今回の記事は、映画公開初日に見に行った時の記事を「リブログ」して書いていますが、事実上の「訂正記事」です...。

 

こちらは、「劇中」(クライマックス)にて、「キュアラメール(ローラ)」(CV:日高里菜)を「中心」とした、「トロピカル~ジュ! プリキュア」チーム全員で歌われる「劇中バージョン」...。

 

 

「名曲」です!! (「リンク」のため、「別ウィンドウ」が開きます)

 

 

こちらは、その「主題歌シングル」の、「全曲試聴動画」です。

 

 

こちらは、「公開時」には、「映画エンディング」そのままでしたが(テレビでも、「短縮版」にて放送)、その後、「ダイジェスト映像」に切り替えられました。

 

この「エンディング主題歌Ver.」では、「トロピカル~ジュ! プリキュア」チームに加え、「ハートキャッチプリキュア!」チームも参加しています。

 

なお、今回のダンス振り付けは、ナナエ・モンジェラさん(原ななえ)(1984-)が担当しました。

 

 

 

 

あらためて、「予告編」をどうぞ。

 

こちらは、10月31日に追加された「特別映像その4」です。

すでに、「クライマックス」関連の映像が紹介されています。

 

今回の映画の「最重要人物」と言える、「雪の王国シャンティア」の王女、「シャロン」役を務めたのは、女優でもある声優、松本まりかさん(1984-)です。

 

 

こちらは、10月26日に行なわれた、「映画公開記念舞台あいさつ」の模様です。

 

本作は、「週末観客動員数ランキング」において、「初登場第1位」を獲得したとのことです。

 

「スゴイ」のと同時に、「おめでとう!!」ですが、この内容ならば、「即リピート」でもおかしくはありませんね。

 

現に、どの回も、客席はかなり埋まっていました...。

 

こちらは、「映画公開記念生配信トークイベント」(10月23日)。

「1週間限定」とありますが、現在も、引き続き、視聴が「可能」となっています。

 

 

映画公式サイト

 

 

テレビシリーズの公式サイト

 

 

(テレビ朝日)  *「過去作品」へのサイトへも、「こちら」から行くことが「可能」です。

 

(東映アニメ)  *同上

 

 

動画サイト公式チャンネル

 

テレビシリーズについての記事

 

これまでの記事

 

 

さて、今回は、何と書いて「言い訳」したら良いのか...。

 

 

記事としては「リテイク」となりますが、事実上の「訂正記事」ということにもなってしまい、ただただ「心苦しい」ばかりだとも思います。

 

 

この記事の「元の記事」でもある、「公開初日(10月23日)」に見に行った時の記事を、いったん「破棄」したいとも考えたくらい、「3回目」以降はまったく「違った」感想となっていて、「そちら」の方が、明らかに「正しい」とも思いました。

 

 

しかしながら、あえて、「元の記事」はそのままに、「リブログ」として、あらためて、その「感想」を書いてみたいとも思いました。

 

 

その「公開初日」(10月23日)というのは、もともとが、「当日の天候が不安」だった上に、「急なシフト変更」が入り、さらには、そのための「仕事の段取り」もあって、要するに、「疲れていた」んでしょうね。

 

 

通常なら、「2日連続」の後、「1日休み」をはさんで、また「2日連続」というシフトですが、量の多い「週明け(月曜)」の仕事を、「日曜」と、「火曜(当日)」に振り分けなくてはならないという「厳しい状況」だったにもかかわらず、「見に行っちゃった」(それも、「土日」の「2日連続」で...)のが、「間違いのもと」...。

 

 

その上で書いた「感想」というのは、実は、「最も重要なポイント」を、いくつか「見落としていた」としか言いようがなく、「このままではダメだ(先へは進めない)」という「結論」に至ったのでした...。

 

 

その「懺悔」の意味もありますが、今回のこの作品もやはり、「とても見るべきところの多い傑作」という思いから、「11月8日現在」(公開2週終了時点)での「回数」としては、「12回(!)」ということになります。

 

 

その「内訳」は...。

 

 

(*)10月23日(土)...「アレックスシネマ鯖江」

 

(*)24日(日)...「アレックスシネマ鯖江」

 

27日(水)(2回)...「アレックスシネマ鯖江」

 

31日(日)(2回)...「福井コロナシネマワールド」

 

11月3日(水)(2回)...「アレックスシネマ鯖江」

 

(*)6日(土)...「アレックスシネマ鯖江」

 

7日(日)(2回)...「福井コロナシネマワールド」

 

(*)8日(月)...「福井コロナシネマワールド」

 

 

(*)は、「夜勤後」。

 

 

「前回」書いた感想の中で、「シリーズ前作」である、「ヒーリングっど プリキュア」が「メイン」となった映画2作品が、ともに「力が入り過ぎ」で、「70分」というスケールで描くには、明らかに、「ボリュームのあり過ぎる内容」(「90分作品」でも良いくらいで、「大人向け」だった感も...)というのは、これは「間違いのないこと」であって、「いま」でも、そう思いますね。

 

 

そのために、今回は「軌道修正したのではないか」という見方も、あながち、「間違いではない」とは思いますが...

 

 

ストーリーは、一見、「シンプル」になったようにも思えますが、その「バックグラウンド」は、必ずしもそうではありません。

 

 

主人公たちが「異世界を旅する」というストーリーは、「プリキュアの世界観」では特別珍しいことではありませんが、今作の、その「バックグラウンド」を思うと、「とてもつらい」という想いを禁じ得ないものがあるのです。

 

 

そうした「想い」が、まさに「頂点」に達した時に歌われるのが、今作の主題歌、「シャンティア~しあわせのくに~」...。

 

 

「歌」が「キーポイント」となる作品は、「近作」で言うと、一昨年の映画、「スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」も同様で、こちらも、とても「美しい」作品でした。

 

 

今作も、最終的には、「未来にもつながる」という終わり方ではありましたが、その「プロセス」として、大変「悲しい」クライマックスシーンを通る「必要」がありました...。

 

 

そもそも、その「始まり」というのが、「まなつ(キュアサマー)」(CV:ファイルーズあい)たちのみならず、「みんなを笑顔にする力」を持つ人々に送られた、「シャンティア王国 シャロン王女」(CV:松本まりか)からの「招待状」でした。

 

王女の「使い」として、「ビデオメール」のような「招待状」を運んで来た、不思議ないきもの「ホワン」...。

 

間もなく行なわれるという、シャロン王女の「戴冠式」...。

 

 

「駅」から列車に乗ったはずなのに、いつの間にか「異国の地」、それも、「雪の王国」に到着していることに、「みのり(キュアパパイア)」(CV:石川由依)は、「違和感」をぬぐえずにいました。

 

「初めて見る雪景色」に大はしゃぎのまなつでしたが、「夏服」のまま飛び出したために、「凍え死にしそう」な目に遭うことに...。

 

そこでホワンが、みんなのために、「防寒着」を用意してくれることになりました。

 

 

「王宮」を訪れ、シャロン王女にあいさつをする、まなつたち「トロピカる部」...。

 

「ローラ(キュアラメール)」(CV:日高里菜)は、「グランオーシャンの次期女王」と名乗るだけあって、「正式な場での礼儀作法」も手慣れたもの。

 

さっそく、シャロン王女の「好感」を得たようです...。

 

 

「戴冠式」までの間、「自由」に過ごすことを許可され、さっそく、「雪の世界」を堪能することに。

 

 

「雪合戦」を始めたところで、まなつたちは、「自分と同じくらいの年頃」の少女たちに出会います...。

 

 

その「少女たち」というのが、今回、「共闘」ということになった「ハートキャッチプリキュア!」(シリーズ本放送は「2010年」のチーム)の面々だったのですが、この時点では、「当然」のことながら、お互い、「プリキュア」であることは「伏せたまま」の状態です。

 

 

どこか「似たところ」のある「えりか(キュアマリン)」(CV:水沢史絵)とローラは、「最初」からバチバチと火花を散らしている様子...。

 

 

「シャンティアに歌いに来た」ということで用意していた「ステージ衣装」も、「デザイナー」を目指しているえりかに「ダメ出し」を喰らい、「大いに不満げ」な様子で、その場を離れたローラ。

 

 

そんなローラが、宮殿内を歩いていると、「中庭」に、泳げるほどの「大きな泉」があるのを見つけ、「人魚の姿」に戻って、さっそく、中に入ってみることにしました。

 

 

そうして泳いでいると、シャロン王女の「歌声」が聴こえて来ましたが、彼女も、泉の中のローラに「気づいていた」様子...。

 

 

すっかり打ち解け、「意気投合」した二人は、ともに「女王」となったあかつきには、「友好国になろう」と、「約束」を交わします。

 

 

このシーンで、ローラは、シャロン王女から「相手の幸せを願って贈る指輪」をプレゼントされ、さらに、シャンティアで広く歌われていたという、先ほどの「歌」も、「教えてもらう」ことになったのです...。

 

 

一方、ローラを探していたまなつにばったり出合ったえりかは、「ローラは自分に似ている」とまなつに話し、その「不器用さ」を気にかけます...。

 

 

このことが「きっかけ」となり、ローラとえりかは、「和解」することになりました。

 

 

そして、いよいよ「戴冠式」となるのですが、「話が進む」につれて、シャロン王女の「様子」が...。

 

 

 

「今回の曲」について書くために、あえて、「ネタバレ部分」も書くことをお許しください...。

 

 

まなつたちが来ているこの国、「シャンティア」は、実は、「約1万3000年前」、「彗星の衝突」によって、「跡形もなく滅び去った国」でした。

 

彗星が「接近」していることを知り、当時の「国王」、「王妃」(シャロン王女の「両親」)は、「戴冠」間近いシャロンを「地下(シェルター)」に「避難」させましたが、その後、「地上」に出て、「すべてを亡くした」ことを悟ったシャロンは、そのまま、降り出した「雪」に埋もれていき、「絶命」しました...。

 

 

しかし、「長い年月」が過ぎ、その「彗星」から分かれた「隕石」の「不思議な力」によって「現代」によみがえったシャロンは、その「力」を使い、国の「再興」を目指すことになりました。

 

そこで、国に「招待」(というより「スカウト」)した人々を、新たな「国民」として、この地に留まらせることになったのですが、「帰ろうとした人々」を、その「能力」を使って、無理矢理「拘束」するという行動に出たため、「プリキュア」たちと「戦う」ことにもなってしまったのです...。

 

 

激しく「動揺」し、「板ばさみ」となった「キュアラメール(ローラ)」にまで「攻撃」を仕掛けてくるシャロンに、「キュアブロッサム(花咲つぼみ)」(CV:水樹奈々)も、ついに「堪忍袋の緒」が切れ、「キュアマリン」とともに、「直接攻撃」を仕掛けますが、今度は、ローラがシャロンを「かばった」がために、「ハートキャッチプリキュア!」の面々は捕えられ、「地下牢」に閉じ込められてしまうことに...。

 

 

(実は、この「地下牢」のシーンは、「中盤以降」では数少ない、「笑える」場面でもあります...)

 

 

「キュアフラミンゴ(滝沢あすか)」(CV:瀬戸麻沙美)らと「協力」しあって、何とか「地下牢」を脱出した「ハートキャッチプリキュア!」。

 

 

一方、「シャロンに言ってやりたいことがあるの」と、「気合い」を入れて、キュアサマーとともに「王宮」に向かったキュアラメール...。

 

 

この「王宮」の場面は、その「音楽」とともに、大変「印象」に残るシーンでもありました。

 

「事実」を告げるラメールの「口調」は、実に「重々しく」、とても「説得力」がありましたね...。

 

 

ここで、「逆上」したシャロンによって生み出された「大怪獣」は、「スノードラゴン」でしょうか。

 

 

かつて、王国を「守護」していたドラゴンだったのか、など、いろいろな「想像」が出来ますね。

 

 

ゲーム「ファイアーエムブレム~紋章の謎」(1994年/SFC)に登場した、「氷竜」なども思い出させます...。

 

 

そして、これが、「最後の戦い」となりました...。

 

 

今回、劇中には、「スノードロップ(待雪草)」という「花」が登場しますが、これも「重要なポイント」のひとつでした。

 

 

キュアブロッサムが話している通り、「春を告げる花」であり、その「花言葉」は「希望」...。

 

 

両親が「フラワーショップ」を営んでおり、自身も、「花言葉」を憶えるほどの「花好き」...。

 

 

今回、なぜ、「ハートキャッチプリキュア!」との「共演」となったのかが「よく分かる」ポイントでもありました。

 

 

シャロンの「悲しみ」は、実際に「体験」してみないと分からないくらいに「深い」もので、簡単には、その傷が癒えることはありませんでした。

 

 

「永遠なんてない...」

 

 

そう話すシャロンに、「(王国で咲いていた)スノードロップ」は、「現在(私たちの世界)でも咲いていますよ」と告げたのがキュアブロッサムでした...。

 

 

その、「前」のシーン...。

 

 

「戦い」に敗れ、「不思議な隕石の力」も失われつつあったシャロンは、その「存在」も消えかかっていて、キュアパパイアが言うように、「隕石の消滅」とともに、王国もろとも「消滅」する運命にありました。

 

 

「このままでは終われない」と、「悔しさ」をにじませたシャロンでしたが、そんな彼女の前に立ち、

 

 

「私は、この国に歌いに来たの...」

 

 

と、シャロンに教わった「歌」を、慈しむように歌い始めたキュアラメール...。

 

 

それが、この曲、「シャンティア~しあわせのくに~」の「劇中バージョン」なのです。

 

 

キュアサマーたち、「トロピカル~ジュ! プリキュア」のメンバーも加わり、切々と歌われていきます...。

 

 

キュアラメールは、「この歌は、絶対になくならない」と言ってシャロンを「安心」させ、その腕の中で、彼女と、「その王国」は、静かに消えていきました...。

 

 

やはり、この作品も、「傑出した名作」として挙げたいと思います。

 

そして、「今作」こそは、「20回は(劇場で)見るぞ!!」とも思っています!! (「超々本気モード」...)

 

 

ローラが最後に言う、「"私の歌"じゃない..."私たちの歌"よ...」というセリフも、この作品の「すべて」を、言い表しているようにも感じますね...。

 

 

その「エンディング」で歌われるバージョンは、劇中の、「ショッピングモールでのイベント」で歌うものですが、このように、「アレンジ」を変えて歌われるところを見ると、まるで、「宝塚歌劇団」の公演(「レビュー」)のようでもありますね。

 

 

そうしたところも、とても「興味深い」と思います...。

 

 

以下に、「シャンティア~しあわせのくに~」の「劇中バージョン」、「エンディングバージョン」の両方の歌詞を載せておくことにいたしましょう。

 

 

他にも、いろいろと思ったことがあったのですが、それは、「またの機会」にしたいと思います。

 

 

ちょっと「気がかり」なのは、「まなつ」役のファイルーズあいさん(1993-)や、前作の「花寺のどか(キュアグレース)」役の悠木碧さん(1992-)が所属する「声優事務所」の話題...。

 

 

こちらは、「今後の情報」を待ちたいと思います...。

 

 

大変長くなりました。

 

 

それではまた...。

 

 

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シャンティア~しあわせのくに~

 

ほほえみで

ひとつになろう

その胸に

愛が咲くように...

 

お月さま 

家に帰るころ

のぼる おひさま

大地をてらす

 

1日も 

とぎれることなく

今日が来るって

ほんとは...奇跡

 

夢 いだき

ねむる種子(たね)は

雪の下で

未来 待ってる

 

たいせつと

ふれあう心に

陽だまりのような

希望がともる

 

奏でましょう

風にのせて

ぬくもりで羽ばたく

よろこびのうた

 

綿雪をまとう天使が

着替えた花ドレス

ほころんだ

みんなの笑顔 

かがやく

ここは 

しあわせのくに

 

なみだ色 ぬりかえて

たのしい色 増やそう

そして つながりあう世界

 

芽ぶく春 

真夏の太陽

秋から冬の星

笑いあい

過ごせる日々が

とくべつ

とてもしあわせな

ここは 

しあわせのくに

 

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シャンティア~しあわせのくに~(エンディング主題歌Ver.)

 

ほほえみで

つなごう...

時をこえ

咲きだした

ねがいの花

 

たいせつと

ふれあう心に

陽だまりのような

希望がともる

 

奏でましょう

風にのせて

ぬくもりで羽ばたく

よろこびのうた

 

綿雪をまとう天使が

着替えた花ドレス

ほころんだ

みんなの笑顔

かがやく

ここは

しあわせのくに

 

Blooming *Smiling

マイハート! 

イェイ!

ユアハート! 

イェイ!

 

芽ぶく春 真夏の太陽

秋から冬の星

笑いあい

過ごせる日々が

とくべつ

ここは しあわせのくに

 

(daniel-b=フランス専門)