仙台在住の人気作家・伊坂幸太郎原作、「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」「ゴールデン・スランバー 」と、伊坂作品の映画化には定評がある中村義洋監督、更に伊坂&中村監督作品には欠かせない俳優・濱田岳主演


「ポテチ」


を観ました。



5月12日公開ですが、宮城県では4月7日から先行公開されています。


昨年3月11日の震災を受けて映画化の話が持ち上がり、仙台オールロケで、撮影日数8日間、わずかな人員で作られたとか。


仙台の街で、同じ年・同じ日に生まれ育った2人の男。1人は空き巣となり、1人はプロ野球選手となった。


この2人の不思議な繋がりと、空き巣の主人公・今村(濱田岳)と周囲の人々との関わり合いを描いた作品です。




濱田岳、大森南朋ら主要キャストはもちろんですが、


ヒロインの若葉を演じた


木村文乃がなんとも魅力的


ですね。NTT docomo スマートフォンのCMでもお馴染みですが、


この映画でファンになってしまいました


まず可愛いし、寝姿とかがいいですねw



主人公・今村と同じ生年月日のプロ野球選手・尾崎を演じたのは


阿部亮平


彼を見ると、どうしても


ヒーローショー 」の鬼丸兄


を思い出して戦慄してしまうのですが(ゾーッ)なんと野球経験があるんですってね。たしかにいいスイングしてたかもw


あと、


中村義洋監督も出演


してます。原作で、伊坂幸太郎が中村監督をモデルに作った役柄らしいので、まさに適役。




この映画は


仙台オールロケ作品


ですから、


仙台在住経験のある方、仙台出身の方などにとっては、


あぁ、この場所がこういう使われ方してるんだな


とニヤリとする。


そういう楽しみ方ができます。



仙台ロケで映画化された伊坂作品には


「アヒルと鴨のコインロッカー」
重力ピエロ
「ゴールデンスランバー」


そしてこの


「ポテチ」


があるわけですが(やっぱり「アヒルと鴨のコインロッカー」が、映画としても、仙台の使い方の点でもベストかな~。ありえない距離を一瞬で移動したりもしてたけど、それはそれで仙台人しか気づかないだろうなとニヤニヤしてしまったりもするしw)、



この「ポテチ」では、


(「ゴールデンスランバー」でも使われた)勾当台公園

仙台国際ホテル

仙台市民球場(楽天の本拠地ではありません)

藤崎百貨店(仙台資本の百貨店)


なんかが印象的に使われていますね。


震災の直後に撮られたんだな~と思うと、それだけでグッとくるものがあります。



68分と短いですし、はっきり言って


小品


って感じですが、なんとも


ほわっとした温かい気持ちになる


作品。

現代の名匠クリント・イーストウッド監督、レオナルド・ディカプリオ主演


「J・エドガー」


を観ました。


いや~、さすがイーストウッド。


FBIの初代長官であり、8人の大統領に仕え、指紋や筆跡の鑑定など科学捜査を導入した


J・エドガー・フーバー


の波乱に満ちた生涯を、


とっても丁寧に


描いてます。



主人公J・エドガーを演じるのはもちろんレオナルド・ディカプリオ。この作品でついにアカデミー賞獲得か!?と言われながら、


ノミネートすらされなかった


のは残念。



マスコミを利用し、権力者らの秘密や弱みを握ってまで突っ走る凄み


孤独


コンプレックス


禁断の愛


母親(ジュディ・デンチ)との関係(母が亡くなったあとのシーンの凄まじさ!)


などを、


本人が回顧録として語る


という形式で描いた本作、


ゴテゴテとした演出はせず、あくまで上品に(内容云々じゃなくて、作り方がね)。



自分の片腕・トルソン(アーミー・ハマー)と休暇を取り、競馬に行き、その夜の


ホテルのスイートルームでのシーン


それまで匂わせつつ、はっきりとは描かず、


ここで見せるか~!


と。ここからジワジワ作品に引き込まれていきました。


汗の秘密


とかも良かったな~



彼が成し遂げたことは功罪あると思いますが、


本人の回顧録なので本人の都合のいいように語る部分がある


そこがまた良かったです。




ただ、この映画、主要登場人物の若き頃から晩年までを1人の役者が演じるのですが、


老けメイクがちょっとなー…


と個人的に思いました。。。ギャグっぽく見えるというか。。。


ディカプリオも熱演していて、特に野心的な若い頃なんていい感じなのですが、トシを取ってからの見た目がねぇ…



秘書ヘレンを演じたナオミ・ワッツも、


声が若すぎて違和感が…


ありましたからね。。。




どうも老けメイクに目が行っちゃって、これじゃディカプリオがアカデミー主演男優賞にノミネートされなかったのも何となくわかるような…。


うーん、とってもいい作品だと思うのですが、個人的には


勿体ないな~


って感じです(すみません)。