今回の記事は、「最初の記事」から数えて、「4回目」の「リレー」(「リブログ」)ということになります...(「1記事」飛ばしたけど...笑)。

 

最新の「特別映像」が公開されました(9月14日)。

 

 

関連記事

 

実際には「既報」(2020年10月19日付け)ですが、今回の「世界的大ヒット」を受け、あらためて「ニュース」となりました(文中の「特別映像」とは、「上掲の動画」を指しています)。

 

 

そしてこちらが、「最初の報道」に基づく「記事」となります(2020年10月19日付け)。

 

 

「こちら」も、もう「言うまでもない」ことですよね...(私自身、9月18日現在で「57回」です...笑)。

 

 

現在もなお、「絶賛劇場公開中」ですが、「Blu-ray & DVD」の発売も、ついに、「11月2日」と発表されました。

 

日本国内での「デジタル先行配信」は、9月9日から始まっています。

 

 

こちらは、「4K UHD & Blu-ray」のセット。

 

こちらは、「Blu-ray & DVD」のセットです。

 

「第1作」(1986年)とのセットも発売されます。

 

 

こちらは、「オリジナル・サウンドトラック(デラックス・エディション)」(CD/限定盤)です。

 

 

映画公式サイト

 

 

これまでの記事(テーマ独立いたしました!!)

 

 

 

さて...。

 

 

「日本国内」でも、「観客動員数770万人/興行収入120億円」を「突破」と、依然、「驚異的な快進撃」を続けている、まさに「巨大な黒船」、「トップガン マーヴェリック」(5月27日 日米同時公開)...。

 

 

「第1作(1986年公開)もぜひ劇場で見たい!!」というファンの「熱意」に応えるかたちで、ついに、この16日から、「トップガン」×「トップガン マーヴェリック」の「2作連続上映」が始まりました!! (途中休憩あり「特別料金」。「セット上映」のみで、「途中入出場」は出来ません)

 

 

 

14日までで「54回」(「ヤクルト村上選手」か!!...笑)も見ることが出来ていたのは、自宅からも近い「テアトルサンク」(「福井西武」隣り)が、「9月」に入ってからも、「日中の上映」を「確保」してくれていたおかげでもあり、「福井コロナシネマワールド」での「ドルビーアトモスJET音上映」が、「8月25日」でいったん終了となった後もなお、「レーザー4K上映」に対応している「テアトル1」(「日本海側最大級」の「592名」収容!!)の「大スクリーン」にて、「大迫力」の映像を、「連日」、楽しむことが出来ています。

 

 

「9月第3週」も、12日から「3日連続」で入場していましたが、「15日木曜日」(「2本立て上映」開始前日)には、その「テアトル1」が、まさかの「機材故障」のため、まる1日「休映」となってしまいました...。

 

「翌日」からの「2本立て上映」に備え、また、同じく「スーパーヒット」中の「ONE PIECE FILM RED」の「メイン上映スクリーン」でもあることから「大事」を取ったのでしょうが、私にとっても、これは、「休養日」として、「良い方向」に働いたと思いました。

 

 

そこで「閃いた」のが、「アレックスシネマ鯖江」(16日)、「テアトルサンク」(17日)、「福井コロナシネマワールド」(18日)という、この「週末」での、「2本立て上映3館(福井市周辺)完全制覇」...。

 

 

「天候」も「OK」。「仕事(夜勤)」でも、思わぬ「助け船」で「早く」帰ることが出来、16日の「アレックスシネマ鯖江」(「シネマ3」12時10分スタート)は、充分、「余裕」をもって出かけることが出来ました。

 

 

17日は「テアトルサンク」(「テアトル1」13時スタート)。

 

 

そして、18日の「福井コロナシネマワールド」(「スクリーン10」9時35分スタート)ももちろん「OK」。

 

「マーヴェリック」は、「8月25日」以来「久々」でもある、「36回目」の、「ドルビーアトモスJET音上映」での入場となりました(「第1作」も、「通常上映」ながら、「音声」は「JET音(大きめ)上映」)。

 

 

「3館」とも、それぞれの「良さ」がありますが、特に「テアトルサンク(テアトル1)」では、「予告編」を極力減らし、また、スクリーンに向かって「右手側」にある、もう1ヶ所の「トイレ」も利用出来るということから、「休憩時間」は「約9分」と「短い」ものの、その代わり、「まったく同じ内容」ながら、「上映終了」までは「最短」(4時間09分)という「メリット」があるとも言えます(「トップガン」は「約110分」、「トップガン マーヴェリック」は、「約131分」という「上映時間」です)。

 

 

18日の「福井コロナシネマワールド」では、やはりまだ「在庫」があったのか、8月15日からの「入場者プレゼント第3弾ステッカー」の「(通算)7枚目」をもらうことも出来ました(「前回記事」参照。この館は、入場者数も「安定して多かった」ことから、「多め」に割り当てられていたのかも知れません。しかし、もう残りは「数少ない」ようです...)

 

 

 

今回の記事では、「両作品」を、「同時上映」で見て「思ったこと」を書いてみたいと思います(「第1作」については、またあらためて「記事」を書きたいとも思っています...)。

 

 

やや「雑感」ではあるかも知れませんが、どうぞ、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

 

 

「第1作」(1986)は、「冒頭」のシーンが「公開」されてもいますので、まずは、「こちら」をどうぞ...。

 

 

「マーヴェリック」を演じるトム・クルーズは、1962年7月3日の生まれですので、当時はまだ、やっと「24歳」になる頃のことでした...(まだまだ「アイドル」時代... まだまだ「やんちゃ」盛り...)。

 

 

(今作、「トップガン マーヴェリック」の撮影は、「2018年」のことです。

その「やんちゃ坊主」も、いつしか...)

 

 

「第1作」で、マーヴェリックの「相棒」を務めた、「グース」(「ルースター」の父親)役のアンソニー・エドワーズ(1962-)は、「トップガン マーヴェリック」の「(私的な)試写会」に「招待」され、その「感想」を述べられていましたが、とても「感激」した様子です...。

 

 

参考記事

 

 

 

 

 

「手軽」に楽しみたいなら、こちらの「廉価盤」もお薦めです。

 

 

 

 

「トップガン マーヴェリック」は、この「第1作」と、その「監督」を務められた、トニー・スコット(1944-2012)に対する「オマージュ」という意味合いが「強い」ことから、一種の「リメイク」と思わせながらも、その「約30年後の世界」を、見事に描きおおせた作品であるとも思います。

 

 

第1作での「マーヴェリック」(演:トム・クルーズ)は、その「立ち位置」が、やや、「今作」(「トップガン マーヴェリック」)における「ハングマン」(演:グレン・パウエル)のように描かれているとも感じますが、「仲間思い」である点は、やはり、「マーヴェリックその人」のキャラクターだと思います。

 

 

「ハングマン」との最初の「戦闘訓練」で、「たしかに腕はいい!!」と認めてはいたものの、仲間との「協調性」よりは、「自分の腕」を信じる「自己中心」的な言動が目立っていたこともあって、マーヴェリックは、彼を「ミッション・メンバー」に加えることはしませんでしたが、その代わり、彼は、「最後の切り札」としての役目を「見事」に果たしました...(「そこのところ」は、やはり、自身との「共通点」を感じていた...?)。

 

 

これは、「単独で成果をあげる一匹狼タイプ」の使いどころを、よく「心得ている」ということでもあります。

 

 

「第1作」での「若い」マーヴェリックは、「両親(特に「父親」)」のエピソードから、その「孤独感」を、「今作」にも負けないくらい、「前面」に押し出していたと思いますが、「この点」では、「ハングマン」よりは、むしろ「ルースター」(演:マイルズ・テラー)に近いものがあると思いました(「ルースター」も、その「境遇」から言えば、「マーヴェリック」とほとんど「同じ」だと言えます...)。

 

 

マーヴェリックは、その「ルースター」の「父親」でもある「グース」には心を開き、自分に「非」があることでは、素直に謝ってもいました。

 

そして、そのグースも、マーヴェリックの「よき理解者」として、「心の支え」となっていました。

 

 

ルースターも「仲間思い」だと言えますが、これもやはり、自身の「孤独感」から来るものと思われ、特に、「ミッション・メンバー」でもある、「元カノ(と思われる)・フェニックス」(演:モニカ・バルバロ)や、「ボブ」(演:ルイス・プルマン)、「ペイバック」(演:ジェイ・エリス)、「ファンボーイ」(演:ダニー・ラミレス)は、そんな彼を奮い立たせてもくれる、「心強い仲間(味方)」でもありました。

 

 

マーヴェリックが、「海軍大将」となった、かつての戦友「アイスマン」(演:ヴァル・キルマー)に、その「苦しい胸の内」を明かした通り、この「ミッション」に、ルースターを参加させなければ、永遠に「和解」は訪れず、参加させれば、「生きては帰らない」かも知れない...。

 

 

いずれにせよ、「彼を失うことになる」ということでしたが、その「アイスマン」も亡くなってしまい...。

 

 

(余談ながら、最後に「アイスマン」がマーヴェリックに放ったひと言、「Who's the better pilot, You or me?」は、「第1作」にも出て来たセリフで、マーヴェリックも、思わず「苦笑い」していましたね...)

 

 

「サイクロン中将」(演:ジョン・ハム)から、事実上の「教官解任」を言い渡されたマーヴェリックを、「精神的に支えた」のが、「第1作」では、その「名前」しか登場していなかった、「司令官の娘」、「ペニー・ベンジャミン」(演:ジェニファー・コネリー)でしたが、その彼女の言葉...

 

 

「育てたパイロットに何かあったら、あなたは、絶対に、自分自身を許さない...。

答えはきっと見つかる。あなたなら...」

 

 

これも、本当に、「胸に迫るセリフ」だと思いましたね...。

 

 

 

それで、あの「胸アツ(決死)のデモ飛行」となったわけですが...。

 

 

 

サイクロン中将は、「基地」、「部隊」を守る「最高責任者」です。

 

 

「賢明」な方でしたら、すぐに「想像」がつくと思いますが、その「戦闘機」も含め、「軍」が「成り立っている」のも、すべては「国家の予算」であり、その「大もと」をたどれば、当然、

 

 

 

「国民の血税」

 

 

 

に行き当たります。

 

 

 

「軍」は、「企業」ではありません。

 

 

「第1作」でも、すでに「冒頭」のシーンで触れられていますが、「戦闘機」は、とても「巨額」なシロモノで、1機「数十億円」はするものです。

 

 

それを、「軍幹部」とは言え、ひとりの「独断」(「過大な負担」をかける使用法)で「廃機」にしようものなら、「基地の最高司令官」の「責任」が「追及」されるのも「当たり前のこと」だと言えると思います。

 

 

サイクロン中将も、「後ろ盾のアイスマンはもういない。私は、君を、"不名誉除隊" にすることだって出来る」としながらも、

 

 

「では、私はどうするか!!

 

パイロットの命と引き換えに、このミッションを成功させる?

 

あるいは...

 

私自身の進退を懸けて...

 

君を、このミッションの "隊長" に...」

 

 

 

...これで「胸アツ」にならなかったら、その方が「おかしい」というものでしょう...。

 

 

(このシーンの「背景」として、このミッションを行なう敵地の「地形の厳しさ」、「警備の厳重さ」がまずあり、「機体に負担をかけない」方法をとったとしても、「乗員の生命の危険度が上昇するだけ」ということから、「生還するにはこの方法しかない」という、まさに、「究極の選択」でもあったのです...)

 

 

だからこそ、この「困難なミッション」を「成功」させた上、最終的に、「奇跡の全員生還」をも果たしたマーヴェリックは、サイクロン中将の顔を「立てた」とも言え、「その意味」でも、「胸アツ」なのです!!

 

 

 

ここでひとつ、「おさらい」を...。

 

 

マーヴェリックの「現在の階級」として、「Captain(CAPT/キャプテン)」という言葉がまず出て来ますが、これは、「陸軍」、「空軍」では、「大尉」を表しているので、「3階級」も「下」の地位となってしまいます。

 

 

マーヴェリックが所属しているのは、「海軍の航空部隊」(主に、「空母」に「発着」するため)であり、その階級の「呼称」は、「陸軍」、「空軍」とも大きく異なっています(これは、「イギリス海軍」、「フランス海軍」でも「同様」です)。

 

 

「海軍」で「Captain」と言えば、「将官」に次ぐ地位の「大佐」ということであり、「現場」では、「最高の階級(最高指揮官)」です。

 

 

だからこそ、今作「トップガン マーヴェリック」では、「将官(司令官)」との「やりとり」が「ほとんど」でもあったのですが、マーヴェリックは、「現場にこだわる」がために(その「資格」は「充分過ぎる」ほどあったのに)、あえて、この「将官」への「昇進」を「拒んで来た」ということなのです。

 

 

その「将官」は、「海軍」では「Admiral」(もともとの意味は「提督」)と呼び、「陸軍」、「空軍」での「General」と異なります。

 

 

また、「ルースター」(「第1作」ではマーヴェリック)をはじめとした「Lieutenant(LT)」は、「海軍」では「大尉」を表していますが(「陸軍」、「空軍」では、「First Lieutenant」と書いて「中尉」のこと)、そのルースターの父、「グース中尉」は、「海軍」での呼び方で、「Lieutenant Junior Grade(LTJG)」となっていました。

 

 

この「Lieutenant」、「フランス語」でも「同じ綴り」で書きますが、その読み方、「リュートゥナ(ノ)ン」(アクセントは「最初」に来るため、「リュー」が「強く」聴こえます)に慣れてしまうと、「英語式」の発音が、最初の頃は、どうしても「慣れません」でしたね。

 

 

映画「バックドラフト」(1991)で、カート・ラッセル(1951-)が演じた「スティーブン・マカフレイ消防隊隊長」も「Lieutenant」と書きますが、「英語」は、「フランス語」とはまったく「逆」で、最初の「ルー」が、ほとんど「聴こえない」のが「普通」で、今作、「トップガン マーヴェリック」でも、多くの場合で、「テネン」とだけ聴こえました。

 

 

今作では登場しなかった、海軍の「中佐」(「第1作」では、「ヴァイパー」)、「少佐」(同じく「ジェスター」)は、それぞれ、「Commander(CDR)」、「Lieutenant Commander(LCDR)」と言います。

 

 

「Commander」は、「007」ボンド中佐も「同じ」ですね(「正式な所属」で言うと、「イギリス海軍」という設定です)。

 

 

「陸軍」、「空軍」で言う、「Colonel(大佐)」、や、「Lieutenant Colonel(中佐)」、「Major(少佐)」は、「トップガン」シリーズでは、ほとんど、目にしたり、耳にしたりすることはありません...。

 

 

 

「音楽面」で言えば、「第1作」は、やはり「1980年代」ということもあって、いわゆる「エイティーズ(80's)」を彩ったアーティストたちの「名曲」で、「ポップ」で「ロック」な印象を受けると思います。

 

 

そしてそれが、「当時の作風」ともいうことですが、それゆえ、劇中での「軽妙なやりとり」で、「リズミカルに見せる」といったテイストが感じられます。

 

 

それとは「対照的」に、「今作」においては、「クラシカル(シンフォニック)」な音楽が「メイン」となり、やはり「時代が進んだ」ということも感じさせますが、その「重厚な表現」により、場面場面の「重み」が、「まるで違う」ようにも感じられました。

 

 

「第1作の曲をもっと登場させたら良かったのでは?」という話もよくきかれますが、やはり私は、「相容れない」ように感じますね。

 

 

「音楽のコンセプト」を「変えた」のであれば、それに「統一」しないと、バランスが「めちゃくちゃ」になってしまうような気がするからです...。

 

 

 

というわけで、今回もいろいろと書いてみました...。

 

 

 

ところで...

 

 

「劇場予告編」を見ていると、どうしても「気になってしまう」のが、「こちら」の作品...。

 

 

「エリザベス女王」が亡くなられて「すぐ」のタイミングではありますが...。

 

 

(「アカデミー賞」は、「実在の人物の伝記映画」には「高評価」だな、やっぱり...)

 

 

映画公式サイト

 

 

 

本当は、「アニメ映画」でも、「見たい」作品が「いっぱいある」と言うのに...。

 

 

 

そんな中、来年(2023年)公開予定の、「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」に関連して、こんな「映像」も...。

 

 

(オイオイオイ...「トップガン」でも、「ノーヘルでバイク」だったっしょ。

本当に、「安全」には、充分にお気をつけてお願いします...)

 

 

映画公式サイト

 

 

 

(私の自転車も、「トップガン マーヴェリック」の「鬼リピ」のために、またしてもタイヤが「スリック(摩耗して「溝なし」)状態」に...。

 

ヤバい...)

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)