先日、某所で新春の展覧会がありました。
私もこれに参加するべく、作品を提出したのは去年の秋
今回は”淡墨”という技法にチャレンジしてみよう
と
作品を書き始めたのですが・・・。
これ、難しいーーーーー
先生曰く;『文字の芯を残したままボカシを出し、カスレも
所々に加え、作品の味を出してね!!』とな。
簡単に言うなぁ~~、、、
文字の良し悪しと言うよりも、とにかくその墨の色具合が
ちゃんと出てない作品は全て却下される
濃墨に少しづつ水を足しながら薄墨を作っていくのだが、
その薄墨と紙との相性がバッチリ合った時に最大の威力を
発揮する。
”先生~~(涙) どうやったらいいんですか~
”
先生の答えは・・・。
『これはね料理と一緒で、”どうやったらこの味が出るの!?”と
聞かれても、微妙な味加減って人には伝えられないでしょ!
それと同じだからとにかく自分でやってみるしかないのよ~
私がやってもその時々で違ってくるから、永遠のテーマね、、、』
ですって!!
まっ、マジですか

分かりました
自分でやってみます
まず紙は中国の『棉料綿連』が良くにじむと聞き、その中でも
紙の厚い薄いや、金額も高い安いがあるのでどれがいいのか
4種類選んで買ってみる。
濃墨を水に薄めても芯が残らない墨もあるので、これも一苦労
”ゼラチンを入れるとにじむ”とも聞き、やってみたけどダメだった
締め切りは迫るのに、未だ一枚も選んでもらえてない。
(どれでもいいので、1枚保険をかけてくれ
)
今までの書道人生において、こんなに書いてのは初めてです
もっとにじみが欲しかった感もあるけれど、これが限界です(笑)
やっと出来上がった作品はこちら
だんご叔母が『まぁ~!何て書いてあるのか読めやしない。もっと
分かりやすい文字を書けば良かったのに、、、』とクレームをつけて
いたので、解説をしておきますと・・・。
孔子の論語で『下問を恥じず』
自分が偉くなってしまうと、教えることはあっても、教わる事が少なくなる。
学ぶべき相手は自分より偉い「先生」とは限らない。
知らない事を聞くのに上も下も関係ない。
”負うた子にも教えを請う!”という意味であります



