今回の記事は、「最初の記事」から数えて、「2回目」の「リレー」(「リブログ」)ということになります。

 

 

今回は、「オリジナル予告」(アメリカ公開版)を載せておくことにいたします。

 

(「字幕」をクリックすると、「セリフ(英語)」を「確認」することも「可能」です)

 

こちらは、本年3月29日に公開された、「最新版(最終)予告編」です(映画の「劇場公開」は、「日米」ともに、「5月27日」となりました...)。

 

こちらは、2019年12月に公開された「予告編」ですが、その後、「最終劇場公開日付」に「アップデート」されています。

 

こちらも同様で、2019年7月に公開された「予告編」です。

 

こちらは、「特別映像」と言えるものですが、一部、「ネタバレ」となるかも知れませんね...。

 

 

映画公式サイト

 

 

 

さて...。

 

 

 

5月27日に公開された映画、「トップガン マーヴェリック」に、「公開初日」から足を運んだという話は、「公開時」の記事にて書いています...。

 

 

「公開初日」の記事

 

 

 

今回は、その「ストーリー」を振り返ってみたいと思いますが、その前に...。

 

 

 

私自身の、これまでの「入場記録」を、やはり振り返ってみたいと思います...。

 

 

今作は、現在のところ、「福井コロナシネマワールド」での「ドルビーアトモス上映」(昨年11月20日より、「福井」でも運用が決定した、「新時代のサラウンド方式」)に「限定」してのものですが、「上映2週目(6月3日)」以降は、「JET音上映(音量大き目)」となり、それが、「上映終了まで継続」とも発表されたために、これを「目当て」に見に行くことで、「英語のリスニング能力向上」にも「役立つ」のではないかという、そうした「思惑」も、生まれることになったものです...。

 

 

5月27日(金)(上映初日)

 

6月(13回)

4日(土)、8日(水)、9日(木)、13日(月)、15日(水)、16日(木)、20日(月)、21日(火)、22日(水)、23日(木)、25日(土)、29日(水)、30日(木)

 

7月(暫定14回)

2日(土)、5日(火)、6日(水)、7日(木)、9日(土)、11日(月)、16日(土)、17日(日)、20日(水)、24日(日)、25日(月)、26日(火)、27日(水)、28日(木)...

 

 

...と、7月28日時点での「暫定」ではありますが、現時点では、「28回」ということです。

 

 

*追記:7月31日朝8時30分からの上映回へ行きましたので、これで、合計「29回」(7月「15回」)ということになりました...。

 

 

「月」、「火」、「金」、「土」は「夜勤後」ということになりますが、今回は、「コーヒー」を飲んだりして、「眠気防止」にも努めました。

 

 

 

この夏は、いつもの「ホーム」である「アレックスシネマ鯖江」へは足を向けることがなく(スミマセン...)、そのために、「予定」していた、「午前10時の映画祭」での「アルマゲドン」(1998年アメリカ)(この映画は、同館の前身、「鯖江シネマ7」の「こけら落とし上映作品」でもあり、同館では、「記念上映」という意味合いも持っていました...)も、ついに、足を運ぶことが出来ませんでした...。

 

 

(参考)「アレックスシネマ鯖江」は、「グループB」の上映日程です(「アルマゲドン」は、7月8日~21日上映)。

 

 

 

それだけ、この「トップガン マーヴェリック」の、「ドルビーアトモス(JET音)上映」の「引力」というのが、「凄まじかった」とも言えると思いますが...(今作は、「アレックスシネマ鯖江」はもちろん、「テアトルサンク」での上映もありますが、「ドルビーアトモス上映」は、「福井コロナシネマワールド」のみとなります)

 

 

このため、やむなく、「スルー」となった作品も、いくつかありました...。

 

 

 

今作は、まさに、「満を持して」の制作、公開となっただけに、その「物語」も、「リアル」に、「第1作」(1986年公開)から、「30年あまり」が過ぎた、「現在」を舞台にして描かれています(撮影は2018年)。

 

 

 

トム・クルーズ(1962-)が演じる、「ピート・"マーヴェリック"・ミッチェル」(「マーヴェリック」が、「コールサイン」と言われるもので、「(仲間うちでの)通常の呼び方」ともなります)もいまや、「海軍(の航空部隊)の大佐(キャプテン)」...。

 

数々の「戦功」を挙げ、「表彰」、「勲章」を受けるも、「現場にこだわる」あまり、「将官(司令官)」への「昇進」は拒み続け、さらには、時折り見せる「無茶な行ない」のため、上層部の「反感」を買うことも多く、その部署を、「たらい回し」にされているという「ありさま」でもあって...。

 

しかしその半面、「情に厚く」、「責任感も強い」ことから、現在は、極超音速飛行テスト機、「ダークスター」の「テストパイロット」を自ら務め、そのプログラムに参加する「仲間(部下)」を「守って」もいたのですが、そんなある日、「司令官」である、「ハンマー」ケイン海軍少将(演:エド・ハリス)から、突然の「プログラム中止」の報せが届くことになり...。

 

 

「無人機」の開発のために予算を「回す」ことで、この部署の「廃止」を伝えに来る少将に先回りをして、「2ヶ月先の予定」であった、「最終目標」である「マッハ10(での飛行)」を、「この日に達成」させるべく、準備を急ぐマーヴェリックと、その「部下」たち...。

 

「到着」を待たずに、「テスト飛行」を「強行」したマーヴェリックたちに、ケイン少将は激高しますが、「この日の目標」であった「マッハ9」を超え、「マッハ10」を目指す様子を、ひとまずは「見守る」ことに...。

 

 

機体が次第に限界に近づくも、何とか「マッハ10」を達成し、一同からは「歓喜の声」が上がりますが、またしても、その「悪いクセ」で、「それ以上」を「欲張ってみた」ところ....。

 

 

「機体」は「空中分解」し、何とか「脱出」したマーヴェリックは、命からがら、近くのカフェ(レストラン)にたどり着きますが...(この場面は、数少ない、「笑える」シーンでもあります...)。

 

 

軍によって「ピックアップ」されたマーヴェリックは、ケイン少将のもとへ戻りますが、「叱責」もさることながら、「意外な言葉」を耳にすることにもなりました。それは...

 

 

「ノースアイランド」へと向かわせる。

 

 

というもの...。

 

 

この「ノースアイランド」とは、カリフォルニア州のサンディエゴ湾にある、「コロナド半島」の北端に位置する、「実在」の海軍航空基地のことです。

 

 

かつての「戦友」でもある、「トム・"アイスマン"・カザンスキー海軍大将(艦隊総司令官)」(演:ヴァル・キルマー)の「特命」により、近く「実行」される「特殊軍事作戦」のため、特別に招集された「トップガン卒業生」を「訓練」するという、その「教官職」を任じられたマーヴェリックでしたが...。

 

 

(先の場面にて、「ケイン少将」が話していた、「星2つの少将(Rear Admiral)」とは、「上級(正位置の)少将」のことで、「NATO階級符号」の「OF-7」に相当しますが、このケイン少将のほか、「次のシーン」から登場の、「ウォーロック少将」も同様で、「司令官」を務めています。

 

ちなみに、「星1つの少将」は、「陸軍」、「空軍」の「准将」に相当します。

 

また、マーヴェリックの「副官」を務める「ホンドー(「日本人」みたい...笑)」は、「WO-1」という表記がありましたので、これは、「准尉(兵曹長1)」のことです)

 

 

 

「海軍航空基地」に赴いたマーヴェリックは、「ボー・"サイクロン"・シンプソン中将」(この基地の「最高責任者」。「会社」で言えば、「副社長」のひとり)(演:ジョン・ハム)、「ソロモン・"ウォーロック"・ベイツ少将」(「司令官」。マーヴェリックの「知人」という「解説」も、一部にはあります...)(演:チャールズ・パーネル)と出会い、さっそく、その、「特殊軍事作戦」についての「説明」を受けることになります。

 

 

「ターゲット」は、「条約」に違反して、密かに「稼働」を狙っている、「ならず者国家」の「ウラン濃縮プラント」...。

 

 

周りを山に囲まれ、険しい渓谷の「奥底」に位置するこの「プラント」は、綿密に張りめぐらされた「レーダー網」に加え、至るところに配備された「SAM(地対空ミサイル)」、さらには、「GPS」を無力化する「電磁波妨害」も行なわれているため、最新鋭(「第5世代」)のステルス機、「F-35(ライトニングⅡ)」も役には立たない...。

 

 

「敵基地」にも、最新鋭の「第5世代戦闘機」(「ロシア製」の「Su-57」とのこと)が複数「配備」され、さらに、「バックアップ機」として、かつて、マーヴェリックも使っていた、アメリカ製の「F-14 "トムキャット"」までもが配備されている...。

 

 

自軍の「優位性」は、「すでに失われている」と、ウォーロック少将も「危惧」していましたが(その言葉が、今回の「作戦」の「すべて」を言い表していたように思います...)、「意見」を求められたマーヴェリックが、即座に、「最適な作戦」を組み立て、その「根拠」まで「説明」し得たのは、本当に「見事」だと思いました。

 

 

さすがは、「現場」にこだわり、「百戦錬磨」と言える「経験」を積んで来ただけのことはありますが、本当に、この「マーヴェリック」を演じている、「トム・クルーズその人」こそ、「本物の大佐(職業軍人)」にも見えてしまう...。

 

 

これも、「俳優としての、その経験値がなせるわざ」だと言えると思います...。

 

 

 

実際に「訓練」に入る前に、次のような「ひとコマ」がありました...。

 

 

基地近く(基地内?)のバー、「Hard Deck」(で良かったかな?  この用語は、「訓練中」にも登場する「下限飛行高度」のこと)で、「バーテンダー」を務めている「元カノ」、ペニー・ベンジャミン(演:ジェニファー・コネリー)(「第1作」では、「名前」だけ登場)と「再会」したマーヴェリックは、「昔話」に花を咲かせるものの、その「関係」に、今度こそ、「終止符」を打つことを告げられてしまいます。が...

 

 

ふとした「目つき」(何だか、「かまぼこ」みたい...笑)を投げかけたことが、「(お店の)ルール」に触れたようで、何と!!

 

 

「その場にいる全員に、一杯おごらなくてはいけない!!」

 

 

という「ハメ」になってしまい、その場はまさに「大騒ぎ」に....。

 

 

 

その場面...。

 

 

「召集」されたメンバーが次々と現われますが、その中に、かつて、マーヴェリックの「相棒」であった、「グース」(演:アンソニー・エドワーズ)の、その息子、「ブラッドリー・"ルースター"・ブラッドショー海軍大尉」(演:マイルズ・テラー)もいて...。

 

 

ルースター自身が「ピアノ」を弾き、「元カノ」(と見られる)、「ナターシャ・"フェニックス"・トレース海軍大尉」(演:モニカ・バルバロ)も「ノリノリ」で歌って踊っているこの曲は...。

 

 

この曲も、もちろん、「収録」されています。

 

 

 

店から放り出されたマーヴェリックが、ルースターの歌う「この曲」を聴いて、その「脳裏」によぎったのが、「第1作」(1986年)のこの場面...。

 

グースとその妻、キャロル(演:メグ・ライアン)と、当時の「教官」、「チャーリー」(演:ケリー・マクギリス)。

 

そして、まだ幼かった頃のルースター...。

 

 

今作の、その「回想シーン」は、その後、「F-14」からの「脱出時の事故」のため、グースを「失う」ことになってしまった場面と組み合わされ、本当に、「重い」シーンとなっていました...。

 

 

「第1作」を見るには、「こちら」が「お薦め」...。

 

 

 

ちなみに、「原曲」はこちら。

 

「Great Balls Of Fire! "火の玉ロック"」(1957)は、「ロックンロールのパイオニア」、ジェリー・リー・ルイス(1935-)の「大ヒット曲」で、「代表作」のひとつです。

 

 

ミシェル・ベルジェ(1947-92)が曲を書き、その妻、フランス・ギャル(1947-2018)が歌った、その「代表作」のひとつ、「il jouait du piano debout "彼は立ったままピアノを弾いていた"」(1980)は、まさに、この、ジェリー・リー・ルイスをテーマに書かれた作品です(この映像は、1988年、「ゼニット・パリ」での公演から)。

 

 

この曲の記事(そう言えば、「Great Balls Of Fire!」も載せてたよ...。「別映像」だけれども...笑)

 

 

 

その翌日、集まったその面々が、「司令官」たちとともに現われた、

 

 

「見習うべき実戦の経験者(=「マーヴェリック」)」

 

 

を目にしてとった、何ともバツが悪そうな「リアクション」もまあ、「ご愛嬌」と言えるかな...?

 

 

 

その「作戦」とは、「4機」の「F/A-18E/F "スーパー・ホーネット"」(「E」が「単座型」、「F」は「複座型」。通称「F-18」)が「高速」かつ「低空飛行」で敵地に侵入し、「2分30秒以内」(これを過ぎると、「敵機」の攻撃を受ける可能性が高くなる)に「目標」を「撃破」して「帰艦する」というものですが、「渓谷」という「複雑な地形」ということから、猛烈な「G(身体への、「重力」の影響)」を伴う「急速旋回」を繰り返し行う必要があり、しかも、「目標地点」の「前後」は「高山」で、ここでまた「高G上昇」を繰り返さなくてはならず、さらにその先には、「レーダー」によってコントロールされている、「SAM(地対空ミサイル)」までも、「変わらぬ脅威」として「存在」している...

 

 

と、ここまで書いても、まさに、「生還は非常に困難」であると言え、マーヴェリックも、最初には口にしていたように、

 

 

「誰か、"帰らぬ者" が出ます...」

 

 

と、本当に、「気が重くなる」ような「作戦」でもあります。

 

 

 

しかし、後に、

 

 

「おそらく、生還するには唯一の方法だろう...」

 

 

と、「サイクロン中将」も認め、自身の「進退」までもかけて、マーヴェリックに「作戦を託した」場面は(これも、本当に「重い決断」でした...)、本当に「胸アツ」でした...。

 

 

 

「訓練」は、最初は、(「退官間近」とも言える)マーヴェリックを見くびって、「ナメて」かかっていた面々でしたが、その「実力(経験値)」の「圧倒的な差」を思い知らされた後は、「素直」に、「上官」として「畏敬の念」を抱くようにもなり、そして、ついには...。

 

 

その「訓練」にも、「危険」はつきものでしたが、特に、「コヨーテ」大尉(演:グレッグ・ターザン・デイヴィス)の「Gロック(意識喪失)」と、それに引き続いて襲いかかった、「フェニックス」と「ボブ」大尉(演:ルイス・プルマン)の、「バードストライク」による「エンジン故障」の場面では、その場に、一種の「おじゃま虫(敵機)役」を務めたマーヴェリックがいなかったとしたら、「どうなっていたか」は、本当に分かりません...(想像するだけで「恐ろしい」...)。

 

 

そのあたりも、「経験の差」というものでしょう...。

 

 

(ちなみに「大尉」というのは、「会社」で言えば「課長クラス」ですが、メンバーはすべて、「トップガン(「エリート・パイロット」のための学校)」の「出身」ですから、このクラスで「横並び」なのです。

 

しかし、見る限り、マーヴェリックも話していた通り、「空中戦の腕はお粗末」なことから、「ゲーム」で言えば、「レベル99」と、「レベル30~40」くらいの「差」は、たしかに感じました。

 

マーヴェリックの「大佐」という地位は、「将官」に次ぐもので、「会社」で言えば、「部長クラス」です)

 

 

 

けっこう、書くことが「多く」なってしまいましたね...(ちょっと思っていたような記事とは「別の方向」に行ったような...)。

 

 

 

しかし、今回の「キャスト」、特に、「将官」の役を務められた、ジョン・ハム(1971-)(「アメリカのハムの人」などと言っていて、本当にごめんなさい...笑)、チャールズ・パーネル(「ウォーロック少将」)は、本当に「演技」が上手くて、「本職の将軍」にしか見えない...(あ、でも、「本職」だったら、こんなに演技は「上手くない」か...笑)。

 

 

エド・ハリス(1950-)も、さすがは「大ベテラン」...(「シブい」です...)。

 

 

しかしやはり、「サイクロン中将」役のジョン・ハムは、その「表情」の動き、「声」の調子、どれをとっても、「職人芸」と言うべきなのか、「ナチュラル」と言うべきなのか... 本当に、「感動」しましたね。

 

こうした「演技(実力)派」が、「脇」の「重要なところ」を固めてくれているところが、この作品を、さらに「重厚なもの」にしているところでもあると思います。

 

 

だからこそ、「イヤな人(上官)」という印象よりは、「基地を守る立場の者としては当然」だという「感想」にも至ったのです...。

 

 

 

「ネタバレの一歩手前」までは話を進めましょうか...。

 

 

父親である「グース」を失ったのは、「同乗」していたマーヴェリックのせいで、しかも彼が、「兵学校への願書」を勝手に「破棄」したせいで、「入隊が4年も遅れた」のだと言う「ルースター」...。

 

 

最初の頃は、この「ルースター」の「エピソード」を、もっと「ていねい」に描くべきだったという感想を持ちましたが、これは、何回か見ているうちに、次第と、「変わって」も来ましたね。

 

 

「見るたびに違う感想も出て来る」というのは、まさに「このこと」だとも思いますが、最初は、「準主役」としては、やはり「弱い」とも思っていました...。

 

 

しかし、「ルースターのエピソード」は、「スピンオフ」でまた描けばよいのであり、あえて、今作に「詰め込む」必要もなく、そのあたりは、その周囲で「カバー」出来ているとも、今ではそう思っています。

 

 

 

「フレア(発光弾)切れ」で、「SAM」から「防御」が出来なくなった「ルースター機」をかばった「マーヴェリック機」に、また違う方向から「SAM」が襲いかかり....

 

 

 

「Dagger One is hit!!

Dagger One is hit!!」(隊長機被弾!!)

 

 

 

...「フェニックス」の、「悲鳴」にも似た声が上がり、現場が「騒然」となる中、「苦渋の決断(総員退却/救助不可)」を伝える「サイクロン中将」もさることながら、ルースターのヘルメットの「バイザー」に、流れるように映る、「敵地の風景」....。

 

 

(「このまま(不仲のまま)で終わりたくはない...」)

 

 

本当に、「いろんな思い」が去来しているんだなあ、ということを、「あの場面」で感じたりもしたのです....。

 

 

「それ」が、「すべて」を物語っていました...。

 

 

だからこそ、「表現」としては、「あれで充分」なのだと、いまではそう思います...。

 

 

(以降は、翌日「加筆」します。

本当にもう「あと少し」ですが、時間がなくなりました。

とりあえずはここまで...オムカエデゴンス...)(7月29日20時43分)

 

 

 

というわけで「続き」です...(7月30日15時55分)。

 

 

 

その「結末」は、いかにも「アメリカ(ハリウッド)映画」的で、「水戸黄門」的な、「予想の出来るもの」でもありますが、ついつい「見てしまう」というのも「たしかなこと」であり...。

 

 

 

本当に、よく、「全員生還」出来たものだと思いますよ...。

 

 

 

(「今作」においては、「結末がどうなったか」と言うよりは、「どうやって生還出来たか」と言う方が、「ネタバレ」と言うべきでしょう...)

 

 

 

「どんな危険を冒しても死なない...」(「ダイ・ハード」か!!...笑)

 

 

 

と、ケイン少将も話していましたが、それならば、「こうした人材」は、「軍神(軍の守り神)」として、本当は「重宝」されるはず...(逆に言えば、これまで、「30年」以上も勤めて来られたのは、「そういう意味」もあったから?)。

 

 

もちろん、「殉職して終わり」という「ヒーロー」も、いたことは「たしか」ではありますが...(「バックドラフト」など...涙)。

 

 

 

今回のこの「トップガン マーヴェリック」、「大ヒット記念」として、その「台紙」の裏面に、劇中の「名セリフ」を記した、「ステッカー」の配布も行なわれています。

 

 

その「第2弾」は、「Don't think. Just do.(考えるな。行動しろ)」ですが、こちらは、「4枚」もらったところで「(「福井コロナ」では)在庫切れ」となったようです...(「第1弾」は、「But not Today(でも、それは今日じゃない)」で、こちらも、「1枚」持っています)。

 

 

(また、現在、上映前には、主演のトム・クルーズによる、「大ヒット御礼」の「あいさつ動画」も流されています)

 

 

 

「セリフ」と言えば、こんな「どシリアス」な「今作」においても、「アホー(笑)な空耳」(「洋画」あるある....)がいくつかありましたが、そんな「ケッサク」を、「2つ」紹介しましょう...(とある日の「コメント」から。「場面」は、あえて書きませんが、「リピーター」の方で、「共感出来る方」がいらっしゃれば、それだけで「幸い」です...)。

 

 

 

まずは...

 

 

 

「なんてったっのぉ(何て言ったの)、

オメエ!!」(笑)

 

 

 

そして、何と言っても、「極め付け」は「こちら」...(少なくとも、「2人」が口にしていますが、その「ひとつ」は、本当に、「はっきり」と、そう聴こえる...笑)

 

 

 

「うるさいな...」(爆)

 

 

 

「字幕」でも、その「セリフ(空耳)」に「遠からず」な日本語訳だったりして、ちょっと、「ウケて」もしまいました...(「Blu-ray」が発売されたら、ちゃんと「確認」してみたいとは思いますが、それまでは、本当に、「これ」にしか聴こえない。困った!!...笑)。

 

 

 

あまり「笑い話」ばかりだと、この作品の「品格」を落とすようなので、最後は「こちら」を...。

 

 

大変「重要(というか、「重大(深刻)」)」な場面で、「I'm sorry...」というセリフが出て来ますが、「これ」を聴くと、本当に、「日常的に、軽々しく使ってはいけない言葉」だという思いを強くしましたね。

 

 

(たとえば、「事故」の際に、「この言葉」を使うと、「自分の非」を、完全に「認めてしまった」ことにもなると言われています...)

 

 

 

本当に、「生命の "重み"」を、「まざまざ」と感じた、この「トップガン マーヴェリック」...(「現実世界」の「ウクライナ危機」では、「人命軽視」が本当にはなはだしく、「侵攻」している側の「ロシア軍」でさえ、「命の使い捨て」のような印象がありました...)。

 

 

その「ドラマ」は、本当に「リアル」です...。

 

 

これで、もし、「アカデミー賞」を、「1部門」でも取ることが出来なかったとしたら、「アカデミー賞」の、その「権威」や、「価値」も、「疑わしい」ということになってしまうと思います...。

 

 

 

この際ですので、「トップガン マーヴェリック」は、テーマを「独立」させたいと思います。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)