今回の記事は、「劇場公開時」の記事の「リブログ」として書いています。
「予告編」です。
こちらは、5月に入って公開された新予告、「アニメは世界を変える編」です。
今作の「劇中アニメ」、「サウンドバック 奏の石」の主人公、「トワコ」を演じた、「声優 群野葵」役、高野麻里佳さん(こうのまりか)(1994-)さんの、「単独インタビュー」映像です。
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こちらは、「ジェニーハイ」による、今作の主題歌、「エクレール」のMV。
メンバーの「コメント映像」も届いています。
「主題歌」はこちら。
こちらは、「オリジナルサウンドトラック」のCDです(上掲の主題歌、「エクレール」は含まれていません)。
「原作(小説)」はこちら。
映画公式サイト
さて...
5月20日公開の映画、「ハケンアニメ!」のBlu-ray & DVDが、9月28日に発売となりました!!
今回のこの作品、「ハケンアニメ!」は、「直木賞作家」の辻村深月さん(1980-)が、女性週刊誌、「an-an」(マガジンハウス社刊)に、2012年10月から、2014年8月にかけて「連載」していた、「同名」の小説が「原作」で、その「挿絵」は、何と、「カードキャプターさくら」などでおなじみの、CLAMPさんが描いていたのだそう...。
程なく「単行本化」され、翌2015年の「本屋大賞」では「第3位」。
2019年には「舞台化」され、そして今回、「実写映画化」もされたというわけですが、「構想」から何と「7年」もかかってようやく「実現」した「映画化」だけに、その「熱量」も、ホントにハンパありません...。
私自身、今作の主人公、「斎藤瞳」を演じる吉岡里帆さん(1993-)を目当てに劇場に足を運び、しかも、中村倫也さん(1986-)もいて、「舞台」が「アニメ制作の現場」ということから、「期待」はしていたのですが、実際に見てみると、辻村深月さんが「原作」だからか、内容としては「めっちゃきっつー」...(って、「当たり前」か...)。
今回の記事は、この映画を「初めて」見に行った日の記事を「リブログ」して書いていますが、その時の、「最初の印象」というのが、「決して、そんな安直な(軽い)気持ちで見に行ってはいけない」の「見本」とも言えるような「厳しさ」で、正直、見てる「こちら」の方が「ギブアップ」したくなるような、そんな「ストレス」さえ感じました(いただいた「コメント」にも、「終盤を除いては、心地よいとは思えない」と返したくらいです...)。
当時、劇場では、「入場者プレゼント」として、「ポストカード」が「配布」されていて、「公開第2週」となる「5月27日」(「トップガンマーヴェリック」公開日!!)からは、「CLAMP」さん作画の「第2弾」も「登場」し、私は、6月5日に、それを無事「ゲット」も出来たのですが、その「2回目」を見た時には、「前半部分」の印象も、「ガラリと変わった」と、本当にそう思いました...(「劇場」では、その「2回」のみです...)。
とにかく、
ガチ真剣勝負!!
「テレビアニメ」で、しかも「土曜夕方」という時間帯で、何と「同じ時間」に放送されるという、「2つ」の作品...。
吉岡里帆さん演じる「斎藤瞳監督」(「サウンドバック 奏の石」。略称「サバク」)、そして、その斎藤瞳が「越えるべき目標」として挙げていた、中村倫也さん演じる「王子千晴監督」(「運命戦線 リデルライト」)...。
「本気同士の二人の対決」が「熱いドラマ」を生み出し....
そして、その「勝敗」の行方は...。
こちらが、「王子千晴」側のアニメ、「運命戦線 リデルライト」...。
対するこちらが、「斎藤瞳」側のアニメ、「サウンドバック 奏の石」...。
(私の「心の声(笑)」...「リデルライト」の「決めゼリフ」は「仮面ライダーゼロワン」を思い出すし、「サウンドバック」の設定は、「仮面ライダーリバイス」を思い出させるなあ...さすがは「東映」...笑)
辻村深月さんは、実際に、両作品の「全話」(「全12回」×2)の「プロット」(ストーリー要約)を書き、東映のプロデューサーに渡したということで、
「これを預かったからには必ず形にします」
と言われたそうです(これだけでも、ホント、「スゴイ」話だ....)。
(今回の「Blu-ray」、私は、メーカー特典「劇中アニメ台本(「サウンドバック 奏の石」)」付きを購入しましたが、「設定の確認」という意味合いもあって、その「第1話」は、何と、「全体のシナリオ」が掲載されているほどなのです!!)
「斎藤」、「王子」両監督、その「どちら側」にも「共感」出来るのは、やはり、その二人を「支えている」、こちらのキャラクターがいるからこそです!!
斉藤瞳監督を支える、「トウケイ動画」の敏腕チーフプロデューサー、「行城理(ゆきしろおさむ)」を演じるのが柄本佑さん(えもとたすく)(1986-)。
対する王子千晴監督を支える、「伝説の制作進行」とも呼ばれた、「スタジオえっじ」のチーフプロデューサー、「有科香屋子(ありしなかやこ)」を演じるのが尾野真千子さん(1981-)。
「クリエイター」もやっぱり「スゴイ」けど、それを支える「プロデューサー」も、本当に、「もっとスゴイ」...。
(この記事の「元の記事」には、「斎藤瞳」、「王子千晴」のキャラクター紹介を載せています)
ではここで、監督、キャストたちによる「舞台あいさつ」の模様をどうぞ...。
こちらは、4月14日の、「完成披露上映会イベント」(辻村深月さんも参加されていらっしゃいます...)。
その辻村さん、「自作の映像化率の高さ(運の良さ)ではハケン(覇権)が取れるかも」と話していらっしゃったのがとても「印象的」でした..(上掲の映像で、「24分頃」から。また、「後述参照」)。
また、吉岡里帆さんの、「これからの人生にとっても "お守り" になる。そんな作品になりました」というコメントも、とても「刺さり」ましたね...(同じく、「19分頃」から)。
そしてこちらは、5月21日に行なわれた、「公開記念舞台あいさつ」の模様です。
さて...
吉岡里帆さん演じる斎藤瞳が監督したアニメ、「サウンドバック 奏の石」の「舞台」となったのは、いまや、「アニメの聖地」としても「有名」な、「埼玉県秩父市」...。
となれば、当然、「思い出す」のがこの作品、「空の青さを知る人よ」(2019年10月11日公開)。
私にとっての、「2019年国内3大アニメ映画」の、その「一角」でもあります!!
(公開順に、「天気の子」/「HELLO WORLD」/「本作」)
この映画は、「超平和バスターズ」による、「秩父三部作」の「ラスト」を飾る「名作」であり、ヒロイン、「相生あおい」(CV:若山詩音)の「姉」として登場する、「相生あかね」の「声」を入れていたのが、まさに吉岡里帆さんでした...。
「あかね」も、「市役所の職員」でしたから、「元公務員」という「瞳」の設定に、何だか、心を「くすぐられる」ような...(しかも、「メガネ」まで一緒...笑)。
この映画についての記事(「各種情報」、「商品リンク」はこちらからどうぞ)
そして、辻村深月さんと言えば...
この作品では、「脚本」を書かれていました...。
辻村深月さんは、藤子・F・不二雄先生(1933-96)の作品から「多大な影響」を受けており、それは、本人も「公言」しています。
この映画についての記事(「各種情報」、「商品リンク」はこちらからどうぞ)
そして、12月23日公開予定のこちらの映画も、辻村深月さんの「原作」で、2018年の「本屋大賞」を「受賞」した作品でもあります!! (雪がひどくならなければぜひ行きたい!!)
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また、次の映画は、辻村さんの作品ではありませんが、私自身が「注目」している、この秋の「話題作(アニメ)」です。
「見る順番で結末が大きく変わるふたつのラブストーリー」って、何だかスゴくないですか?
近々、見に行きたいと思っています...。
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(あとは、「スペンサー ダイアナの決意」だな...)
「最初」は、かなり「エグく」て、正直「キツい」とも感じていた、今回の作品「ハケンアニメ!」ですが、やはり「終盤の展開」、そして、「2回」、「3回」と見ているうちに、ぐいぐいと、どんどん引き込まれる「魔力」のようなものを感じましたね。
見れば見るほど「味の出る作品」で、「傑作」であると、たしかに感じます。
実際、公開当時は、「大作」、「他の話題作」に囲まれて、この作品の「注目度」は、お世辞にも「高い」とは言えない感じでもありました。
ところが、それがやはり、「じわりじわり」と広まって行き、作品自体が、「極めて高い評価」を受けることになり、「著名人」からも、数多くの「絶賛の声」が上がりました!!
本当に、現在では、「とても大好きな作品」として挙げられますね(途中で「ギブアップ」しなくて、ホントに良かった...!!)。
私からも、この作品は「お薦め」したいと思います...。
「ハ・ケ・ン・ア・ニ・メ!!」(笑)
繰り返しますけれども、この「ハケン」とは、「派遣社員」の「ハケン」ではありませんよ。
「覇権を取る」の「ハケン」です...。
ありがとうございました。
それではまた...。
(daniel-b=フランス専門)