天国の書

神によって創造された、秩序、場所、目的に対する

被造物への呼びかけ

第8巻(2）

神のはしためルイザ・ピッカレータ

神の意志の小さな娘

　目　次　

【 2 】

◆1907年9月

魂がすべてにおいて平等であればあるほど、神の完全性に近づく。

◆1907年10月3日

自分自身がどのようにして神を奴隷にしてしまうのか。

◆1907年10月4日

十字架の素晴らしさ。十字架は神性を人間性に接ぎ木する。

◆1907年10月12日

ルイーザは正義のために荒廃した場所を見る。

◆1907年10月29日

真の愛と犠牲

◆1907年11月3日

　神の意志の中にある魂は、すべてにおいて一致しなければならない。

◆1907年11月18日

魂は無を生きることによって神で満たされる。

◆1907年11月21日

創造主と被造物との間の愛と結合。

◆1907年11月23日

もし魂が聖体拝領の際に気が散るようなら、それは魂が自分自身を神に完全に捧げていない証拠である。

◆1907年12月

すべての行為において、魂はイエスに出会う意図を持たなければならない。

J.M.J.

1907年9月

魂がすべてにおいて平等であればあるほど、神の完全性に近づく。

私は絶え間ない窮乏の中で、最も苦い日々を過ごしています。その上、主は影と稲妻のようにほとんど絶え間ない懲罰の威嚇と共にお出でになるだけです。ああ神よ、なんという大混乱でしょう！世界が揺さぶられているようです。すべての人々が暴動を起こし、互いに殺し合おうとしています。主は彼の恩寵を取り下げ、人間は多くの獰猛な動物のようになります。しかし、結局のところ、これらのことについては黙っていた方がいいのです。なぜなら、これらのことを話すことは、ただでさえ苦い思いでいっぱいの哀れな私の魂を余計に苦しめるからです。

そして今朝、祝福されたイエスがほんの少しお出でになり、私にこう言われました。

「神の御業はすべて完全であり、その完全性は丸いか、もしくは四角であることによって認識されます。そのため、天のエルサレムには、丸くも四角くもない石は一つも置かれていません。」

私はこれについて何も理解することが出来せんでした。しかし宇宙を見回すと、星、太陽、月、そして地球の形がすべてにおいて丸く見えました。しかし、私にはその意味が理解できなかったので、主は付け加えられました。

「丸みはすべての部分で同じです。だから、完璧であるには、魂はどんな状態でも、どんな状況でも、幸福でも不幸でも、甘くても苦くても同じでなければなりません。平等は魂を丸い物体を形作るように、あらゆる面で魂を取り囲まなければなりません。そうでなければ、すべてのことにおいて自分と平等でなければ、美しく滑らかな天のエルサルムに入ることが出来ず、祝福された者たちの祖国を星模様に飾ることも出来ないでしょう。ですから、魂がすべてにおいて平等であればあるほど、神の完全性に近づくのです。」

1907年10月3日

自分自身がどのようにして神を奴隷にしてしまうのか。

いつもの状態だったので、祝福されたイエスは来てくださらず、私はイエスの欠乏の痛みに苦しめられました。私は神のみ前において吐き気を催す忌み嫌われる存在のように思えます。そんなことを考えていると、主がほんの少しお出でになり私にこう言われました。

「娘よ、一瞬でも自分を選ぶ者は、恩寵を抑圧し、自分の主人となり神を奴隷にします。」

そしてこう付け加えました。

「神の意志は人を神の所有物としますが、従順は扉を開けて、この所有物に入るための鍵なのです。」

そう言って主は姿を消しました。

1907年10月4日

十字架の素晴らしさ。十字架は神性を人間性に接ぎ木する。

私はいつもの状態を続けていましたが、ほとんど苦しみを感じることなかったので、自分自身に言い聞かせていました。

「私はイエスを奪われただけでなく、苦しみの善も奪われました。ああ、神よ！あなたは私を火と剣にさらし、私にとって最も大切なもの、私の人生そのものを形作るものにお触れになります。イエスと十字架。もし私が恩知らずでイエスに忌み嫌われるなら、イエスがお出でにならないのは正しいことです。でも十字架よ、私があなたに何をしたというのですか？あなたは残酷にも私を置き去りにしました。ああ、あなたが来たとき、私は歓迎したのではありませんでしたか？私はあなたを忠実な伴侶として扱ったのではないのでしょうか？ああ、私はあなたなしではいられないほどあなたを愛していたことを覚えています。そして時には、イエスよりもあなたを好んだことさえありました。私はあなたに何をしたのでしょうか、私はあなたなしでは生きていけないと言うことを知りませんでした。それなのに、あなたは私を捨てました！　あなたが私に多くの恩恵を与えてくれたのは事実です。あなたは私がイエスを見つけることができる道であり、扉であり、部屋であり、秘密であり、光りでした。だからこそ私はあなたをとても愛していたのです。そして今、私にとってすべてが終わりました。」

そんなことを考えていると、祝福されたイエスがほんの少しお出でになり、私にこう言われました。

「娘よ、十字架は人の人生の一部であり、自分の人生を愛さない者だけが十字架を愛さないのです。なぜなら、私が失われた人間性に神性を接ぎ木したのは十字架だけだったからです。十字架だけがこの世で贖いを続け、十字架を受け取る者を神性に接ぎ木します。そして、もし人がそれを愛さないなら、その人には美徳も、完全性も、神への愛も、真の生き方も何も知らないと言うことを意味します。それは富を失った金持ちが、再び富を手に入れるための手段を持ちかけられるようなものです。人はこの手段をどれほど好まないのでしょうか？　人は再び豊かな生活を取り戻すために、この手段に自らのいのちを注がないのでしょうか？　これが十字架です。十字架は人間を不幸から救うだけでなく、あらゆる宝で人を豊かにするためのものです。ですから、十字架は魂の財産なのです。」

そして主は姿を消しましたが、私は失ったものを思い、さらに憤ったままでした。

1907年10月12日

ルイーザは正義のために荒廃した場所を見る。

何日も窮乏と涙の日々を過ごした後、やっと今朝、主がお出でになり私にこう言われました。

「ああ！娘よ、あなたは今から一年後に何が起こるかについて何も知りません。おお、どれだけ多くのことが起こるだろう！見てごらん。」

その瞬間、私はイエスと一緒に自分の外にいることに気づきました。そしてどこかの場所が崩壊し、町全体が埋もれ、どこかの場所が浸水し、そこに存在していたものすべてが消え去るのを見ました。他の場所では、大きな災害をもたらした地震、死者、いくつかの場所でも革命、そしてそのいくつかでは、人の血を踏まずには一歩も歩けないほど激しいものでした。しかし、誰がその悲劇をすべて語ることができるでしょう？この後、善良なイエスはこう付け加えました。

「見ましたか？　ああ！娘よ、勇気と忍耐力を持ちなさい。正義は被造物に自らを注ぎたいので、あなたには注ぎません。あなたの苦しみの空白は、被造物の苦しみの空白を埋めるでしょう。正義に少しは道を譲りなさい、それは必要なことです。被造物はあまりにも大胆になりすぎています。そうすればすべてが終わり、私は以前と同じようにあなたと共にいます。」

1907年10月29日

真の愛と犠牲

いつもの状態でいるとき、私は自分の外にいることにきがつきました。赤ん坊のイエスが私のベッドの上にいて、両手で私の全身を叩き、蹴りも加えられているもが見えました。主は私を打ちのめし、踏みつけた後、姿を消しました。我に返った後も、この殴打の理由が理解できませんでした。しかし私はもっと打ちのめされるためにイエスに近づいていたことを思い出し満足しました。それからすっかり打ちのめされたと思っていたとき、祝福されたイエスがご自分の頭から茨の冠を取り除き、それを私の頭に再びかぶせたことに驚きました。しかも、すべての棘が私の中に突き刺さるほどの力で。それから主は私の内面に身を置き、前に進むような仕草で私にこう言われました。

「娘よ、調子はどうですか？　より高みへ行きましょう。世界を懲らしめるためにより高みへ行きましょう。」

私は自分の意志を主の意志と一つにすることで、懲罰を受けながらより高い所へ行こうとしていると聞いて恐怖を感じました。そして主はこう付け加えました。

「私が話したことは忘れてはなりません。少し前に、現在の懲罰とこれから送る懲罰を見せたことを思い出しなさい。そしてあなたは私の正義の前に立ち、人類のために多くのことを嘆願し、どのようなことでも苦しむと言いました。あなたへの見返りとして『10』を行なう代わりに、あなたへの思いやりから『５』を行なうように譲歩します。だから今朝あなたを殴ったのです。あなたの意志を伝えるために。10をやらなければならないのに、私は5をやっています。」

そして主はこう付け加えました。

「娘よ、愛とは魂を高貴にし、私のすべての富を所有させるものです。なぜなら真の愛は、たとえ一方が他方より劣っていたとしても、いかなる分裂も許さないからです。『私のものはあなたのものです』これは本当にお互いを愛し合う二人の存在の言葉です。なぜなら真の愛とは変容だからです。だから、一方の美しさが他方の醜さを取り除き、魂を美しくするのです。もし貧しいなら私は魂を富ませ、もし無知であるなら私は魂を学ばせ、もし惨めなら私は魂を気高くします。一つは鼓動であり、一つは呼吸であり、一つは愛し合う二つの存在における意志です。そして他の鼓動や呼吸が入り込もうとすると、呼吸困難となり　息苦しく、引き裂かれるように感じ、病気になります。ですから真の愛とは健康と神聖なものであり、人は愛と芳しい空気で呼吸します。それが愛そのものの呼吸でありいのちなのです。しかし、この愛がより高貴で、より強められ、より確固たるものとなり、拡大されるのは犠牲です。つまり愛は炎であり、犠牲は木なのです。薪が多いところでは炎はより高く、火は常に大きくなります。

犠牲とはなんでしょう？　それは最愛の者の愛と存在の中で自分を空っぽにすることです。そして、自分を犠牲にすればするほど、愛する者の存在に酔いしれ、自分自身を失い、神聖な存在のすべての特徴と気高さを獲得します。見なさい、それは自然界でも同じですが、非常に不完全です。誰が名声を得、気高さを得、英雄性を手に入れるのでしょうか？　自らを犠牲にし、戦場で身をさらし、王への愛のために命を捨てる兵士、それとも両手を広げて立っている人でしょうか？　もちろん最初の人です。使用人についても同じことが言えます。誰が主人の食卓につくことができるでしょうか？　自分を犠牲にする忠実な僕、主人への愛ゆえに、不分の命よりも主人の利益を優先し、命を捨てる者。それとも自分の義務を果たしながらも、犠牲を避けることができるときにはそれを避ける僕でしょうか？　もちろん最初の僕です。息子と父親、友人と友人、そして他のすべての人についても同じです。それゆえ、愛は高貴にし、一致させ、一つのものを形成します。犠牲は愛の炎を大きくするための薪であり、従順がすべてを命じるのです。」

1907年11月3日

神の意志の中にある魂は、すべてにおいて一致しなければならない。

今朝、いつもの状態だった時、主が私の内面で動いているのを感じ、『より高みに行きましょう…』と繰り返しました。

それを聞いて私は肩をすくめて言いました。

「主よ、なぜあなたは『より高みへ行こう』とおっしゃるのですか？むしろ『私は罰とともにより高みへ行こう』と言ってください。私は自分の意志を委ねるのを恐れています。」

そして主は言いました。

「娘よ、私の意志とあなたの意志は一つです。もし私が『罰によってより高みへ行こう』というなら、私が被造物に対して行なう善に対しても同じように言うのではないでしょうか？　ああ、罰よりはるかに！　またあなたは私が送らない他の多くの懲罰においても、私と一つに結ばれているのではありませんか？　では善に結ばれている者は、死にも結ばれるべきではないでしょうか？　私とあなたの間にはいかなる分裂もあってはなりません。あなたは神が驚くべき美徳を授けてくださった、小さな小さな草にすぎません。そして、この小さな小さな草が含んでいる美徳を知らない者が、それを踏みにじり、それを見ることさえしないのと同じように、私があなたに与えた贈り物と、私の小さな草が含んでいる美徳を知らない者は、あなたを踏みにじるだけでなく、私が最も小さなものに勝ちを与えることをどれほど喜ぶかを理解しないのです。」

この後、主は私の頭に頭をもたれかけたので、私はこう言いました。

「ああ、お願いします！あなたの棘を感じさせてください！」

そして主はこう言いました。

「私に打ちのめされたいのですか？」

そして私は「はい」と答えました。その瞬間、燃え盛る炎で武装した棒がイエスの手に握られ、私はその炎を見ました。

「主よ、私は火が怖いのです。鞭で打ってください」

そして主は

「あなたは打ち叩かれたくないのでしょう。だから私は去ります。」

そして主は私に、主が望むように私を打ちのめすようにと祈る時間も与えず、姿を消しました。ああ、私はどれほど気がかりで、苦しんだことでしょう！　でも主はとても良い方だから、私を許してくださるでしょう。

1907年11月18日

魂は無を生きることによって神で満たされる。

いつもの状態でいると、祝福されたイエスがほんの少しお出でになりました。私は彼を見るとすぐに言いました。

「愛しい命よ、私はなんと悪い人間になってしまったのでしょう。自分が無になったように感じます。自分の中に何も感じなくなり、すべてが空っぽになりました。私はただ自分の内面に魅惑を感じるだけです。そしてこの魅惑の中で、あなたが私を満たしてくださるように、あなたを待ち望んでいます。しかし、この充満を待つのは無駄なことです。それどころか私はいつも無に戻ってしまうような気がします。

そしてイエスはこう言いました。

「ああ、娘よ！　あなたは自分を無に等しいと感じて自分を苦しめているのですか？　それどころか、私はあなたに言います。被造物が無になればなるほど、魂は『すべて』で満たされます。そして、もし魂が自分の影を一つでも残したら、その影は、私が自分自身の全てを完全に魂に授けることを妨げるでしょう。あなたが常に無に戻るということは、神聖を取り戻すために人間的な性質を溶かしているということなのです。」

1907年11月21日

創造主と被造物との間の愛と結合。

いつもの状態を続けながら、私は主と一体化し、主の思考、主の鼓動、主の呼吸、主のすべての動きを私の動きとひとつにし、そしてすべての被造物のもとに行き、これらすべてをすべての人に与えようとする思いを込めました。そして私はオリーブの園でイエスと結ばれて以来、被造物のすべての呼吸、動き、鼓動を償い、清められ、神格化されるように、イエスの血の滴、イエスの祈り、イエスの痛み、イエスが行われたすべての善を、すべての人に、一人一人に、また浄化された魂にも与えました。そして私は主の痛みであるすべての恩恵の泉を、すべての人にための治療薬として与えました。私がこれをしていると、祝福されたイエスが私の内面でこう言われました。

「娘よ、あなたのこれらの意図で、あなたは絶えず私を傷つけています。そしてあなたは頻繁に矢を放つから、一本の矢が次の矢を待たずに放たれるので、私は絶えず再び傷ついています。」

私は言いました。

「あなたが傷ついているなどと言うことがあり得るでしょうか？あなたがお隠れになり、あなたがお出でになるのを待っている私をこんなにも苦しめているのに。これがその傷なのですか？これが私への愛なのですか？」

そして主は

「それどころか、私はあなたに話すべきことを何も言っていません。魂は巡礼者ですが、被造物と創造主の間に流れるすべての善と愛を理解することは出来ません。魂の行動も、会話も、苦しみも、すべてが私のいのちの中にあります。そしてこのように行動することによってのみ、魂はすべての人に善を行なうことができるのです。私はただ、あなたの思考、鼓動、動きの一つ一つ、あなたの組織の一つ一つ、苦しみの種も、あなたから出る光の数だけあるのだと言うだけです。そしてそれらが私に触れるとき、私はすべての人の利益のためにそれらを溶かし、他の多くの恵みの光と同じように三倍にしてあなたに送り返します。そして天において、私は栄光をあなたがたに与えましょう。創造主はオルガンで、被造物は音です。このような結合、このような親密さがあることをあなたに伝えるだけで十分です。創造主は太陽、被造物は光線。創造主は花であり、被造物は香りです。どちらか一方が欠けても成り立たないのではないでしょうか？　もちろんそうではありません。あなたの内面的な仕事と苦痛をすべて考慮に入れていないとでも思っているのですか？もしそれらが私の自己そのものから来ていて、私と一体であるなら、そうして私はそれらを忘れることができるでしょうか？また、私の受難が記憶されるたびに、それはすべての人の利益のためにさらけ出された宝物であるため、すべての人のためにそれを増やし、分配するために、カウンターの上にそれを置くようなものであると付け加えます。」

1907年11月23日

もし魂が聖体拝領の際に気が散るようなら、それは魂が自分自身を神に完全に捧げていない証拠である。

ある人から彼女が聖体拝領のときに気が散りやすいと聞き、私は心の中でこうつぶやいていました。

「あなたと一緒にいながら、どうして気が散ってしまうのですか？もしかしたら、あなたに夢中になっている人はいないのでしょうか？」

さて、私はいつもの状態で、いつものように内面的なことをしていたのですが、そのとき何か気が散るものが私の中に入ってこようとしているのが見えましたが祝福に満ちたイエスはそれらの前に手を置かれ、それらを中に入れませんでした。それから主は私に言いました。

「娘よ、もし魂が気が散ったり、乱れたりするなら、それは魂が自分自身を完全に私に捧げていない証拠です。実際、魂が完全に私に身を委ねたとき、魂は私自身のものであるために、私は私の贈り物をしっかり保管する方法を知っています。しかし、彼らが私にすべてを捧げないとき、彼らの自由意志のために、私はその特別な保護を維持することが出来ず、彼らは私と彼らとの結びつきを妨げる煩わしい苦しみを強いられます。一方、魂がすべて私のものであるとき、魂は平静さを保つ努力をしなくなります。私たちの結びつきを邪魔するようなものは何一つ入って来させないという約束が、すべての根底にあるのです。」

1907年12月

すべての行為において、魂はイエスに出会う意図を持たなければならない。

いつもの状態だったとき、祝福されたイエスがカルワリオに向かう途中で祝福された母に出会った時のことを考えていました。そして、私がお二人を憐れんでいると、優しいイエスが私にこういわれました。

「娘よ、私の母は、私の受難の日に出かけました。ただ、息子に会い、安心させるために。同じように、真の愛にあふれた魂にとって、すべての行動における母の意図は、愛する人に出会うこと、その十字架の重荷から私を解放することにほかなりません。そして人間の生活は、外的にも内的にも絶え間ない行動の姿勢であるため、魂は最愛の人に会い続けることしかしません。そして魂はただ彼に会うだけなのでしょうか？　いいえ、いいえ、魂は彼に挨拶し、彼を抱きしめるでしょう。彼にキスをし、彼を慰め、彼を愛するでしょう。たとえそれが通りすがりのちょっとした一言であっても。そうすれば彼は満足し満たされるでしょう。そしてその行為には常に犠牲が含まれているので、その行為がそこに含まれる犠牲と出会うために行われるならば、それは私の十字架の重さから私を解放するのを助けるでしょう。その行動において常に私と接触しているこの魂の幸福は何でしょうか？　魂が私と一緒に行動することで、魂が新たな出会いをするたびに、私の愛がどれほど増していくことでしょう！　しかし、それを利用して、私に近づき、私に寄り添い、被造物が私に与える多くの苦悩から私を解放するために最短の方法を自分の行いの中に見出す者はなんと少ないことでしょう！」

（3）に続く…

だんごむし通信

天国の書「第8巻」始めました。

週一ペースで更新できたらと思っています。

みなさんに神様の祝福がありますように

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