今回の記事は、「公開当時」の記事を「リブログ」して書いています。

 

「予告編」です。

 

「公開直前」に、「ファイナルトレーラー」も発表されました...。

 

 

そもそも、私が、「この作品をぜひ見たい!!」と思う「きっかけ」となったのが、昨年(2021年)秋、「劇場」にて、最初に見たこの「特報」....。

 

 

わずか「30秒」ながら、この「インパクト」!!

 

 

これだけで「見たい!!」と思わせた制作スタッフは、まさに、「称賛」に値します。

 

「ブラヴォー!!」(笑)

 

 

こちらは、「シリアーティ教授」役を務められた、福山雅治さん(1969-)のプロデュースにより、「大人っぽいアレンジ」に生まれ変わった、主題歌「ププッとフムッとかいけつダンス」。

 

「テレビ版」に引き続き、伊勢大貴さん(いせだいき)(1991-)が歌っていますが、「ギター」は、福山雅治さん自身が弾いているということです。

 

 

何と、その福山雅治さん自身が歌っている「ダンス・ビデオ」も公開されていますが、それこそ...

 

何だかなあ...(笑)。

 

こちらが「オリジナル」です(編曲:高木洋)。

 

 

(関連記事)

https://natalie.mu/eiga/news/467938

 

 

 

 

「アニメコミック」との「セット」も発売されています。

 

こちらがその「アニメコミック」。

 

 

映画公式サイト

 

アニメ公式サイト(NHK)

 

「ポプラ社」公式サイト(「児童書」/「絵本」)

 

 

 

さて...。

 

 

3月18日に公開された映画、「おしりたんてい シリアーティ」の DVDが、7月13日、早くも発売となりました!

 

 

本来、このスケジュールで「公開」、「商品発売」となる「東映アニメ映画作品」と言えば、「プリキュアシリーズ(春作品)」と、相場が「決まっていた」ようなものでしたが、「今春」は、前作、「トロピカル~ジュ! プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!」(2021年10月23日公開)上映後の「特報」にて、「スキップ」することが、正式に「告知」されてもいました...(次作は、9月23日公開の「デリシャス パーティプリキュア」)。

 

 

その「代わり」というのもどうかとは思いますが、今作が「初の長編」となるこの映画、「おしりたんてい シリアーティ」が、まさに、「このスケジュール」にて公開されることになったようです...。

 

 

この作品、「おしりたんてい」は、もともとが、「絵本/児童書」のシリーズ(2012年。この前年に、「スマホアプリ」として登場したのが「最初」)が「原作」であり、「絵本」で「3~5歳向け」、「児童書」で「小学校低学年向け」ということですが、何と、その後、「NHK Eテレ」によって「テレビアニメ化」(2018年~)もされ、それをもとに、「短編映画」も作られるようになった、「人気作品」でもあります。

 

 

また、その「原作名義」となっている「トロル」とは、「原作」担当の田中陽子さん(1976-, 「同姓同名」の「元アイドル」とは「別」の方です)と、「作画」担当の深澤将秀さん(1981-)のコンビの「ペンネーム」だということで、田中さん自身が「社長」を務める、「キャラクター企画会社」の「名称」でもあります(「株式会社トロル」)。

 

 

今作は「初の長編」ということで、事前の「広報活動」からすでに、「気合い入りまくり」という印象がありましたが、何しろ、今作の「ゲスト声優」が何と...!!

 

 

福山雅治さん(1969-)(!!)

 

 

ということもあったからだと思います。が...!!

 

 

先述の、昨秋の映画、「トロピカル~ジュ! プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!」を見に行っていた際(「この作品」こそ、「51日間で41回入場(!!)」を果たした、私にとっては、大変「大切」な作品です...!!)、その上映館のひとつである、「福井コロナシネマワールド」(現在、「トップガン マーヴェリック」のために足を運んでいる劇場です!!)にて、上掲の「特報」を目にしたところ、その「インパクト」があまりにも「強烈」で、

 

 

「これは...絶対に見に行かなくては!!」

 

 

と、「身を乗り出した」(笑)くらいでもあったのです...!!

 

 

わずか「30秒」という長さでしかありませんが(しかも、実際の「映画本編」に使われている映像でもありませんが)、この「特報」自体も、この映画を「忘れられない」、その「思い出の一部」として、「いま」も、強く「残っている」映像の「ひとつ」なのです!!

 

 

 

この「おしりたんてい」は、それこそ、「人間キャラ」がほとんど登場しない(「おしりたんてい」も、果たして「人間」...?)といった印象を受けますが...

 

 

こちらの「案内動画」にて、いま一度、「ご確認」ください...。

 

「第1話」(2018年5月3日放送)も、「公式」に公開されています。

 

 

このように、「レギュラー放送」の「印象」としては、やはり「低年齢層向け」に、「(簡単な)推理」という要素を交えながらも、「ほのぼの系」といった感じも受けるものなのですが、今回の映画、「シリアーティ」は、その印象を「大事」にしながらも、かなり「本格的」な作りとなっており、「スリリングな展開である」とも言えると思いました(昔見た「長靴をはいた猫」みたいに、「東映アニメ」の「真髄」を見たような思いがしました...)。

 

 

 

今回の映画でも、やはり、「主要な年齢層」向け(と思われます)に、まず、「約20分」の短編、「夢のジャンボスイートポテトまつり」から始まります。

 

 

一見、続く長編(「約50分」)、「シリアーティ」とは、何ら関係が「なさそう」にも思える、大変「ほのぼの」とした雰囲気の作品なのですが、「シリアーティ」本編のストーリーが進むにつれ、その「つながり」が「明らか」になってくるため、単なる「前座作品」というわけではなく、「約70分」の「長編」の「始まり(の部分)」と見るのが、「大人」としては、「正しい見方」だと言えそうです...。

 

 

 

「雑誌の取材」を受けることになった、カフェ「ラッキーキャット」(「おしりたんてい事務所」の1階)のマスター(CV:菅生隆之)は、「はりきり過ぎ」のため、腰を痛めてしまい、急きょ、おしりたんてい(CV:三瓶由布子)に、「1日マスター」を頼むことになりました。

 

そのおかげで、「取材」も問題なく進んでいましたが、「配達」から店に戻ったおしりたんていを待ち受けていたのは、「大量」の荷物の山...(「スイートポテト」の材料...)。

 

マスターが、どうやら、「発注の単位」を間違えてしまい(「0」が1つ多かった...)、その娘、すず(CV:宇山玲加)も、対応に困っていたのですが、ブラウン(CV:齋藤彩夏)の「提案」から、「ジャンボスイートポテトまつり」の「開催」という話に...。

 

 

周囲の人々もみな「協力」して、「盛大」に行なわれたこのおまつりは「大成功」!!

 

 

その場のみんなに「スイートポテト」(見るからに「美味しそう」...)が振る舞われ、これが「大好物」というおしりたんていも「ご満悦」の様子...。

 

 

マスターも「回復」して、「取材」も「大成功」となりましたが、その「一同」を待ち受けていたものとはまたもや...(笑)。

 

 

と、ここまでが、先行する「短編」の内容ですが、

 

 

「マスター」のおやじさん(本名「たま」)...!!

 

 

そんなことばっかりやってたら...

 

 

「大赤字で破産」ですよ!!

 

 

...って、思わず「ツッコミ」たくもなりましたね...(笑)。

 

 

また、私は、テレビシリーズ(本年4月からの、「第6期」の放送も、無事「全話」終了)を見たことすら「なかった」のですが、マスターの娘、「すず」の「声」が気に入ってしまって、即、「大好きなキャラ」となりました。

 

その、「すず」の声を入れている宇山玲加さん(1994-)は、あまり、私自身が見ているアニメなどに登場してはいないのですが、そのことも、逆に「プラス」だったようです...。

 

 

そして、「元の記事」(この記事は、その「リブログ」です)にも書いているように、「おしりたんてい」を演じている三瓶由布子さん(1986-)は、「夢原のぞみ(キュアドリーム)」(「Yes! プリキュア5 GoGo!」)、「ブラウン」を演じている齋藤彩夏さん(1988-)は「モフルン」(「魔法つかいプリキュア!」)という、「プリキュアコンビ」でもありますね。

 

特に、三瓶由布子さんは、まだ「中学生」であった、「デビュー当時」から知ってもいますし、その作品も「NHK」でしたからね...。

 

また、「昨年の同時期」には、「キュアドリーム」として、映画「ヒーリングっど! プリキュア ゆめのまちでキュン! っとGoGo! 大変身!! 」(2021年3月20日公開)に「ゲスト出演」していたことも書きました...。

 

 

 

そして続く「シリアーティ」ですが、「ゲスト声優」として何と、あの福山雅治さん(1969-)が「出演」したということでも「話題」となりました。

 

 

この「シリアーティ」という名前も、「シャーロック・ホームズ」のファンの方でしたら、すぐに「ピンッ」と来ますよね。

 

 

そう、あの「ジェームズ・モリアーティ教授」を、「設定」もろとも、そのまま「パロった」(「パクった」?...笑)、「悪党」どもをまとめ上げ、「狙った獲物は逃さない」という、まさに「最強の敵」...。

 

 

「光と闇...どちらが上(強い)か」という、「永遠の命題」を突きつける「シリアーティ」...。

 

 

その「キャラクターデザイン」ともども、本当に「強烈な印象」に、「衝撃」すら覚えたこの「シリアーティ教授」でしたが、福山雅治さんは、いたって「真面目」に演じていらっしゃったところがまた「スゴイ」ところ...。

 

 

やはり、この記事が「参考」となるでしょう...。

 

 

 

この「シリアーティ」は、「本格ミステリー」、あるいは、「スパイアクション」といった作品を、「低年齢層向けにアレンジしたもの」と言い切ってしまってもよいくらい、その「本気度」を感じました(「最初の場面」からして、「ルパン三世」とか、「007」を思わせる...)。

 

 

「犯行」は「手下」たちが行ない、「本人」は、「表に出て来ることはない(いわゆる「黒幕」)」と言われる「シリアーティ教授」を追って、「国際警察ワンターポール」からも、「オードリー捜査官」(CV:園崎未恵)が「登場」するのですが、こちらは、まさに、「ゲストキャラあるある」...(笑)。

 

 

「アイテム好き(マニア)」で、それらを使って、「カッコイイ」ところを見せようとするも、どこか「抜けて」いて、「決まらない」...(「新人」で、「ドジっ娘」キャラ。「楽しい」...笑)。

 

 

しかしオードリーは、シリアーティ教授の「狙い」は、「ホーホー博物館」にあるとみられている、「輝く秘宝 」、「お・パーツ」(現実世界の「オーパーツ」のこと。「おぱんつ(笑)」ではない...。「発見された場所や、時代」にはまったくそぐわない出土品)ではないかと話し、おしりたんていとともに、これら、一連の事件を「解決したい」と申し出ます。

 

 

そして、「ワンコロ警察署」も「総動員」で、「捜査」と、博物館の「警備」も始まったのですが...。

 

 

そんなところへ、「食品添加物(調味料)」として使われている、「犬化ナトリイヌ」(「塩化ナトリウム=食塩」?)という物質が「大量」に盗まれたという情報が入り、「現場」には、「シリアーティ教授」の手下、「オラン大佐」の毛髪が残されていたことから、オードリーやおしりたんていは、「教授」が、それらを使って、「何かを作る」つもりなのではないかと考えます。

 

ちょうどその翌日には、おしりたんていも「招待」されている、「発明コンベンション」が開催されることもあり、「ワンコロ警察署」も、その「警備」に当たることになっていました。

 

 

そして始まった、「発明コンベンション」、その「発明発表会」...。

 

 

刑事のひとり、「みみとがり」(CV:小西克幸)が「エントリー」していることもあり、その会場には、まさに「警察関係者」も大勢集まっていたところだったのですが、そこに「突然」現われた、「謎の男」がステージに上がり、そして...!!

 

 

その「男」こそ、「犬化ナトリイヌ」と、「希少」な「イヌネシウム」を「主原料」として、「警官」たちを「骨抜き」にする効果があるという「ケンネルボーン」(「犬寝るボーン(骨)」?...笑)を「合成」することに成功した、まさに、「シリアーティ教授」その人だったのですが、そのために、会場は「大混乱」となってしまい、その上、「参加」していた「発明家」たちも連れ去られてしまいました...。

 

 

盗まれた「犬化ナトリイヌ」の量から、教授が、「ケンネルボーン」の「大量生産」を狙っていると考えた、おしりたんていとオードリー...。

 

 

何とか、教授の「野望」を「阻止」するために、「次の一手」を打とうとする二人でしたが...。

 

 

 

この先は、いよいよ「物語の核心」に入って行きますので、「詳細な記述」は「避けたい」と思いますが、教授が、なぜに「お・パーツ」を「必要」としているのか、「顔(頭)の形」がそっくりな「おしりたんてい」との「関係」は、など、「興味深い話」が次から次へと出て来ます。

 

 

そしてついに、「直接対決(「闇と光の対決」)」ともなるのですが、その「初戦」は、教授の「圧倒的な力」の前に、おしりたんていは、「完全なる敗北」を喫してしまいました。

 

 

さらに、その場には、「時限爆弾」までも仕掛けられるというありさまで、まさに「大ピンチ」!!

 

 

すんでのところで「救出」されたおしりたんていでしたが、すっかり、「せんい」と「ゆうき」を失った状態...。

 

 

 

そして「教授」たちは、ホーホー博物館の「襲撃」に向け、「出発」していくのでした...。

 

 

 

この「大ピンチ」からの、まさに「大逆転劇」こそ、先の「短編」、「夢のジャンボスイートポテトまつり」が「関係」しているのですが、その「リターン・マッチ」はまるで、

 

 

 

「妖怪大戦争?」(笑)

 

 

 

かとも思えるくらいの「大迫力(インパクト)」でした!! (もう、「わけわかんない」...笑)

 

 

一方で、その「直前」の、「地下金庫室」での「謎解き」や、その「お・パーツ」をめぐる、「スリリング」な「攻防」にも、「見応え」を感じました。

 

 

この作品は、お子さんたちの「情操教育」に役立つだけではなく、「大人」が見ても、充分に「楽しめる」と思いました(ちょっと、「シーモネーター(笑)」的な要素は感じますけどね...)。

 

 

先ほど「わざと」、ひらがな書きにした「せんい」と「ゆうき」も、「2つの意味がある」ことを「理解」出来れば、親子で「なるほど!」と思うこともあることでしょう。

 

 

そうした意味でも、この作品は「お薦め」です。

 

 

 

それにしても、この「シリアーティ教授」...。

 

 

「昔」だったら、岡田眞澄さん(1935-2006)が絶対似合いそう...(「声」だけなら、塩沢兼人さんも...)。

 

 

いや、絶対に「似合う」と思います!!

 

 

「実写」でも、「イメージ」出来てしまいますね...(ちょっと「変態チック」とは思いますけれども...)。

 

 

だから、「現在」では、福山雅治さんなんですね...。

 

 

 

そして、「リアルタイプおしりたんてい」...(「まつ毛」が異様に伸びる...笑)。

 

 

そうした、「画的な楽しさ」もやはりあります(「戦闘後」の、一同の「ひきつった顔」といい...笑)。

 

 

 

 

しかし、今作の「予告編」などを見ていると、

 

 

 

「これが最終作?」

 

 

 

といった「誤解」も生じてしまいそうですが、これからも、まだまだ、「楽しい作品」を「期待」したいと思います。

 

 

 

ところで、この「おしりたんてい」...。

 

 

その「テレビシリーズ」が、実は「深夜限定」で、「ロシア」でも放送されていたようですが(もともと、「NHK」のアニメですからね...)、「今後」は、もう、放送されることは「ない」のでしょうか...。

 

 

 

やはり、「1日も早い平和」が望まれます。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

それではまた...。

 

 

 

(daniel-b=フランス専門)