「過去旅」について書いています。

 

昨年連載した、2008年の「第1回目」の「パリ&ブリュッセル」に続く、「第2回目」(2010年)の旅行記です。

以下に、前回の旅行記の「リスト」のページを貼っておきます(「今回分」も含みます)。

 

http://ameblo.jp/daniel-b/themeentrylist-10097133133.html

 

さて、「成田」を「約1時間ちょっと」の遅れで出発した私ですが、「気象」など、運航条件が良ければ、ある程度回復も可能なようです。

 

最近の、全日空の「運航状況案内」を見ても、現在の、羽田空港(定時)11時45分出発のパリ行き「215便」は、(定時)17時10分到着とはなっていますが、5日月曜日が「16時44分到着」。6日はほぼ「定時」の「17時05分到着」。7日水曜日(羽田11時51分、出発済み)は、到着予定が「16時14分」と、1時間近い「早着」が見込まれているようです。

 

私が搭乗した便も、この「回復運航」のため、「17時少し前」には到着したと思います(当時の「定時」は16時40分到着です)。もう、細かい時刻まで、はっきりと憶えいるわけではありませんので恐縮ですが、多分、当時、「18時を過ぎてチェックインする時は、連絡を入れておかないと、予約が取り消されることもある」という文言(4日付け「その2」参照)が頭にあったので、なおさら「焦ってしまった」ということもありました。行程表でも、かなりの「余裕時間」を見込んで、ホテル到着が、「18時30分頃」、チェックイン予定時間も、「19時頃」と「明記」してあったにもかかわらず、です。

フロントでも、「予約は、まったく心配ないですよ」と言われてしまって、ちょっと「ひとり相撲」のような結果だったのです。

 

チェックインの時に、「デポジット(保証金)」として、1ユーロを支払っているのですが、このレシートの時刻「17時06分」では明らかに「早過ぎる」ので、こちらの方が「誤り」だと思います(空港からの電話でも、「遅くとも19時頃までには...」と言った憶えもありますしね)。

 

空港からホテルまでは、通常40分ぐらいかと思いますが、この時は、1時間半近くは軽くかかりました(これに関しては、「ゆるりらパリ旅行案内」というサイトにも、まさに、「その通り」のことが書かれています)。

距離にすると、約30kmほどで、これは、「東京-横浜間」(または、「金沢-小松間」など)と同じくらいです(「その1」で紹介した、映画「パリ空港の人々」のラストでは、アルテュロが、ゾラ少年に、「(パリまで)歩くぞ、文無しだからな..」と言いますが、「ムチャクチャ」ですよね...)。

 

とまあ...、これで「大渋滞の洗礼」の話も、ひとまず「終わり」です。

 

「カードキー」も、前回と同じものでした。前回も、「最後の頃」には、「ようやく慣れてきて...」、といった感じでしたが、今回は、まあまあ、「うまく出来たんじゃない?」と思いました。

ということなので、とりあえず、自宅に「到着の報告」の電話を入れてから(日本時間では、もう「午前2時頃」...)、ホテル近くのスーパー「MONOPRIX(モノプリ)」に買い物へ行く「余裕」すら、今回はありました...(先ほどまでの「アレ」はいったい何だったんだ...)。

 

「チェリーコーク」1本1.44ユーロ、1リットルの「エビアン」1本0.56ユーロ、「ベーコン・トマト・サラダ・サンド」(「大きめ」です)が2つで、3.20ユーロ。合計、「5.20ユーロ」(当時のレートで、約700円くらい)という、まさに「ボン・マルシェ(良い、または安い買い物)」ですね。朝は「バイキング」ですから、夕食がこれで済むというのは、ホントに「素晴らしいこと」です...(「パリまで来てコンビニグルメかよ!」という声はおいといて...。「おみやげ」も買えますよーっ)。

レシートの時刻は「20時05分」でしたが、外はまだ、「明るかった」と思います。

 

そんな「モノプリ」が制作した、「インフォマーシャル・ビデオ」を2つ載せてみました。

最初の動画は、「モノプリの店長って?」という「質問形式」のビデオ。続いては、「あなたは、すべてを見てはいない」と、「閉店後の様子」を中心に撮影された、「イメージビデオ(?)」のようです(この他にも、「オフィシャル・ビデオ」が多数あります。どれも、「とてもフランスらしい」ですね...)。

 

今回の部屋は「1709」となっていました。その時は、「あまり気にも留めてなかったかも」ですが、フロアはなんと、「前回と同じ」です(前回は「1721」で、セーヌ川が一望できる部屋でした。「高さ的」には「同じくらいかな」とは思いましたが...。今回の「主要な予約」は、ほぼ一括して、「全日空」のサイトで行ないました)。今回は、東向きか、北向きの部屋だったと思いますので、セーヌ川は見えませんでしたが、目に入る「グルネル界隈」(まだ、「再開発工事中」の頃です)は、「懐かしさ」すら感じました。

 

テレビは、「地デジ」でも、こちらの方が進んでいたこともあって、今回はもう、当然のように「液晶テレビ」でしたが、構造上、スピーカーが「後ろにある」ため、音がよく聴こえて来ません...。それで、ちょっと「ボリューム」を上げてみたら、突然、部屋の「電話」が鳴り出し...。

受話器を取ったらそのまま切れましたので、多分、「隣の部屋」からだったのでしょう...。そう、前回は「ツイていただけ」だったのかも知れません。元が「日航ホテル」だったとは言え、欧米のホテルは、日本ほどには「防音対策」がされていないともききます(深夜のシャワーや、トイレは「要注意」!!)。

仕方がないので、ボリュームは下げましたが、こんなことなら、「ヘッドフォン」を持ってくれば良かった...(聴き取りにくい...。それに、「ヘッドフォン・ジャック(差し込み口)」はどこだよ...)。

 

「わっしは、"外国人" なんだぞ...」

 

と、言いたい気分にもなりました...。

 

ちなみに、前回、「la roue de la fortune(「運命のルーレット」)」をやっていた「19時台」(昨年10月10日付け「その3」参照)は、日本でも、みのもんたさん司会で放送されていた「ミリオネア」に変わっていました(元は、イギリスの番組で、そのフォーマットは、全世界に輸出されています。また、「スラムドッグ$ミリオネア」という映画もありましたが、この作品では、「インド版」がモチーフとなっています。イギリス制作で、2008年のアカデミー作品賞も受賞しました。なお、「運命のルーレット」も、元は、アメリカの番組だということです)。

 

今回は、日本での「視聴環境」もあって、全体的に「フランス2」にシフトしていましたから、夜見る番組は、前回とはかなり変わりました(朝は、前回から「フランス2」のままです)。また今回は、音楽を中心に放送している、「M6(エム・スィス)」もよく見ていました(この時聴いた曲で、大変「お気に入り」となった曲が2曲あります。それについては、この連載期間中に、随時、別記事で紹介したいと思います)。

 

朝はやっぱり、「telematin(テレマタン)」(フランス2)。フランス版の「めざましテレビ」です(私は、そういう「認識」です)。その後、ホテル内の「バー・ラ・セーヌ」にて、前回と同じく「朝食バイキング」...。

前回来た時よりも忙しそうでしたが、やはり、「10月」と「6月」とでは「違う」のかも知れません..。

 

ともあれ、朝食を済ませた後は、いよいよ、「パリ市内」へ出発です!!

 

6月18日金曜日。

 

前回の旅行では「最終日」となった「金曜日」...。

「週末滞在型」の今回のプランでは、今日が「初日」です。

自宅への「報告」も、朝のうち(日本時間の夕方)にする、ということで、今回は、何の気兼ねもなく、「街歩き」が楽しめそうです。

 

こちらが、ホテルの最寄り駅、「Charles Michels(シャルル・ミシェル)」(メトロ10号線)です。

 

ちなみに、地上の様子はこんな感じです。ホテルとの間に、スーパー「MONOPRIX(モノプリ)」があります。

 

慣れない「券売機」よりも、「出札窓口」へ行った方が早いです。

 

「un carnet, s'il vous plait?」

 

この「超定番表現」で、「カルネ(10枚つづりの回数券)」を手に入れます。当時は、11ユーロ40セントでしたが、現在では、14ユーロ50セントです(「1回券」は、1ユーロ90セントです)。現在では、「出札窓口」を「閉鎖」した駅が多く、慣れない旅行客に近づいて、「金品を奪う」という犯罪も「増えた」という情報もあります。これから行かれる方は、こういったことにも、充分注意してください。また、この「Ticket t(ティケ・テー)」は、磁気が飛ばない限りは「無期限で有効」とのことですが、どうでしょうね。自動改札での「読み取りエラー」だか何だかは、「新券」でもありますからね...。

 

この後は、もうおなじみ(?)の乗り換え駅、「la Motte-Picquet Grenelle(ラ・モット・ピケ・グルネル)」で、今回は、「8号線」に乗り換えます。さらに、「Invalides(アンヴァリッド)」駅で、「RER(高速郊外鉄道) C線」に乗り換え、まずは、「Musee d'Orsay(ミュゼ・ドルセー)」駅、すなわち、「オルセー美術館」を目指すことになります。今回、パリでは、前回と同じ場所へは、「ショッピング」以外では行っておりません。忘れていることも「多い」かも知れませんが、がんばって書きます!!

 

それではまた「次回」に!!

 

(daniel-b=フランス専門)