今回の記事は、「公開初日」に、劇場へ足を運んだ際の記事を「リブログ」して書いています。

 

2022年3月に公開された、「ファイナル(最終決定)予告編」です。

 

 

こちらは、2021年2月時点で公開された「予告編」です(当時は、同年7月にも公開の予定でした)。

 

(「予告編」の)「字幕」としては、こちらの方が「正確」かも...。

 

 

本作の主題歌は、レディー・ガガ(1986-)による「Hold My Hand」。

 

「日本語字幕付き」の「公式MV」も公開されました。

 

この「Hold My Hand」のメロディは、劇中の他の音楽の中にも現れており、事実上の「ライトモティーフ」とも言い得ます。

 

 

余談ながら、このMVの「2分7秒頃」から現われる、「ダークスター」(「極超音速飛行テスト機」)のシーンは、映画では「冒頭」にあるものですが、「Uターン」して、「西海岸」へ戻ろうとする際の「夕陽」は、特に「美しい(神々しい)」と感じた場面でもありました...。

 

 

関連記事

 

 

劇中で、「分裂」しそうになったチームを、再び「固める」ことに成功した、「ビーチフットボール」のシーンで流れた曲がこちら...。

 

この曲、「I Ain't Worried」(OneRepublic)も、「日本語字幕付き」の「公式MV」が公開されました。

 

 

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映画公式サイト

 

 

 

さて...。

 

 

5月27日に公開された映画、「トップガン マーヴェリック」に、「公開初日」から足を運んだという話は、「公開時」の記事にて書いていますが(この記事は、その「リブログ」です)、いかに「名作映画」の「続編」とは言え、「これほど」までに「ハマる」ということは、私自身、「思ってもみないこと」でもありました...。

 

 

1986年公開の「第1作」は、当時、劇場へは見に行かず、後に、テレビの「地上波」で放送された時に初めて見たのですが、「超音速の戦闘機による空中バトル(ドッグファイト)」というのがとても「新鮮」で「衝撃的」であり、即、「忘れられない作品」となって、今日まで至ってもいたのです、が...。

 

 

今回、「36年ぶり」(撮影は2018年)に公開となった、その「続編」でもある「トップガン マーヴェリック」は、また「別の衝撃」を受けることにもなりましたが、それは、その「時の流れ」により、「アメリカ(ハリウッド)映画」の「撮影手法」も、「ストーリーの構築の仕方」も、さらに「熟成された」ということであって、決して「衰退」していない「証」であるとも、言うことが出来ると思いました。

 

 

何しろ、「第1作」当時のトム・クルーズ(1962-)は、まだ、「アイドル」と言っても過言ではないくらいの時代でしたし(なぜか、当時の「写真」などを見ると、誰もが、「プリクラ」か「少女漫画」かと思うくらいに、「目」が「キラキラ」して見えてしまう...笑)、「当時」の、「映画制作」の「方向性」というか、何というか...。

 

 

私も、その「第1作」の「Blu-ray」を「購入」して、あらためて見てみたのですが、とにかく「今作」は、

 

 

 

場面場面の「重み」がまるで違う!!

 

ぜんっぜん違う...!!

 

 

 

それは、トム・クルーズ自身が、「役者としての深み」を、この「年月」の間に「身に着けた」ということはもちろんありますが、「新世代」の俳優たちの、まさに「真剣勝負」的な取り組み方や、「第1作」を「超えよう」とする、ジョセフ・コシンスキー監督(1974-)をはじめとした、「制作スタッフ」の、その「情熱」が、まざまざと「感じられる」からでもあるでしょう。

 

 

今作は、その「音楽」もとても「感動的」でしたが、冒頭の「ダークスター」の場面や、いよいよ「ミッション」に発とうとする、「悲壮感」漂う、「重々しい緊張」の場面では、その「音楽」こそが、「場面を描いていた」とも言えるくらいで、そこにも、主題歌「Hold My Hand」が、「ライトモティーフ」として現われていたことから、あらためて、その「重要性」を感じることにもなりました。

 

 

しかしまあ...

 

 

「重い」ということを、ことさら「意識」してしまうと、本当に「重苦しく」なってしまって、逆に見ていられなくもなってしまいますから、そのへんは「ほどほど」に...。

 

 

とは言うものの、最初の方の「訓練」で、「飛行高度規定違反」で、「海軍航空部隊司令官(the Commander of Naval Air Forces)」、サイクロン中将(演:ジョン・ハム)の「叱責」を受けた際、この大変「危険」なミッションに「出撃」させる、「戦闘経験の浅い」部下たちを、

 

 

「必ず生還させます」

 

 

と「言い切った」、マーヴェリック大佐(演:トム・クルーズ)その「決意」も、本当に「重い」ものがありました。

 

 

この、「サイクロン中将」も、「最初の頃」こそ、「イヤな物言い」をする人物だと思いましたが、その後は、言っていることに「間違い」はなく、「基地を守る立場の者」としては「当然のこと」だとも思いました。

 

「マーヴェリック」も、一見「不可能」にも思えるこの「ミッション」を、「生還するにはこれしかない」ことをちゃんと示した上で、「自身の(豊富な)経験」もまじえて、部下たちを「守り」ながら、「訓練」に臨んでいたところが、「生命の重みを知っている」からに他ならないと感じたところでもありました。

 

 

本来ならば、「少将」(「司令官」クラス)にまでなっていてもおかしくはないマーヴェリックが、あくまでも「現場」にこだわることで、いまだに「大佐(キャプテン)」のまま...。

 

 

この「大佐」という階級も、「会社」で言えば、「部長」くらいの地位(現場の「最高責任者」、「指揮官」クラス)に相当するので、それだけでも、充分に、「エライ人」だとは言うことが出来ます。

 

 

しかし、マーヴェリックは、「ただのエライ(だけの)人」ではありませんでした(「悩める」... まさに、「理想の上司像」そのもの...!!)。

 

 

「後ろ盾」であった、かつての「戦友」、アイスマン海軍大将(演:ヴァル・キルマー)が亡くなったことで、サイクロン中将から「飛行禁止」を言い渡されたマーヴェリックでしたが、その中将が、「部下を犠牲にしかねない」作戦変更を説明する中、

 

 

 

作戦は実行可能」と、自ら実証(飛行)

 

 

 

してみせるシーンは、本当に、「胸アツ」でした...(その場にいた「部下たち」と同様に...)。

 

 

 

今作の「キャッチコピー」でもある、

 

 

「誇りをかけて、飛ぶ」

 

 

というのは、まさに「このシーン」のことだとも思いました(私は、そう「解釈」しています)。

 

 

実際、このシーンにより、「部下たち」は、「マーヴェリック」こそが、自分たちにとっての「真の上官」であると、はっきり「認めた」ようなものでしたからね。

 

 

だからこそ、「怒り」に声を震わせながらも、サイクロン中将が、「(作戦の)編隊長」として、あらためて、マーヴェリックを「任命」したところが、またひとつの「胸アツ」ポイント....。

 

 

しかし、本当に「大変危険」なミッションであることには変わりはなく、その後は、本当に「重苦しい空気(生命の「重み」を感じる...)」が流れていました...。

 

 

(それでも、マーヴェリックは、最終的に、サイクロン中将の「メンツ」を潰すことが「なかった(顔を立てた)」ところが「さすが」...)

 

 

そのサイクロン中将も「尊敬」していたという、「アイスマン」を演じたヴァル・キルマー(1959-)は何と、自身も本当に「(のどの)がん」を患っているのですが、劇中では、「(がんの「再発」で)余命いくばくもない」という、何とも「あんまり」な設定...(オイオイ...その「リアリティ」、「スゴすぎ」やろ...)。

 

 

関連記事

 

 

 

 

(今作では、「第1作のオマージュ」であるシーンが次々と登場し、そのトニー・スコット監督に対する「哀悼の意」も表されていますが、マーヴェリックが「帰艦」する際に、「艦橋(ブリッジ)」をかすめ飛ぶのも「そのひとつ」...。まあ、「ご愛嬌」ですわな...笑)

 

 

 

 

 

ちなみに、「サイクロン中将」を演じているジョン・ハムは、1971年3月の生まれですから、私と「同世代(!)」です。

 

 

しかし、トム・クルーズは、「1962年(7月3日)」の生まれ(祝「還暦」!!)と、「10歳」近くも「年上」ながら、あの「若々しさ」!!

 

 

「撮影当時」に「56歳(!!)」とは、「とても思えない」くらいですが、「中高年の星!!」という以前に、やはり、普段から、「気の張り方がまったく違う」のだろうと感じました...。

 

 

 

今回、「メイキング映像」も、新たなものが「追加」されました。

 

こちらは、「元の記事」にも載せています(この記事は、その「リブログ」です)。

 

こちら、「来日記者会見」(5月23日)からの、「ちょっとしたひとコマ」です...。

 

 

 

こんな「面白動画」も出て来ました...。

 

 

トム・クルーズの「友人」でもある、ジェームズ・コーデン(1978-)が「司会」を務めるテレビ番組から...。

 

 

「上」の動画には、「解説記事」もあります...。

 

 

こちらも、そのジェームズ・コーデンの番組(5月4日公開)からですが...。

 

 

(「心の声(笑)」...とある日の「コメント」から...)

 

 

私が、「フェニックス」役のモニカ・バルバロさん(1990-)(↑↑)に「一目ぼれしてしまった」などとは、「口が裂けても言えない」...(笑)。

「その彼女が目当て」でも見に行っているなどということが「バレ」たら、それこそ、もう、「どうしたらいいか分からない」わけでもあるわけで...(爆)。


「男の物語」の中で「際立つ」女性キャラは、また「素晴らしい」ということですね。


決して、「やましい見方」をしているわけではありませんので...。

 


ということなので...(笑)。

 

 

 

最後にこちらは、劇中の「英語表現」を採り上げた動画...。

 

 

(本当に、Blu-rayが発売されたら、「英語字幕」でも見ることが出来るくらい、見に行っています...)

 

 

こちらも、「参考」になる記事です。

 

 

 

本当に、ともに「死線」を越えたからこそ、「その先」に生まれた確かな「絆」...。

 

 

その「最後のセリフ」も、上掲の動画にありましたが、「(劇中の)英語」では、そのような「表現」をしているんですね。

 

 

とても「勉強」になります。

 

 

 

ところで、今回の映画、「フェニックス」(演:モニカ・バルバロ↑↑)の「(複座機の)後席」に座る「ボブ」は、「最初の頃」こそ、「頼りない」感じのキャラクターにも見えましたが、「実戦」では「なかなか」のものでしたね。

 

 

この「ボブ」を演じているルイス・プルマン(1993-)の父、ビル・プルマン(1953-)は、もう、言うまでもないくらいの「名優」です...。

 

 

たしかに、「そっくり」...。

 

 

そして、「第1作」で、マーヴェリックとグース(演:アンソニー・エドワーズ)が歌っていた「Great Balls Of Fire "火の玉ロック"」を、「ルースター」(演:マイルズ・テラー)がピアノを弾きながら、「みんな」で歌うシーンがあり、大変「印象的な場面」ともなっていましたが、この曲は、もともと、ジェリー・リー・ルイス(1935-)の「ヒット曲」です。

 

そのジェリー・リー・ルイスは、フランス・ギャル(1947-2018)の曲、「il jouait du piano debout "彼は立ったままピアノを弾いていた"」(1980)の、その「モデル」ともなった人物で...(「意外」なところで「関連性」がありましたね...)。

 

 

(参考)「il jouait du piano debout」についての記事

 

 

 

今作では、ちょっとした「イヤミなやつ」(「主役(ヒーロー)」になれなかった、「主役(ヒーロー)候補」...)のような立ち位置だった「ハングマン」(演:グレン・パウエル)も、結局、「最後」は、「一番オイシイところ(笑)」を持っていきました...。

 

 

「余談」ながら、このグレン・パウエル(1988-)という方、以前、「同姓同名」の他の方(「フランス(系の)人」ですが...)を検索していたら、「ヒット」したことがありました...。

 

 

今回、いろいろと「記事」を貼り付けてみた、「フロントロウ(FRONTROW)」さんですが、「関連記事」を「検索」すると、まだまだ「面白い」記事が見つかりますので、ぜひ、お試しください。

 

 

もっともっと「若い方」にも見てほしいとも思う、この「トップガン マーヴェリック」...。

 

 

私自身は、7月2日現在で「15回」(「ドルビーアトモス」上映限定。「第2週」以降は「JET音(音量大きめ)」上映)ですが、「若い方」というのは、ほとんど見当たらない...。

 

 

それが、ちょっと「残念」なところ...。

 

 

(「古く」からのファンの方が、逆に、「エンドロール」を見ずに、「早々」と席を立ってしまうということも感じました...)

 

 

 

「ドルビーアトモス」に限らず、「4DX」とか、「IMAX」でも見ることが出来るうちにぜひ...!!

 

 

 

(「第1作」を見ていなくても、その「人物相関」は、「自然に分かる」ようにもなっていますから、いきなり見に行っても「大丈夫」です!!)

 

 

 

いろいろと書いてみました。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門なのに「アメリカ映画」...笑)