maverick? (マーヴェリックはどうするんだ!!)
Cyclone:tell him there's nothing he can do for Maverick,
not in a goddam F-18!!
(*奴に伝えろ。「君がマーヴェリックのために出来ることなど何もない。
F-18ごときではな」、と!!) *「ミッション・コントローラー」へ
Hangman:Dagger Spare request permission
to launch and fly air cover.
(「ダガースペア」より「発艦許可」を!!)
Mission Controller(TR):negative, Spare...
(*却下する) *「サイクロン中将」の意向
Warlock:launch search and rescue... (「救助隊」を...)
Cyclone:negative. not with bandits in the air.
(却下だ。敵がいるのは、空だけではない)
Hondo:but, sir, Maverick is still out there.
(しかし中将、マーヴェリックはまだそこに...)
Cyclone:we are not losing anyone else today!!
get'em home now.
(今日は、もうこれ以上犠牲を出すわけにはいかない!!
*帰投させろ) *「ミッション・コントローラー」に
Mission Controller(TR):Dagger, you are not to engage.
repeat, do not engage.
(「ダガー(トゥー)」、救助は不許可
繰り返す。救助は不許可...)
サイクロン中将からの「帰投命令」に、「失望」と「怒り」をあらわにするルースター...。
フェニックスとボブの「説得」にも応じることなく、どうしても、「諦めることが出来ない」様子で...。
(ヘルメットのバイザーに流れるように映る「敵地の風景」に、本当に、「いろんな思い」が去来しているんだなあ、ということを感じました...)
(*これ以降は、「ネタバレ部分」となります...)
パラシュートで脱出していたマーヴェリックは、雪の舞う中で目覚めますが、程なく、敵の「攻撃ヘリ」が接近してくるのが目に入り、急いで、その場を離れようと試みます...。
「携行品」を捨てて身を軽くし、「銃撃」を受けるも、「素早い動き」で何とかかわしたマーヴェリック...。
しかし、倒木の陰に隠れるも、低空を回り込んで来る「攻撃ヘリ」を前に、まさに「絶体絶命の大ピンチ」に陥ります。
「至近距離」で、その「機関銃」が、マーヴェリックに「狙い」を定めたその時...
ヘリは、突然「大爆発」を起こし、マーヴェリックの眼の前で、「墜落」して「炎上」します!!
その「背後」を通り過ぎて行く、1機の「F-18」...(もちろん、この機による「撃墜」です...)。
マーヴェリックの不安をよそに、飛行を続けるその「F-18」は、やはり「SAM」に「撃墜」され、マーヴェリックを「慄然」とさせました...。
Mission Controller(TR):Dagger Two(=Rooster) is hit.
Dagger Two is hit...
(「ダガートゥー」被弾!!
「ダガートゥー」被弾!!...)
(ここで、思わず「涙」のこぼれ落ちたホンドーの姿が、大変「印象」に残りましたね...。
そして、自身ではもう、「どうすることも出来ない」、ハングマンのあの「無念の表情」も...)
マーヴェリックは、「墜落」したその「すぐそば」を落下してくるパラシュートを目がけて、とっさに「森林」の方へ向かって走り寄って行き、ついには、ルースターとの「再会」を果たしました。が...
Maverick:what are you doing here?
(こんなところで何をしている!!)
Rooster:what am I doing here?
(何って...!!)
Maverick:you think I took that missile
so you could be down here with me?
you should be back on the carrier by now!!
(せっかく助けたのに
こんなところに、私と一緒にいるとはどういうことだ
今ごろは、「帰投」しているはずだろう!!)
Rooster:I saved your life! (そっちこそ、助けたのに!!)
Maverick:I saved your life. that's the whole point.
what the hell were you even thinking?
(君を助けようとして撃たれたんだ
君はいったい、何を考えているんだ!!)
Rooster:you told me not to think!
(「考えるな」って言ってたじゃないか!!)
...........
Maverick:well..., it's good to see you. (...まあ...無事で良かった...)
Rooster:it's good to see you too.
...so what's the plan?
(こっちも、また会えて良かったよ
...それで、この後は?)
マーヴェリックは、ルースターを連れて、「トマホーク・ミサイル」で破壊された「敵基地」の様子を見に行きますが、そこで、「あること」に気づき、さらに「近く」まで足を運びます。
...そこには、唯一、「爆撃による破壊」を免れて残っていた、「無傷の戦闘機」がありましたが、それが実は...
Rooster:you've got to be shitting me...
an "F-14" ?
(まさか! 冗談だろ? 「F-14」を?)
Maverick:I shot down three MiGs in one those.
(あれで昔、敵の「ミグ」3機を撃墜したんだ...)
Rooster:we don't even know if that bag of ass can fly.
(今さら、あんなものが飛ぶことが出来るのかよ?)
Maverick:let's find out. (...試そう!!)
Rooster:Mav(=Maverick)!!
...okay...
(マーヴ!!
...分かったよ...)
「F-14 "トムキャット"」は、「第1作」の1986年当時には、実際に、アメリカ軍の「主力戦闘機」であり(1974年運用開始、2006年退役)、もとから「2人乗り」となっています(当時、「ソ連の脅威」に悩まされていたイランも導入していましたが、その後、「反米国家」となったため、アメリカでは、「補修用部品」をすべて「廃棄」としたそうです。そのため、「今作の舞台」は、「*イラン」が「モデル」ではないかとする声も多く聞かれます...ここだけの話)。
(*あくまで「俗説」です。本作は「フィクション」であり、「敵国」も、「架空の国家」として設定されており、「実在の国家」とは、何ら関係ありません)
敵基地の「混乱」に乗じて、「F-14」での「脱出」を図るマーヴェリック...。
すでに「旧型機」のため、「発進」させるまでの「手順」をルースターに説明し、自身は、「本当に久しぶり」の「F-14」のコックピットで、エンジンを「始動」させるマーヴェリック...。
Maverick:okay. wow...
it's been a minute, huh, Mav(=Maverick)?
(いいぞ...
何て懐かしい...!!)
Rooster:oh, my God...
this thing is so old...
(なんてこった... これは、「古代の遺物」か...!?)
「後席」に飛び乗ったルースターは、見たこともない、「マニュアル(手動)方式の装置」に「驚き」ながらも、発進するマーヴェリックに身を委ねます。が...
「離陸直前」になって、マーヴェリックは機を停め、「飛び立てそうもないその状況」に、ルースターも「意見」しますが、マーヴェリックは、「F-14」の「特性」でもある「可変翼」を「展張」して、この「悪条件」の「打破」を試みます...。
「(破壊された)滑走路」ではなく、「非常に短い誘導路」から「離陸」しようとしていることに「意見」したルースターに、マーヴェリックが返した「その言葉」とは...
「うるさいな...」(爆)
これ、「英語字幕」では「just hang on」(「ちょっと待ってろ」/「つかまってろ」)となっていましたが、「そのようには聴こえない」ことはもはや「明らか」で、まさに、「日本」に向けた「サービス」ではないかと...(「日本人(日本語ネイティヴ)」じゃないと、もしかすると「気づかない」かも...。ちなみに、「日本語字幕」では「何も言うな」でした)。
「(ちょっと)黙ってろ」ではないところが、逆に「目立ちすぎる」ことなく(?)、「さりげなく(?)」も聴こえることから、日本以外の国では「全然OK」だったのかも...(トム・クルーズはやはり、「親日家」で、「日本語マニア」。それにしても、「うるさいな」では「口が悪過ぎ」ですが、大佐...笑)。
「無茶な離陸」のため、建造物を通過する際、避けきれずに「前輪」を失いましたが、その後は正常に「上昇」。
ルースターは、自身の現在位置を知らせる「追尾信号」の発信装置を「オン」にしますが、それが「超音速飛行」となっていたことから、作戦司令室のウォーロック少将も、サイクロン中将も、その状況を「疑問」に感じます。
しかし、「F-14が接近中」という「別の情報」も入り...
Warlock:can't be...
it can't be...!!
(まさかそんな...あり得ない...!!)
Cyclone:Maverick... (...マーヴェリックだ...!!)
(「この場面」のサイクロン中将、「涙目」でした...)
一方、無事に飛び立てたのはよいものの、ルースターはもちろん、「F-14」は「初めて」で、空母と連絡を取るための「無線の入れ方」が分かりません。
マーヴェリックは、「無線のチャンネル(「UHF-2」)」は憶えていましたが、何しろ「後席」は、ルースターの「父親」で、「相棒」でもあった、「グース」(演:アンソニー・エドワーズ)の担当で...。
「300個」もあるブレーカーの中から、ルースターは、「その1つ」を探し出すことになりました...。
しかしそこに、ミッション中に「接近」していたと見られる「敵機2機」(ロシアの「Su-57」がモデルと言われています)が現われ、「緊張」が走ります。
マーヴェリックは、「奴らは、私たちがもう死んだと思っている。落ち着いて、味方のフリをするんだ...」と話しますが、敵の出す「ハンドサイン」が理解できなかったことから、「まさかの交戦」という「大ピンチ」に追い込まれました...。
Maverick:...all right, listen up.
when I tell you,
you grab those rings above your head.
that's the ejection handle...
(...いいか、よく聴け
私が合図をしたら、頭上にあるリングをつかむんだ
それが、「緊急脱出用のハンドル」だ...)
Rooster:Mav(=Maverick), can we outrun these guys?
(マーヴ、俺たち逃げられる?)
Maverick:not their missiles and guns.
(逃げられない。撃ち落とされるだろう...)
Rooster:then it's a dogfight...
(...それなら「ドッグファイト(空中戦)」だ...)
Maverick:an F-14 against fifth-gen fighters?
(「(旧式の)F-14」対、「(最新鋭の)第5世代戦闘機」か...)
Rooster:it's not the plane, it's the pilot...
you'd go after'em if I wasn't here.
(「戦闘機の差」じゃない。勝敗は、「パイロットの腕の差」だ...
俺がいま、ここにいなかったら、戦うんじゃない?)
Maverick:but you are here... (でも今は、君がそこにいるだろ...)
Rooster:come on, Mav(=Maverick).
don't think.
just do...
(それ、違うだろ...?
「考えるな」...
「行動しろ」...)
ルースターの言っている、「it's not the plane, it's the pilot...」は、訓練中の「講義室」で、マーヴェリックに向かって叩いていた「大口」でした。
それが、マーヴェリックの声を荒げさせ、その後の、ルースターとハングマンの、「あわや大乱闘」にもつながったのですが、言っていることには、まったく間違いはありません。
そしてここでは、マーヴェリックが、「教範にとらわれ過ぎ(考え過ぎ)で、行動の遅い」ルースターのために言っていた、「don't think, just do」が「そのまま」、ルースターからマーヴェリックに「返されて」います...。
...というわけで、やはり「130分」もある大作を「詳述」しようとなると、「まとめる」には、「4回」でもまだ足りませんね...。
「ここまで」で「約111分」ですから、実は、本当に、「もうすぐ終幕」でもあります。
ここまで書いてしまったからには、もう、「ここで終わる」手は考えられません。
やはり、「少し遅れる」かも知れませんが、次回、「総まとめ」も兼ねて、「結末」まで書くことを、どうかお許しください...。
最後に、「歌手」でもあった俳優、渡辺徹さんが、11月28日に逝去されていたことが、2日報じられ、「3日朝刊」にも掲載されました...。
まだまだ若く、何よりも、本当に「突然」のことで...。
渡辺徹さんは、「私たちの世代」にとっては、とても「懐かしく」もあり、それでいて、「現在」においてもなお、「活躍されていた」という印象...。
本当に「信じられない」という思いでいっぱいです。
この場をお借りいたしまして、謹んで、渡辺徹さんのご冥福をお祈りしたいと思います。
合掌...。
渡辺徹 (1961.5.12-2022.11.28)
(daniel-b=フランス専門)