菊池桃子さん(1968-)の映画出演「2作目」にして、初の「主演映画」となったのが、この「テラ戦士Ψ(サイ)BOY」(1985年7月6日公開/東映)です。

 

「時代」は感じさせますが、内容は本格的な「SF」であり、「ミステリー」的な要素も加わって、「楽しめる1本」となっています。

 

現在、「現役商品」として手に入るのは、この「BOX」のみとなっています。

 

 

大変「貴重」な映像を見つけました。

 

この映画が、「(現在の)地上波」で放送された際の、映画評論家、水野晴郎さん(1931-2008)による「解説」です(1986年7月4日放送)。

 

こちらが、「主題歌」となる、「BOYのテーマ」(5thシングル 1985年5月15日発売)です。

 

 

こちらは、1985年6月6日の「ザ・ベストテン」(TBS系)から。

 

何と、「日テレ」の収録現場から、「レコーディング・スタジオ」に向かう「途中」だったとか...。

 

 

こちらは、「エンドロール」で流れる、もうひとつの「主題歌」、「I Will」です。

 

前年1984年9月10日に発売された1stアルバム、「OCEAN SIDE」の「ラスト」を飾る曲でもあります。

 

「現役商品(廉価盤)」ですが、このアルバムも、上掲の「BOX」に収録されています。

 

 

こちらは、映画の「オリジナル・サウンドトラック」(「全13曲」)です(第1曲が「BOYのテーマ」、最終曲が「I Will」です)。

 

「音楽」も大変「素敵」です!!

 

(曲目詳細) *「動画サイト」では、各曲の「頭出し」も「可能」です。

 

1.BOYのテーマ(菊池桃子)

2.メインタイトル

3.Dr.マルイのラブコール

4.閉ざされた記憶

5.テラ戦士~チェイス~

6.ディラスポーラ(時のない河)

7.ドリーム・アイズ

8.ゴールデン・フレイム

9.大空のBOY~αからφへ~

10.悲しみのエスパーたち

11.グラスの中の謎

12.BOYのテーマ(インストゥルメンタル)

13.I Will(菊池桃子)

 

 

 

こちらは、劇中、「MOMOKO」の幼なじみ、「モトハル」役を演じた、井浦秀知さん(いうらひでのり 本名は「秀智」ですが、読みは「同じ」です)(1969-, 現在は「引退」)が、当時、「歌手」としてリリースしたシングル曲、「風のPassword」(1985年11月7日発売)をテレビで歌った時の映像です。

 

 

(リンク)この映画を「見てみたい」という方は、こちらをどうぞ...。

 

 

これまでの記事(テーマ、「独立」しました!!)

 

「アイドル」がテーマの記事一覧

 

 

さて、「5月4日」は、「永遠のアイドル」、菊池桃子さん(1968-)の「誕生日」です。

 

 

「昨年」の記事にて、「ある程度で、"テーマ独立"もあるかも...」と書いていましたが、

 

 

「思い切り」ました!!

 

 

やはり、「桃子さん」は、「桃子さん」でなくては...。

 

 

「テーマ独立」の「記念」というわけでもありませんけれど、私は、菊池桃子さんの「オリジナル盤」は「もちろん」のこと、この記事の「最初」に載せているBOX、「Legend」だって「持っている」のです(その「第2弾」でもある「BRAND」だって...)。

 

 

「外出自粛だ!!」などと「嘆いてるヒマ」があるのなら、

 

「こ~んなお宝」

 

を、「活用しない手はない」でしょう。

 

 

今回採り上げた作品、映画「テラ戦士Ψ(サイ)BOY」(1985年7月6日公開)は、桃子さんの映画出演「第2作」にして、初の「主演映画」ということでもありますが、内容は、単なる「アイドル映画」の枠を超えた、「本格SF」であり、「ミステリー」的な要素もあります(ですから、「ネタバレ」は、厳に「慎みたい」と思います...)。

 

 

さて、この作品の「原作者」というのが、マイク・スプリングレインという方なのだそうですが、「検索」してみたところで、この「テラ戦士Ψ(サイ)BOY」に関連する以外には「ヒット」することがなく、もしかすると、

 

 

「架空の人物」(または「ペンネーム」)

 

 

なのではないかと、思ってみたりもしますね(だって、「名前」そのものが「造語」っぽい...)。

 

 

まあ、「あまり気にしてはいけない」のかも知れませんが...(笑)。

 

 

この作品で「桃子さん」は、そのまま「MOMOKO」という役名で「登場」しているのですが、「母親」(何と、朝丘雪路さん!!)と一緒に遊びに来ていた、「6歳」の時の、「遊園地での記憶」から、いきなり、現在の「16歳」にまで「飛んでしまっている」という「違和感」を、どうしても「ぬぐい切れない」というところから、ストーリーが「始まり」、「展開」していきます。

 

MOMOKOが通う高校では、最近、「スポーツ」など、「特殊な才能」を持つ生徒がさらわれて、戻って来た時には、その「能力」は失われ、「その間の記憶もない」という、「不思議な誘拐事件」が流行っていました。

 

 

そんな中、「幼なじみ」でもあったモトハル(演:井浦秀知)と、時をほぼ同じくして、MOMOKOは「超能力」に目覚めます。

 

 

なかなか「制御」が出来ないその「超能力」に、「(その場にいない)母親」も「非行か」と「不安」がりますが...。

 

 

というのが、「序盤」の大まかな内容なのですが、その後、「ディラスポーラ」という「謎のメッセージ」のもとに「メンバー」が「集結」して、とある「組織」と「戦う」ことになります。

 

 

「これ以上」は、言っちゃうと「マズい」かな...。

 

 

しかし、ここまでに書いたことからも、「超能力」がまずひとつ、「関係してくる」というのは「分かる」のではないかと思います(「陰謀」のニオイ...)。

 

 

そしてこの映画、先にも少し書きましたけれども、桃子さんの「母親」役が朝丘雪路さん(1935-2018)、「父親」役は、何と、上條恒彦さん(1940-)!!

 

 

ちょっと、「甘やかし過ぎ」じゃ、あ~りませんか? (笑)

 

 

他にも、「マルイ」役に竹中直人さん(1956-)、そして、「敵」役、「ゴールデン・フレイム」に益岡徹さん(1956-)ですからね...。

 

(「謎の生命体 BOY」の声も島本須美さんだし、桃子さんの「クラスメート」のような感じで、有森也実さんも出演されていましたし...)

 

 

「昔のアイドル映画」って、「脇」を固めるキャストが「ハンパない」感じがしますね、「現在」よりも...。

 

 

その益岡徹さんは、「特殊メイク」で「登場」するのですが、実際に言われている、映画「宇宙水爆戦」(1955年/アメリカ)の、「メタルーナ人 エクセター」(演:ジェフ・モロー)への「オマージュ」というよりは、

 

 

「デイヴィッド・ボウイ」(1947-2016)のように見えましたが...(笑)。

 

 

こんなこと言うと、「怒られ」ますかね...(「デイヴィッド・ボウイ」ファンのみなさま、本当に、申し訳ありません...)。

 

 

私は、この映画は、「リアルタイム」では見ることが出来ず、後に、「レンタル(VHS)」で見たのが「最初」だったかと思いますが(あるいは、上掲の「地上波放送」)、それほど「回数」を見たわけでもなく、「1回」だけ見た後は、「飛ばし見」で「もう1回」見たかぐらいだったと思います。

 

それでも、「印象に残った」ことには違いありませんが、先述の「BOX」を手に入れて以降は、「安心」してしまって、「ろくろく見ていなかった」と思います。

 

今回、あらためて見てみて、その「ストーリー」、「展開」、「キャスト」に「驚いた」ほか、この作品の制作に関する「裏話(コメント)」を、桃子さん自身が話されていて、その点でも、「お宝」であると「再認識」しました...。

 

 

この「BOX」が発売されたのって、「2003年3月」のことで、もう、「20年近くも前」のことですからね...。

 

「何をいまさら」って感じですよね。

 

「他の作品」も、見直してみなければ...。

 

 

ところで、桃子さんも、「公式」の「YouTubeチャンネル」を開設していらっしゃいますが、つい先日、「こんな発表」をされていました(4月15日)。

 

 

何のことはない、「有料メンバーシップ会員」を「募集」する、ということなのですが...。

 

「魅力的」だとは思いますが、「月額1790円」というのはちょっと...「高い」、カナ...。

 

 

「動画サイト」公式チャンネル

 

 

最後に、このような動画を見つけましたので、載せておくことにしましょう...。

 

 

桃子さんと「ユッコ」...。

 

 

ともに、「ザ・ベストテン」(TBS系)に「初登場」した、1984年5月31日放送の回からです...。

 

(関連記事)先月、この記事を書いたところでした...。

 

 

(追加)ちなみに、「5月6日」は、やはりアイドル、増田未亜さん(1972-)の「誕生日」です。

 

名曲、「優しいソレイユ」(1991年1月1日発売)をどうぞ!!

 

(この曲も「映画主題歌」です)

 

 

関連記事(酎介さ~ん、元気ですか~、見てますか~...笑)

 

 

それでは以下に、この映画、「テラ戦士Ψ(サイ)BOY」の、2曲の主題歌、「BOYのテーマ」、「I Will」の歌詞を載せておくことにいたしましょう。

 

 

ともに、詞は秋元康さん(1958-)が書き、曲・編曲は、桃子さんの「音楽プロデューサー」であった、林哲司さん(1949-)が担当しています。

 

 

それではまた...。

 

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BOYのテーマ

 

Lonely Romancer

出逢いはミステリー

Lonely Romancer

あなたをそう呼ぶわ

 

Boy いつの日からか

まだ見ぬ人に

ときめいていた

 

Boy 心に深く

伝える愛は

不思議な力

 

瞳と瞳が合った瞬間

感じたのよ

初めて会ったのに

やっと めぐり逢えた気持ち

 

Lonely Romancer

願いが届くまで

Lonely Romancer

あなたを待っていた

 

Boy 幾千年の

時の向こうに

何が見えるの?

 

Boy 悲しいことも

愛の力で

希望に変えて

 

嵐に出逢っても

恐れないわ

心ひとつにして

抱きしめ合うでしょう

2人

 

Lonely Romancer

想いはひとつだけ

Lonly Romancer

愛の光の国

 

遠い宇宙の彼方

続く銀河の世界

Stay with me

Stay with me

 

Lonely Romancer

出逢いはミステリー

Lonely Romancer

あなたをそう呼ぶわ

 

Lonely Romancer

願いが届くまで

Lonely Romancer

あなたを待っていた

 

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I Will

 

蒼く澄んだこの宇宙で

あなたと出逢った 光の糸

幾千もの 星の中で

地球に生まれた 愛の絆

もし ハレーが西に落ち

静かな闇が 降りても

夢 永遠(とわ)への架け橋が

輝いてると 約束させて欲しい

 

I Will

 

時間(とき)をはこぶ 銀河の海

悲しみがゆるい 流れになる

私達の 涙をみな

小さな星座に 変えるつもり

今 生まれ変わるために

胸の痛みは 忘れて

さあ 最後の戦士たち

力を合わせ 誓い合うのよ

愛を

名前もない 星になるわ

二人の命が 燃えつきても...

I Will

 

(daniel-b=フランス専門)