今回の記事(前回からの「続き」です)は、「最初の記事」から数えて、何と、「8回目」の「リレー」(「リブログ」)ということになります...(「1記事」飛ばしたけど...笑)。

 

(書きたいことが多過ぎて、どの記事も「遅れ気味」、順番も「バタバタ」ではありますが、取りあえず、「早く書けるもの」から順に、「確実」に書いていきたいと思います...)

 

 

 

現在、すでに「配信中」の、「U-NEXT」からの「特別映像」(「字幕版」)...。

 

「特別」とは言っても、まさに、「本編映像」のまるまる「切り抜き」です。

 

 

「前々回の記事」(ついにBlu-ray発売!! 「前編」)で書いている、「訓練初日」の模様が、ほぼ「そのまま」紹介されています...。

 

 

 

こちらは、「4K UHD & Blu-ray」のセット。

(今作のBlu-rayには、「フランス語音声/字幕」までは収録されていない...残念!!)

 

 

こちらは、「Blu-ray & DVD」のセットです。

 

「第1作」(1986年)とのセットも発売されました。

 

 

こちらは、「オリジナル・サウンドトラック(デラックス・エディション)」(CD/限定盤)です。

 

 

映画公式サイト

 

これまでの記事(テーマ独立いたしました!!)

 

 

 

さて...

 

 

現在は、「はらなのか~はらじゃないのか~どっちなんだい~」って感じなのですが(笑)、「この記事」に関しては、「最後」まで、確実に、仕上げていきたいと思います(当然、この先、「ネタバレ部分」も含まれます。ご了承ください...)。

 

 

 

ルースターとマーヴェリックの「いさかい」の間に、「沈痛な面持ち」で入って来たウォーロック少将...。

 

 

少将が伝えに来たのは、マーヴェリックのかつての「戦友」でもあった、アイスマン海軍大将の「死」でした...。

 

 

 

サイクロン中将をはじめとして、「海軍関係者」が一堂に会して、「厳か」に営まれた、アイスマン海軍大将の葬儀...。

 

 

自身の「海軍航空部隊記章(バッジ)」を、その拳で、アイスマンの棺に打ち付け、涙ながらに、「行く友」を見送るマーヴェリック...。

 

 

葬儀の後、マーヴェリックは、「君の悲しみは分かる。好きなだけ休むといい...」とサイクロン中将から告げられますが、それは、事実上の「教官解任」でした。

 

 

マーヴェリックは、「ミッション(軍事作戦)」が「間近」に迫ってもいることから、「困難」ではあっても、「実行可能」であることを教える必要があると中将に申し出ますが...

 

 

「君が教えているのは、"(実行)不可能" だということだ」

 

 

と返され、有無を言わさず、一方的に、「(教官を)交代する」、「君は永久に飛行禁止だ」との「非情な通告」を受け、「強制退室」させられました。

 

 

 

その「知らせ」は、すでに、ペニーのもとにも入っており、ペニーは、憔悴しきったマーヴェリックを出迎えます...。

 

 

Penny:I heard... I'm sorry... 

what are you gonna do? 

(聞いたわ... 残念ね...

これからどうするの?)

 

Maverick:Ice is gone.

what choice do I have?

(アイスは死んだ

もうどうしたら良いのか...)

 

Penny:you'll have to find a way back on your own.

(何とか飛べる方法を...)

 

Maverick:no, Penny.

I'm out.

this is over...

(いや、ペニー

除隊する

もう終わりだ...)

 

Penny:Pete(=Maverick),

if you lost your wingman up there,

you'd keep fighting.

you wouldn't give up.

 

(ピート...

あなたは、たとえ僚機を失ったとしても

戦い続ける人よ

決してあきらめずに...)

 

those are your pilots.

if anything happens to them,

you'll never forgive yourself...

 

(彼らは、あなたが育てたパイロット...

もし彼らの身にもしものことがあったら

あなたは絶対に、自分自身を許さない...)

 

Maverick:I don't know what to do.

(僕はどうすれば...)

 

Penny:but you'll find a way.

I know you will...

(「答え」は、きっと見つかる...

あなたなら...)

 

 

 

...翌日、「教官を引き継いだ」として、「新たな作戦」をサイクロン中将は提示しましたが、かえって、メンバーたちの生命を「危険」に晒すような、「無謀極まりない」ものであったため、一同は「困惑」します...。

 

 

(「意識喪失(G-LOC)」に至るような、「高重力急上昇(ハイGクライム)」を避ける代わりに、飛行高度を落とすことなく、低スピードで侵入するために、「敵地対空ミサイル(SAM)」のレーダーに捕捉されやすくなり、「即撃墜」の可能性も非常に「高く」なります)

 

 

何とも承服しがたい作戦の「提示」に、フェニックスも「話にならない」といった表情で、ボブや、ファンボーイ(演:ダニー・ラミレス)からも、「異論」が口をついて出て来ました。

 

 

 

...そこへ突然、「誰もいない」はずの「訓練空域」に、1機の「F-18」が進入しようとする様子がモニターに映し出され、一同は「注目」します...。

 

 

 

Marverick:Marverick to Range Control.

entering Point Alpha.

confirm green range.

 

(マーヴェリックより本部へ

「訓練空域(ポイント・アルファ)」に入る

進入許可を求む...)

 

Range Control:Maverick, Range Control,

green range is confirmed,

I don't see an event scheduled for you, sir.

 

(マーヴェリック大佐 本部です

進入は許可します、が...

スケジュールに見当たらないのですが)

 

Maverick:well, I'm going anyway.

(いや、いずれにせよ進入する...)

 

 

Phoenix:nice... (ナイス...!!)

 

 

Maverick:setting time to target:

two minutes, 15 seconds.

(目標到達設定「2分15秒」)

 

 

Payback:2:15? that's impossible.

(...「2分15秒」? 無茶だ...)

 

 

Maverick:final attack point.

Maverick's inbound.

(「最終爆撃地点」を目指す!!)

 

 

 

「教官」として、「上官」として、そして、自らも「トップガン」を卒業した「先輩」として...

 

 

その「ハンデ」は、何と「15秒」!!

 

 

...こうして、マーヴェリックの、「誇り」をかけた、「決死のデモ飛行(挑戦)」が始まりました...。

 

 

(この場面では、ルースターのその「心境」に、明らかな「変化」も感じ取ることが出来ます...)

 

 

 

身体にかかる「猛烈なG(重力)」に苦しみながらも、ついに、「最終爆撃地点」へ到達。

 

 

機の態勢を整え、慎重に「照準」を定めていくマーヴェリック...。

 

 

一同が固唾を呑んで見守るなか、ついに照準が合ったその瞬間、

 

 

「bombs away!! (爆弾投下!!) 」

 

 

そして「瞬時」に、マーヴェリックは、操縦かんを力の限り引き寄せ、「最後のハイGクライム」に挑みます...。

 

 

 

講義室のモニターにも映し出され、刻一刻と減って行く「残り時間」...。

 

 

そして、実際に、マーヴェリックの身体にのしかかっている「G(重力)」...。

 

 

「最高10G(=「重力(体重)の10倍」)」という負荷に、意識が遠のきそうになりながらも、最後まで、「爆撃地点」から目を放すことなく「上昇」を続けた結果...

 

 

 

「Bull's eye! Holy shit!! (おい見たか!! 命中したぞ!!)」

 

 

 

その「正確」な「目標撃破」に、「講義室」では、「驚きの声」が上がりました。

 

 

そして、止まった「タイマー」が指し示していた時間は、何と、「残り0.16秒」!!

 

 

これには、さすがのサイクロン中将も(「複雑な表情」ながら、)「納得」せざるを得ない様子で、ハングマンも、ようやく、「完敗」を「認め」ました...。

 

 

「damn... (負けた...)」

 

 

 

そして、外では雨が降り出し、すっかり薄暗くなった夕方...。

 

 

サイクロン中将の自室で、ウォーロック少将立ち合いのもと、マーヴェリックは、中将からの叱責を受けます...。

 

 

Cyclone:you have put me in a difficult position, Captain.

on the one hand, you have demonstrated that this mission can be flown.

perhaps the only way it can be survived.

 

(大佐、君は、この私を「苦しい立場」に追い込んでくれた...

君は、このミッションが「実行可能」であることは証明した

おそらく、生還するには唯一の方法だ...)

 

on the other hand,

you did it by stealing a multimillion-dollar millitary aircraft,

and flying it in such a manner that it may never be airworthy again.

 

(だがその一方で、

君は、巨額な戦闘機を盗み出し、

あのような、「廃機」になり得る操縦をした)

 

Iceman is no longer here to protect you.

I have everything I need to have you court-martialled,

and dishonourably discharged.

 

(アイスマンはもう、ここで君を守ってはくれない

私は、文句なく、君を軍法会議にかけ

「不名誉除隊」にすることだって出来る)

 

 

so what do I do?

 

risk the lives of my pilots and perhaps the success of this mission.

 

or...

 

risk my career,

 

by appointing you team leader?...

 

 

(では、私はどうするか

 

パイロットの命と引き換えに、このミッションを成功させる?

 

あるいは...

 

私自身の進退を懸けて...

 

君を、このミッションの "隊長" に...)

 

 

Maverick:sir... (ちゅ...中将...!?)

 

 

Warlock:I think the admiral's asking a rhetorical question, Captain.

(ここは何も言わない方がいい、大佐...)

 

 

サイクロン中将の、「悲壮」とも言える「決意」を聴いて、思わず「動揺」するマーヴェリックでしたが、それを「落ち着かせる」ように言う、ウォーロック少将の最後のセリフは、「中将は、返答を求めているんじゃない」というニュアンスとなります。

 

 

「軍」は、もちろん「国の組織」ですから、その活動を支えているのは、もはや言うまでもなく、「国民の血税」です。

 

それを、いくらマーヴェリックのような「軍幹部(大佐)」とは言え、「1機数十億円」もする戦闘機を、「独断」で「廃機」にしようものなら、軍の「最上層部」にいるサイクロン中将も、その「監督責任」を「問われる」ことになるのは「当然のこと」だと言えるでしょう。

 

それでも、「人命を優先」するために、マーヴェリックを正式に「隊長」に「任命」したことはまさに、「勇気ある決断」だったと思いますし、これでよりいっそう、マーヴェリックも、「責任重大」になったと言えます。

 

 

この場面では、「怒り」に声を震わせながら話していた、サイクロン中将役、ジョン・ハム(1971-)の演技も大変素晴らしかったですが(まさに、「実力派俳優の名演技」!!)、トム・クルーズ(1962-)の、「(「静か」ながらも、)激しい動揺」の演技も、この場面の「重大さ」、「深刻さ」を見事に「表現」していて、素晴らしかったと思います。

 

いずれにせよ、この場面を境に、サイクロン中将の「イメージ」が「大きく変わった」ことは「確か」であり、とても「大切な場面」であったことは、もはや、「言うまでもないこと」でもあるでしょう...。

 

 

 

その夜、「海軍の正装」にて、ペニーの店、「the Hard Deck」に姿を現したマーヴェリック...。

 

 

店内では、「いつものように」、カウンターで「鐘」が打ち鳴らされ、(マーヴェリック自身も「経験」した、)「店のルールを破った者」が「ペナルティ」を受けるという「その場面」に、まさに「遭遇」もしたマーヴェリックでしたが...。

 

 

カウンターのペニーもマーヴェリックに気づき、二人はともに、店の外へと出ますが、マーヴェリックからの耳打ちを受けた途端、ペニーの表情も曇りました...。

 

 

(「生きては戻れない」かも知れない、この「大変難しく、危険」なミッションに、「自ら参加」することを告げる場面ですから、雰囲気が「重く沈む」ことは、もはや「当然のこと」です...)

 

 

これが「最後」となるかも知れない「抱擁」を交わす二人...。

 

 

 

そして、場面はそのまま、「ミッション当日」の、空母「セオドア・ルーズベルト」の艦上へ...。

 

 

 

「talk to me, Goose...(グース...守ってくれ...)」

 

 

 

そこへ現れたウォーロック少将は、またも「沈痛な面持ち」で...

 

 

 

Warlock:Captain Mitchell(=Maverick)!!

 

 

you're where you belong.

 

 

make us proud...

 

 

(ミッチェル大佐!!

 

 

君は、居るべき場所にいる

 

 

われらに誇りを...)

 

 

 

「ミッションメンバー候補生」が一堂に集められ、いよいよ、「隊長自身の口」から、その「メンバー」が「発表」されることに...。

 

 

Maverick:it has been an honour flying with you.

each one of you represents the best of the best.

this is a very specific mission.

my choice is a reflection of that and nothing more.

 

(君たちと一緒に飛ぶことが出来て光栄だ

君たちは、トップの中のトップだ

今回のミッションは「特別」だ

それを考えてのチーム編成であり、それ以上のものではない)

 

Cyclone:choose your two Foxtrot teams?

(「複座機」の2ペアは?)

 

Maverick:Payback and Fanboy,

Phoenix and Bob.

(ペイバックとファンボーイ

フェニックスとボブ)

 

Cyclone:and your wingman?

(君の僚機は?)

 

 

Maverick:...Rooster... (...ルースター...)

 

 

Warlock:the rest of you will stand by on the carrier

for any reserve role that's required.

 

dismissed.

 

(残りの者たちは、「予備機要員」として、空母で待機する

 

解散)

 

 

 

「隊長の僚機」となることを「期待」していたハングマンは、その「意外な発表」に、一瞬、「困惑」の表情を浮かべ、一方、やはり「意外」であったのか、ルースターの表情は、ウォーロック少将からの「作戦の説明」の間も、「不安」が抜けきらないまま。そして...

 

 

 

艦上を移動中のルースターの前に現われたハングマン...。

 

 

「You give'em hell!!(ぶちかませ!!)」は、やはり「不安」なルースターを、「激励する(発破をかける)」ために使った言葉でしたが...。

 

 

 

ルースターは、マーヴェリックのもとを訪れ、「言いたいことが...」と切り出しますが、それを「かき消す」ように、艦上に放送が流れ、あきらめます。しかし...

 

 

Maverick:we'll talk,

when we get back.

(戻って来たら

話をしよう)

 

 

マーヴェリックはこのように返し、ルースターも「納得」したかのように、「自機」へと向かいますが、

 

 

Maverick:hey, Bradley(=Rooster)! Bradley!

hey...!

 

 

...you got this!!

 

 

(ちょっと待て、ブラッドリー! ブラッドリー!

ちょっと...

 

 

...君なら出来る!!)

 

 

 

しかし、そうは言ったものの、表情が曇るマーヴェリック...。

 

コックピットに入ったところで、やはり「浮かない表情」のマーヴェリックに、「副官」のホンドーが声をかけます。

 

 

Hondo:Maverick?

 

hey, you with me?

 

I don't like that look, Mav(=Maverick). 

 

(マーヴェリック?

 

おい、聴いているのか?

 

「その目つき(顔)」、好きじゃないな...)

 

 

Maverick:it's the only one I got. (いつもと同じさ...)

 

 

 

このやりとりは、映画の「最初の方」(「DARKSTAR」に乗り込む「直前」の場面)にも出て来ましたが(ついにBlu-ray発売!! 「前編」の記事を参照)、「この場面」でのホンドーは、マーヴェリックの労をねぎらい、「励ます」ために言っています...。

 

 

 

Maverick:thank you...

 

 

if I don't see you( again), Hondo,

 

 

thank you...

 

 

(ありがとう...

 

 

ホンドー... 君にはもう逢えないかも知れないから...

 

 

ありがとう...)

 

 

....................

 

 

Hondo:it's been an honour, Captain.

(「名誉」に思います、大佐...)

 

 

 

そしてついに、「出撃」のときが...。

 

 

 

「空中統制機(早期警戒機)」(劇中では「コマンチ」という名称も聴かれますが、これは、もともと「攻撃ヘリ RAH-66」のことを指す言葉で、実際には、「E-2D アドバンスド ホークアイ」です。「コマンチ」は、いわば「愛称/コールサイン」のような形で使われています)の準備も整ったことから、「発艦命令を待つ」との「連絡」が、サイクロン中将のもとに入ります。

 

 

そして、そのサイクロン中将が「直々」に、「発艦」の「号令」をかけました...。

 

 

 

Cyclone:send'em. (発艦!!)

 

 

 

 

...というわけで、予定を「2日」ほど遅れてのアップとなりましたが、この調子で、次回、「結末」まで書き切りたいと思います(もちろん、「完全ネタバレ」ですが、私が思う、今作の「ネタバレ部分」とは、以前の記事にも書いている通り、「隊長機被弾」の、「その後」の場面からという「認識」です)。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)