さて、エンジンメンテ その2です。
 
本日、洛●モデルさんで、調達してきたのが、

左から、
フライホイールレンチ(ヒロボー)
 *案外大きなツールです。
クラッチベルライニング(ヒロボー)
 *2本入りです。
クランクシャフトクランプ(OS)
 *37専用です。
 
いずれも、実際手にするのは、
今回が初めてです。
 
では、作業の続きといきますか!!
 
 
 
まずは、フライホイールを取りましょう。・・・ここで、活躍するツールが①と③です。
まずは、

もともと、クラッチを留めていたボルト2本を使って、①を固定します。
それから、クランクシャフト先端のボルトをボックスレンチを差込み、①を右手で保持しながら、反時計回りにまわすと、ボルトが外せます。
寂しいですが、これにて、①の役割は終わりですので、2本のクラッチ固定用ボルトを外して、取っちゃいます。
つぎは、

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
③の活躍です。写真の様に、ピストンを上死点の状態で、①を差し込みます。
これで、コンロッドの位置が固定され、保持出来るわけです。
あとは、これが抜けない様に左手で、保持し、右手で、ファンを反時計回りに回せば、取り外せます。

③の活躍もここまでですので、取り外します。
 
次は...ピストンを外すわけですが、当然シリンダーの内面に密着しているわけですので、
このままでは外すことは出来ません。そこで..

シリンダーライナーを先に抜き取ります。そうすると、シリンダー内に少し余裕が出来ますので、
クランク側に指を入れる等して、コンロッドを浮かせるような格好で、ピストンをヘッド側から取り外します。
 
ここまでくれば、クランクシャフトは簡単に抜けてくれます。

なにせ、初めての作業なので、適度な緊張感を伴いますが、なんとかここまではたどり着きました。
 
自分の作業MEMOの意味合いが濃いですが、
参考にしていただいたり、誤りをご指摘いただけると大変ありがたいと思います。
次回以降も、オーバーホール記事が数回続くことになりそうですので、
よろしくお願いしま~す!!