ある日の夕方。

庭で子どもたちと遊んでいた。

・・・とそのとき、

私の右肩のそばに何やら動くものが!

はっ!として振り返ると

大きなクモが糸を下げて降りてきていた。


げげげっ!!!


思わず

「クモ~っ!!!!!」と叫ぶ。


自分の肩に触れていたら思うと、ぞぞぞっ★


でも、大丈夫って思った瞬間

すぐにスイッチが切り替わり

こどもたちと観察会が繰り広げられた。


「大きいね~」

「なんていう名前のクモかな?」

「あれ?動かないね~」

「死んだふりしてるのかな?」

「そうだね~」


なんて会話しながらクモを木片でつんつん。

でも、すぐに飽きて違う遊びに突入。


その後、夕食の支度に家に入った私に

庭から意外な情報が飛び込んできた。




「このクモ死んでるよ!」




えっ・・・!?




大きくて強そうなクモだったのに・・・

「寿命だったんだね・・・」



小さな命だけど、死の瞬間を見たのかと思ったら

とてもとても心が苦しくなった。






そして、その夜。

真夜中。





近所の親戚のおばさんが亡くなったとの知らせが入った。





耳を疑った。

何度名前を聞いても理解できない。

あまりにも突然で混乱状態。




命って儚い。





夕方、

「寿命だったんだね」

とつぶやいた自分の言葉が、

また頭の中に帰ってきた。