2022年3月に公開された、「ファイナル(最終決定)予告編」です。

 

こちらは、2021年2月時点で公開された「予告編」です(当時は、同年7月にも公開の予定でした)。

 

こちらは、レディー・ガガ(1986-)による主題歌、「Hold My Hand」を大きくフィーチャリングしたバージョンの「予告編」です。

 

こちらは、そのレディー・ガガの「公式MV」となります。

 

こちらは、OneRepublicによる「I Ain't Worried」。

 

 

「前作(第1作)」(後述)の「主題歌」であるこの名曲も、もちろん「登場」しました!!

 

ケニー・ロギンス(1948-)で、「Danger Zone」(1986)。

 

 

上掲の曲は、こちらに「すべて」含まれています。

 

 

 

 

映画公式サイト

 

 

 

さて...。

 

 

5月27日は、「公開初日」となるこちらの映画をさっそく見に行って来ました。

 

 

「TOP GUN: MAVERICK トップガン マーヴェリック」!!

 

 

...ここのところ、「劇場公開映画」に「注目し過ぎ」な感もありますが、自分自身でも「意外」だったかも知れません。

 

 

この作品を「見たい!!」と思って、その「初日」から、劇場に足を運んだことを...。

 

 

この作品も、「新型コロナウイルス禍」などの「理由」により、公開日が「二転三転」したようではありますが、最も「古い」公開予定日は、「コロナ禍」前である、「2019年7月12日」ということだったようです。

 

その後、公開日が「再調整」されたことにより、今回の「2022年5月27日」で落ち着きましたが、そのため、「日米同時公開」ということにもなりました。

 

 

後にも触れますが、アメリカでは、「5月の最終月曜日」(本年は「5月30日」)は、「戦没将兵追悼記念日」(「メモリアルデー」)と定められており、「その意味」でも、「タイムリーな公開」となったと思います(そこまでの「意図」があったのかどうかまでは定かではありませんが...)。

 

 

それにしても、「劇場」にて、「アメリカの実写映画」を見るのは、本当に「どのくらいぶり」のことになるでしょう...。

 

 

「アニメ」であれば、「アナと雪の女王2」(2019年)や、「シュガー・ラッシュ・オンライン」(2018年)がありましたが、「実写」となると、2019年公開の映画、「イエスタデイ」は、「主な舞台のひとつ」ともなっている「アメリカ」も参画してはいましたが、基本的には、「イギリス」の「俳優」、「スタッフ」による作品であり、純粋な「アメリカ映画」というわけではありません...。

 

 

ええ~っ...「劇場で見たアメリカ映画(実写)」って、「前回」は「どの作品」だったんだろう...

 

 

...っていうくらい、久しく、「アメリカ映画」を「見に行っていない」気が...。

 

 

つまりは、そのくらい、「珍しい」ことでもあると、私は「言いたい」のです...。

 

 

 

かつては、アメリカを「避けていた時代」があったことも「たしか」なのですが、2000年の頃、「CART(チャンプカー)」など、「アメリカン・レーシング」にハマったこともあって、その後は、私自身、ずいぶんと「寛容」になったものだと思います(笑)。

 

 

 

何にしても、今回の映画に「興味」を持ったその「理由」のひとつとして、かなり「昔」に、「地上波」ではあったものの、この「トップガン」の「第1作」(1986年)を「見ていた」ということもありました。

 

 

今回、その「第1作」の「本編オープニング映像」も、特別に「公開」されています。

 

 

いやあ...さすがに「若い」ですよね...。

 

 

参考記事

 

 

 

 

 

今作は、昨年11月20日から、福井でも運用が始まった、「ドルビーアトモス」という、「新世代」の「サラウンド上映方式」に「対応」しているということから、「福井コロナシネマワールド」の方に足を運びました(「スクリーン10(「ドルビーアトモス」専用)」 12時15分の回)。

 

 

(先日の「ハケンアニメ!」の「パンフ」も、25日に行った際、無事「購入」出来ました。しかも「豪華版」で!!)

 

 

以下、「ドルビーアトモス」についての「案内」です(公式)。

 

 

ドルビー公式サイトより

 

 

 

実際に、「通常の上映方式」のものと「比較」したわけでもありませんが、「音像」は、たしかに「はっきり(くっきり)」としていて、「臨場感」は、さらに「リアル」だと感じました(私自身は、今回が「初体験」です)。

 

 

なお、これとはまた「別」の方式、「4DX」とは、「体感型(4D)」の上映のことを指していますが(こちらの方が、たぶん、「もっとスゴイ」と思いますが、身体に「障がい」がある方など、利用が「制限」される場合があります)、「本作品」は、こちらの「4DX」にも「対応」しています(「上映方式の対応」については、「公式サイト」より、「上映劇場」の情報をご確認ください)。

 

 

(公式)「コロナシネマワールド」の「案内」から。

 

 

 

さて...。

 

 

今作では、「現実」と同様、「無人機」の開発の方が「優勢」となり、「極超音速戦闘機」(「マッハ5.0(=「音速」の「5倍」)」以上にて「飛行可能」な戦闘機)の開発は、「凍結」の方向に向かうという「始まり」でもあったのですが、「テスト飛行パイロット」を務める、「ピート・ "マーヴェリック" ・ミッチェル海軍大佐」(演:トム・クルーズ)は、やっぱり「ムチャのし過ぎ」で...。

 

 

最終的に、ついに、「マッハ10.0(!!!)」の「壁」を超えることにも「成功」したのですが、機体はやはり「空中分解」...(「当たり前」...)。

 

 

(これは、「軍用航空機」であるからこその話で、一般に、私たちが搭乗する「(通常の)民間旅客機」の場合、「音速」を超えて飛行すると、「その時点」で、「空中分解」すると言われています...)

 

 

大したケガもなく、「生還」したマーヴェリックに与えられた「新たな任務」は、「ノースアイランド海軍航空基地」での、「(実戦の)訓練教官」。

 

 

かつての「戦友」、「トム ・"アイスマン" ・カザンスキー海軍大将」(演:ヴァル・キルマー)からの「推薦」でもあり、近く実行される、「極めて重大で、危険な任務」のために、「若く、優秀なパイロットたち」を「鍛え上げる」ことを「承諾」したマーヴェリックではあったのですが...。

 

 

その「厳しさ」は、以下の「メイキング映像(「トレーニング」を含む)」を見ても「明らか」です...。

 

 

 

ちなみに、トム・クルーズ(1962-)の演じる「マーヴェリック」は、「海軍」の「航空部隊」の「大佐」です。

 

 

そのため、「陸軍」や「空軍」で使われている「Colonel(カーネル)」ではなく、「Captain(キャプテン)」と呼ばれていますが、この呼び方は、「陸軍」、「空軍」では、「3階級下」の「大尉」のことですから、ちょっと「ややこしい(分かりにくい)」かも...(「イギリス海軍」、「フランス海軍」も概ね同様。「NATO」での「階級符号」は「OF-5」)。

 

 

1996年の映画、「ブロークン・アロー」では、「アメリカ空軍」という設定でしたので、ジョン・トラボルタ(1954-)の演じた「ディーキンス少佐」は「Major(メイジャ)」、クリスチャン・スレーター(1969-)の演じた「ヘイル大尉」は「Captain」となっていました。

 

 

また、「007」ジェームズ・ボンドは、「イギリス海軍中佐」という設定のため、「Commander(コマンダー)」と呼ばれていましたね...。

 

 

 

この作品の「一番の見どころ」と言えば、やはり、「大迫力」の「空中戦」、いわゆる「ドッグファイト」がまず挙げられます。

 

 

もちろん、「実際の戦闘」では「生命」がかかっていますし、出来ることならば、「実際に目にすることがない」ように「お願い」もしたいのですが、「アメリカ軍」の「全面協力」によって、今作でも、大変「リアル」な「空中バトル」が繰り広げられています。

 

 

「戦闘機」は、「民間旅客機」よりもはるかに「小型」で、そこに「パイロット」が乗り込んで、「操縦」もするわけですが、「旅客機」ではもちろん「あり得ない」動きを、「超音速の世界」で行なうわけですから、当然、身体的にも、「多大な負荷」がかかります。

 

これを、「Gフォース(Gravitational force)」、「重力加速度」などと呼びますが、「急旋回時」などに、「5G」(体重の「5倍」の「重力」)もの「力」がかかると、(「普通の人」ならば、)「意識を失ってしまう」ことも、当然あり得ます(「G-LOC」)。

 

 

参考記事

 

 

 

それと似たような「現象」が、実は、「自動車レース」の世界でも起こりました。

 

 

2001年4月29日、アメリカ・テキサス州フォートワースにある、「テキサス・モーター・スピードウェイ」にて開催予定であった、「CART(チャンプカー)」のレース...(「1.5マイル/2.4キロ」オーバルを「248周(約588キロ)」)。

 

 

当時、「CART」から「分裂」した、「ライバル」とも言える、「IRL(現「インディカー・シリーズ」)」を代表する、「常設オーバルコース」へ乗り込んでの「公式戦」でしたが、「最初の段階」から、「インディカー」の「最速記録」を大きく「上回る」タイムが「連発」となり、ドライバーたちが、次々と「不安」を口にし始めました。

 

 

「インディカー」では、ほぼ何の問題もなく「レース」が行なわれていましたが、「ホンダ」や「トヨタ」、「フォード」といった「一流エンジンメーカー」が参戦していた「CART」では、その「基本性能」からしてすでに、「インディカー」より「はるかに格上」であり、「バンク角(コースの傾斜)」の大きなこのコースにおいて、「最速タイム」を「連発」するということは、その「超ハイスピード」(「最高時速約240マイル(約385キロ)」)もさることながら、それに加えて、「猛烈なコーナリングG」(最大「5.5G」)による「危険」さえも、「指摘」されることになったのです...(先述のような、「意識消失」も、当然あり得ます...)。

 

 

結局、「安全が確保出来ない」という理由で、このレースは、「中止」という決定が下されました。

 

 

その「3週間後」である、「5月19日」には、日本の「ツインリンクもてぎ」(栃木県)にて、無事に「公式戦」が行なわれましたので(このレース、私は、「現地」にて「観戦」しています)、この、「テキサス」での「中止の判断」は、「大正解」だったと思います。

 

 

その後、「CART」は、「運営への不信感」が高まり、「主要チーム」の「大多数」が「インディカー」に「移籍」したこともあって、誠に「残念」なことながら、後に、「吸収」という形で、その「歴史」に、幕を閉じることになってしまいました...(2007-2008年)。

 

 

なお、先述の「ドッグファイト」という言葉は、その様子に「似ている」ことから、特に、「オーバルコース」でのレースの、「超ハイスピードバトル」でも使われることがあります。

 

 

 

ここで、先日の、トム・クルーズ「来日」(5月23、24日)の模様をまとめてみましたのでどうぞご覧ください。

 

 

 

 

来年(2023年)公開予定の、「ミッション:インポッシブル」シリーズの「最新作」、「デッドレコニング PART ONE」公開に合わせ、「再び来日する」とも話していました。

 

こちらは、その「特報」です。

 

 

 

「軍事的な話題」に「敏感」になりがちな「ここ最近」ではありますが、そんな中でも、やはり「感動」を与えてくれる映画だと思いました。

 

 

「前作を知らない方」でも、見て絶対に「損はしない」1本だと思います。

 

 

ぜひ、ご覧になってみてください...。

 

 

「27日」は、夜から朝にかけ、「雨」も降りはしましたが、その後、その雨も上がって、無事に見に行くことが「出来た」のは、やはり、「愛の力」だと思いました。

 

 

「あきらめかけ」もしましたが、やっぱり(この日に)、「行って良かった」...!!

 

 

 

最初にも書いている通り、アメリカでは、「5月の最終月曜日」(本年は「5月30日」)は、「戦没将兵追悼記念日」(「メモリアルデー」)となります。

 

 

この日の「前日(日曜日)」には、「レースの世界」でも、「インディ500」や、「シャーロット600」(「NASCAR」)といった「ビッグイベント」が開催されます(「欧州」では、「F1 モナコGP」も...)。

 

 

そうした中、今回のこの映画、「トップガン マーヴェリック」を見に行くことも、大変「有意義」なことであると考えます。

 

 

 

1日も早い「平和」が望まれます。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)