「予告編」です。

こちらは、「副音声」を利用したバージョンです。

 

主題歌は、Perfumeによる「再生」。

こちらは「movie ver.」のMVです。

こちらは、「オリジナル」のMVです。

 

 

https://shijinsou.jp/(映画公式サイト)

 

 

さて、昨年12月13日に公開された、映画「屍人荘(しじんそう)の殺人」のBlu-ray & DVDが、6月17日、ついに「発売」となりました!!

 

昨年下半期は、(特に「アニメ作品」を中心に、)続々と「話題作」が公開され(今となっては、「今年の分まで」とも思うくらい)、「スケジュール的」にも「とてもタイト」であったと言えるのですが、当然、ここにきて、それらの「商品盤」も「発売ラッシュ」となっています。

 

当時は、やむを得ず、「スルー」してしまった作品もありますが、見ることが「出来た」中では、「数少ない」、「実写映画」の1本です。

 

 

上掲の「予告編」にも、「大々的」に掲げられていますが、

 

「このミステリーがすごい! 2018年版 第1位」

「週刊文春 ミステリーベスト10 第1位」

「2018 本格ミステリ・ベスト10 第1位」

「第18回 本格ミステリ大賞 第1位」

 

という、「華々しい」記録を打ち立てた(「国内主要ミステリー賞4冠達成!」)、作家今村昌弘さん(1985-)の、何とこれが、「デビュー作」(2017年10月13日発売)ということになります。

 

こちらの作品、「屍人荘の殺人」が、今回、「豪華キャスト」により「映画化」され、「最大の話題作」ともなったのですが、何しろ、「ミステリー」ということですから、

 

「ネタバレは厳禁!!」

 

なわけですよ...。

 

 

しかし、「そう思っていた」のに今回は、「ネタバレ部分(の一部)」をも含む、「特典映像」の一部が「公開」されているではありませんか!!

 

 

と、いうことはですよ...。

 

 

「(「ゾ〇ビ」の件までは)書いちゃってもOK!?」

 

 

ということですよね。

 

 

こちらがその、「前代未聞」の「特典映像」(「メイキング」)なのですが...。

 

「ビジュアル・コメンタリー」も、今回は、全体の「半分」程度で、「メイキング」の一部も含まれた作りとなっています。

 

 

「神紅(しんこう)大学」の「ミステリー愛好会」に所属する、「葉村譲」(神木隆之介)と「明智恭介」(中村倫也)は、学内の事件を推理する、自称、「ホームズ(明智)」と「ワトソン(葉村)」。

 

「ミステリー小説オタク」なのに、まったく推理が「当たらない」葉村は、「万年助手」。

 

事件に首を突っ込みたがる明智に、「振り回される」日々を送っていました。

 

そんなある日、「剣崎比留子」(浜辺美波)という、「謎」の女子大生探偵が現われ、「ロックフェス研究会」の「合宿」への「参加」を持ちかけられます。

 

「部員」宛てに届いた、「謎の脅迫状」。

「昨年の参加者」の中に、「行方知れずの女子部員」。

「向かう先」は、山奥に佇む、「湖畔のペンション(「紫湛荘」)...。

 

そこに集ったのは、「ひと癖」も「ふた癖」もある者たちばかり...。

 

そして、そこで起こるのは、「前代未聞の密室殺人」...。

 

 

「フェス研OB」で、ペンション「紫湛荘(しじんそう)」のオーナー、「七宮兼光」(柄本時生)による「歓迎会(バーベキュー・パーティ)」に参加しているその「裏」で、「ロックフェス」の会場では、「謎の集団」による「事件」が発生します(後に「バイオテロ」と判明)。

 

 

これが、今回の映画の、「もうひとつ」の「重要なポイント」となります。

 

 

「紫湛荘」内で起こる、「密室連続殺人事件」は、いわゆる「クローズド・サークル」(何らかの事情で、「外界」との「往来」、「接触」が絶たれた状況。または、それによって起こる「事件」のこと)によるものですが、この作品においては、前述の「謎の集団」が起こした「バイオテロ」事件が「その原因」であり、「次から次へ」と、何と!

 

「ゾンビ」

 

が生まれる事態となってしまったのです!!

 

 

「謎の集団」が手にしていた「注射器」で、「ウイルス(のようなもの)」を注射された人間は、「失神者」として、「救護班」のもとへ担ぎ込まれますが、その後、「ゾンビ」として「復活」します。

 

「ゾンビ」となった者は、次から次へと「他者」に襲いかかり、「仲間」を増やします。

 

葉村たちは、命からがら「紫湛荘」に逃げ込みますが、「静原美冬」(山田杏奈)を「救出」した明智は、「あと一歩」のところでゾンビたちの「餌食」に...。

 

 

その後発生した、「紫湛荘」内での「事件」では、すっかり「ゾンビ」たちに「包囲」された「極限状況」の中で、「ゾンビ」には「実行不可能」である、「密室殺人」の状況が「判明」します。

 

「バリケード」を築き、「ゾンビ」たちを食い止めながらも、「人間のしわざ」と思われる「殺人事件」に、「推理」を働かせる、葉村譲と剣崎比留子...。

 

 

「犯人」は、本当に、「思いがけない」人物でした...。

 

 

「クライマックス」ではついに、「最終防衛ライン」までもが破られ、「屋上」へと「追い詰められる」ことにもなってしまうのですが、こういった場面でも、ひと際「演技力」が光ったのが、その「犯人役」を務められた方でしたね。

 

本当に、「素晴らしかった」と思います。

 

 

主演の3人(神木隆之介/浜辺美波/中村倫也)も、「芸達者」な方々ですが、「クライマックス」では、まさに、「その人」が「主役」だったと思いました(「お世辞」ではなく、「正直」な感想です)。

 

 

「ミステリー作品」ですので、「これ以上のこと」は書くことが出来ませんが、「ゾンビが襲ってくる」という、「スリリング」な展開でもありましたので、とても「新鮮」に感じましたし、また、そのような状況においても、「各キャラクター」が「丁寧」に描かれ、しかも、「演じ切られている」というところがまた、「魅力のひとつ」のようにも思いました(だからこそ、「意外な犯人」が、「際立つ」ことにもなったのです...)。

 

 

「映画公開」に関連して行なわれたイベントでは、「葉村譲」を演じた神木隆之介さん(1993-)が、「明智恭介」役の中村倫也さん(1986-)、「剣崎比留子」役の浜辺美波さん(2000-)を差し置いて、「真のホームズ」という結果に...。

 

こちらですね(「公開前」、2019年12月9日のイベント)。

この他にも、神木さんの「推理力の高さ」を物語る動画はいろいろあります。

...「さすが!!」

 

 

「ゾンビウイルス」を広めた「謎の集団」の「正体」や、その「意図」については、今作では詳しく語られることはありませんでしたが、続編、「魔眼の匣(はこ)の殺人」(2019年2月発売)にて、明かにされているようです。

 

こちらも、「映画化」を「期待」しましょう!!

 

 

 

最後に、この「ゾンビウイルス」は「架空」のものですが、「現実問題」である「新型コロナウイルス」は、まだまだ「油断は禁物」です。

 

充分に注意して、みんなでこの「難局」を乗り切りましょう!!

 

それではまた...!!

 

 

 

(daniel-b=フランス専門)