今回の記事は、「モトカー」様の、「6月30日付け」の記事を「リブログ」して書いています。

 

「予告編」です。

 

 

こちらは、6月19日(公開2日目)に行なわれた、「公開記念舞台あいさつ」です。

 

途中、「サプライズ」もあり、まさに「涙、涙」の「舞台あいさつ」となりました。

 

みなさんの「コメント」は、大変「印象的」です...。

 

こちらは、4月5日に行なわれた、「完成披露試写会」、および、「アフタートーク」の模様です。

 

 

こちらは、田中圭さん(1984-)、山田裕貴さん(1990-)、眞栄田郷敦さん(まえだごうどん)(2000-)による「体力測定」企画です。

 

「結果」は、「思わぬ方向」に?

 

見ていて「楽しい」動画ですね。

 

MAN WITH A MISSIONによる「挿入歌」、「Perfect Clarity」の「特別映像」です。

 

 

 

こちらは、MISIA(1978-)による主題歌、「想いはらはらと」の、「Movie ver.」のMVです(「期間限定」とのことですが、現在、「延長公開」されているようです)。

 

 

 

映画公式サイト

 

 

*まず最初に、この度の、静岡県熱海市の「土石流災害」について、被災者の方々には、心より「お見舞い」を申し上げます。

 

また、亡くなられた方々のご冥福も、あわせてお祈り申し上げたいと思います。

 

 

さて、今回は、半ば「緊急」で見に行った、この作品について書いてみたいと思います...。

 

 

この作品、「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」(6月18日公開)については、「予告編」を見た記憶が、イマイチ「定かではない」のですが(「タイミング」の関係で...「1回」くらいは「あった」のかな...?)、「公開直前」にも、何回か「劇場」には足を運んではいましたので、「公開」自体は知っており、また、「興味のある」作品のひとつにもなってはいました。

 

 

この作品の公開近くになって、いきなり「賭ケグルイ」などにハマらなければ(笑)、もしかすると、「こちら」を選んでいたのかも知れませんが、今回、この映画を見に行く「きっかけ」となったのは、やはり、「この方」の記事からでした。

 

 

今回の記事は、「坂道シリーズ」に強い、「モトカー」様の記事(6月30日付け)を「リブログ」して書いていますが、これは、今回の作品に、「日向坂46」の「エース」、小坂菜緒さん(2002-)が出演していることにも、もちろん「関係」があります。

 

 

記事に「コメント」を入れたところ、「ぜひ見るべき」との「推薦」もいただきましたので、私も、「機会」をうかがって、「見に行く」ことにしました。

 

 

「熱海の惨状」を目の当たりにすると、本当に「心苦しい」ばかりではありますが、北陸地方は「空梅雨」とも言えるくらい、「降りそうで降らない」状況でもあるのです...。

 

「夜勤連チャン中」でもありますし、今回は「無理」をせず、最も「近く」の、「テアトルサンク」(「福井西武」隣り)に見に行くことにしましたが、結局、「日中」には、雨が降ることはありませんでした...(「2日金曜日」のことです。「スクリーン2」にて、「12時15分からの回」でした)。

 

 

今回のこの作品は、1998年2月に開催された「長野オリンピック(冬季五輪)」での、「知られざる感動の実話」が「映画化」されたもので、「人物」も、ほぼ全員、「実名」での登場となっています。

 

 

すなわち、田中圭さん(1984-)演じる「西方仁也さん(にしかたじんや)」も「実在の人物(実名)」(1968-)であり、「長野大会」に先立つ、「リレハンメル大会(ノルウェー)」(1994年開催)において、「スキージャンプ競技」のひとつ、「団体ラージヒル」(選手4名)で、実際に「銀メダル」を獲得している方です。

 

 

しかし、この「リレハンメル」は、西方さんにとっても、「悔い」の残る大会であったはずです。

 

 

「最後」に飛んだ、「原田雅彦さん」(1968-)(演:濱津隆之)が「失敗」さえしなければ、「金メダル」だった...。

 

 

西方さんは、「地元(「野沢温泉」のご出身)」でもある次の「長野大会」での「雪辱」を目指しますが、「突然のケガ」のために、「日本代表」の選考からは「外れて」しまうことに...(それでも、「直前」の「全日本大会」では「優勝」しています!!)。

 

 

そんな中、西方さんのもとに「やって来た」のが、「テストジャンパー」の依頼でした...。

 

 

この「テストジャンパー」というのは、実際に競技を行なう「選手」たちが飛ぶ前に、コースの「安全」を「確認」するために飛ぶという方々のことであり、一般には、あまり知られているとは言えないものの、大会を運営する上では、非常に「重要」な、「なくてはならない」存在であると言うことが出来ます。

 

 

しかし、「裏方」であることには違いはなく、この映画で描かれている「西方仁也」には、どこか「素直になれない」、「一歩を踏み出せない」、また、傍から見ると「煮え切らない」ようなところも感じられました。

 

「この点」に関しては、演じた田中圭さんも、「最後の最後まで、自分から動き出そうとしない」と話していましたが、「じわりじわり」と、本当に「最後」になって、「来ました」ね...。

 

やはり、その「経験」を買われて、「テストジャンパー」となったわけですから、「最後の最後」で、本当に「決めて」くれました。

 

 

これこそが、「映画のパワー」、そして、「実話のパワー」だと思います...。

 

 

田中さん演じる「西方仁也」は、「関係者」の方からも、「雰囲気が近い」と言われたそうですが、「奥様(幸枝さん)」からも「なんか似ている...」と言われて、「嬉しかった」とコメントしています。

 

 

その「西方幸枝」を演じているのが土屋太鳳さん(1995-)ですが、この役を演じるにあたり、西方さんに「質問状」を送られたそうです。

 

その「回答」の内容から、「西方幸枝」像を作り上げていったそうですが、やはり、実に「自然」にも感じられました。

 

このあたりは「さすが」だと思います。

 

ちなみに、土屋さんは、お二人の息子さん(劇中にも登場)とも「同い年」だということで、「偶然ではあってもご縁を感じる」と話していました...。

 

 

山田裕貴さん(1990-)の演じた高橋竜二さん(1974-)は、聴覚に「障がい」を持ちながらも、「明るい性格」で「ムードメーカー」でもあり、上掲の映像でも、山田さんが演じた「そのまま」に、「登場」してくださっていたのがまた「印象」に残りました。

 

 

眞栄田郷敦さん(まえだごうどん)(2000-)の演じた「南川崇」という役は、「架空の人物」だということではありますが、その「才能」を「期待」されつつも、やはり、「ケガによるトラウマ」を認めたくないあまり、自分を「大きく」見せようとしていた、「本当は、弱くて、不器用なキャラクター」...(眞栄田さん談)。

 

「当時」の、「テストジャンパー」や「選手たち」の「想い」、また、「葛藤」が「集約」されているキャラクターでもあるということで、眞栄田さん自身にも、「思うところ」があったようです...。

 

 

ここで、この映画が「よく分かる」、「特番」、および、「実際の映像」などを載せておきたいと思います。

 

 

 

こちらは、当時の、「実際の映像」です。

 

「テストジャンパー」は、あえて、「試験飛躍員」と呼ばれていました...。

 

 

当時、オリンピックの「スキージャンプ競技」には、「女子」が飛べる種目がありませんでした。

 

2014年の「ソチ大会(ロシア)」にて、初めて、「女子ノーマルヒル」が種目に加わりましたが、このことに関連して思い出されるのは、やはり、高梨沙羅選手(1996-)でしょう。

 

しかし、この、1998年の「長野大会」当時、同じく、「17歳(現役高校生)」の時に、「テストジャンパー」としてメンバーに加わっていたという「女性」がひとり、「実在」していました。

 

その、「女子スキージャンプ界」の「先駆け」とも言える方が、劇中では、「日向坂46」の「エース」でもある小坂菜緒さん(2002-)によって演じられた、「小林賀子」。「実名」では、「吉泉賀子さん(よしいずみよしこ)(旧姓・葛西)」(1980-)という方で、もちろん、「実在の人物」です。

 

西方さんも、当時の葛西(現:吉泉)賀子さんの「言葉」がとても「印象」に残っていて、「ぜひ、映画にも採り入れてほしい」と考えられていたそうですが、「負けず嫌いなところがそっくり」と小坂さん自身が言うように、その「セリフ」の「ひとつひとつ」が、「真実味」を帯びていて、本当に、「ご本人」が話されているような、そんな「力強さ」を感じました...。

 

 

小坂菜緒さんと言えば、ちょうど「1st写真集」も「発売」されたばかりです。

「ナイスなタイミング」とも、言えると思います...。

 

時を同じくして、「体調不良のため活動休止」という発表も出されましたが、小坂さんなら、きっと「大丈夫」でしょう。

 

必ずや、「元気な姿」で「帰って来る」と思います...。

 

 

 

 

 

 

今回の作品は、この小坂菜緒さんが出演されているということで、「テーマ」の選定は、少し「考え」ましたが、やはり、「実情」に鑑み、「映画(邦画)」とすることにいたします。

 

 

(参考)「坂道シリーズ」がテーマの「これまでの記事」

 

 

今回の作品も、やはり「新型コロナウイルス禍」の影響により、その公開が、当初は、ちょうど「1年前」である、「2020年6月19日」の予定でしたが、「本年5月7日」に「延期」された後、「2度目の延期」により、ようやく、「6月18日公開」に決まったものです(「関係者」の方々は、本当に、「気が気でなかった」ことだろうと思います...)。

 

 

「東京オリンピック」も、「何やかんや」で、「開催」が、本当にもう「間近」に迫って来ています...(「7/23~8/8」開催予定)。

 

 

こちらもまた、「新型コロナウイルス禍」のため、その「興味」も、「大半」を「そぎ落とされてしまった」ような印象ですが、「今大会」からは、どのような「感動の実話」が生まれるのか...。

 

 

そのあたりにも、「注目」してみたいと思っています。

 

 

今回の映画は、本当に「素晴らしい作品」だと感じました。

 

 

それではまた...。

 

 

*追記 

 

2017年2月に「ステージ4」の大腸がんを公表し、「闘病」の様子をブログに書き続けられていた、プロ野球、「中日ドラゴンズ」/「日本ハムファイターズ」の元選手で、「日本ハム」では後に「監督」も務められた、「野球解説者」、大島康徳さんが、6月30日に亡くなられていたことが分かりました。

 

密かに「応援」を続けていましたが、最近では、「体調が思わしくない」様子を書かれることが多く、「心配」でもありました。

 

この「闘病」に際しては、「ご本人」はもとより、奥様、お子様とも、本当によくがんばられたと思います。

 

 

大島康徳さんの「アメーバブログ」より(7月5日付け)。

 

 

その「不屈の精神」に「敬意」を表して、

 

 

謹んで、大島康徳さんのご冥福をお祈り申し上げたいと思います。

 

 

合掌...。

 

 

大島康徳(おおしまやすのり)(1950.10.16-2021.6.30)

 

 

(daniel-b=フランス専門)