友よ ~ この先もずっと・・・/ケツメイシ
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本日の福井は雨です。そして、明日もまた雨...。
福井駅西口再開発ビル「ハピリン」は、本日、「グランド・オープン」ですが、こんな雨の中では、「お祝いムード」も何も、あったものではありません(テンションガタ落ち...)。なので、今日は、無理に出かけません。天候が回復したら、改めて見てきたいと思います。レポートも、またその時に...。

と言うわけで、本日は、「辛うじて」予報が「回復」した昨日、「例によって」行ってきました、「アレックスシネマ鯖江」!! それも、「自転車」で! って、それはもういい?

とにかく本日は、せっかくなので、見てきたこの映画、

「クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃」

について、少し書いてみたいと思います。

「公開中」の作品なので、「ネタばれ」は、厳に慎みますが...。

先週水曜日に次いで、今回で2回目でしたが、先週よりも「集中」して見ることができたので、

「ここで書かねば!!」

と思いました。

過去に「ヘンダーランドの大冒険」(1996年 4作目)を「1回だけ」見て、その後は、劇場で見ることもなくなっていたのですが、近年は、「ドラえもん」や「プリキュア」など、また春先に映画を見る機会が増えたので、「予告編」などを見て、「ああ、また見たいかな...」という感じにもなりました。それで、2013年の「バカうまっ! B級グルメサバイバル!!」を見たところ、「これは、面白い!」ということになったのです。そこから先は、他の映画同様、「春の楽しみ」の1つとなりました。

とは言うものの、今回の映画に関しては、公開前の予告編を見た限りでは、昨年の「オラの引越し物語」や、その前の「ロボとーちゃん」ほどではないかも、と思っていました。

監督は、「ロボとーちゃん」の高橋渉さんですし、脚本も、監督自らが手がけ、さらに、劇団ひとりさんまで加わるという、「最強の布陣」です。しかし、「夢の中」という設定は、ちょうど2年前の春、「プリキュアオールスターズ」でも見ているテーマなのです。ですから、実際に見てみるまでは、「ネガティブ」な印象の方が先行していました。ところが、それは「杞憂」に過ぎないことが分かりました。

今回の映画も、「最高点」を付けてあげたいと思いますっ!!

街中の人々が「悪夢」を見る、そのわけとは?

そんなとき、しんのすけの幼稚園に、「サキ」という女の子が転入してくる。

誰とも打ち解けようとしない「サキ」の秘密とは?

と、そんな始まりなのですが、それぞれのキャラクターが、実に丁寧に描かれていて、すでにもう、「子供向け」の域を超えてますよ。その「ドラマ性」は、高く評価したいと思います。

いや、もともと、「子供向け」と言うよりも、「ひろし」「みさえ」の視点から見た作品でもありますから、大人が見たって全然おかしくないのですが...。

その、「ひろし」と「みさえ」ですが、いつも映画で「大活躍」しますが、「今回」のは特に「ウケ」ました(私好み? と言っちゃうと、ちょっとアレですが...)。私は、「みさえファン」なので、どのような形でも、スクリーンで「大活躍」さえしてくれれば「満足」なのですが...(笑)

でも、あんな小さな子供たちが、「人」を助けるために、「一致団結」して、危険を承知で挑んでいく、というのは、とてもできるものではないです。でも、この作品のキャラクターたちなら「できる」、そう思わせてしまうところが、また「スゴイ」のです。

そしてもう1つ、「母の力」。これも、「スゴイ」ですね...。これ以上は「ネタばれ」領域に入ってしまうので言えませんが、これはぜひ、みなさんの、その「眼」で、確認していただきたいと思います。

「しんちゃん」も原作者が亡くなり、「園長先生」役の、納屋六朗さん(2014年死去)も、「交代」を余儀なくされましたが、「後継者」が素晴らしいということが、何よりの「宝」です。これからも期待したいと思います。

今回の主題歌は、あの、「スキャンダル」で多少ゴタゴタしましたが、最終的に、「ケツメイシ」さんのこの曲で本当に良かったと思います。

(daniel-b=フランス専門)