先月末に、映画【半次郎】を観に行きました。あまり宣伝をしていないので知らない方もいるかも。
幕末から維新後の西南戦争を描いたもので、展開(時間の流れ)が早いなぁ、でも仕方ないかなんて思って観ていたのですが…。
でも、この【半次郎】は構成とか話の流れなどの表面をつく作品ではなく、もっと深い、心を揺さぶる作品だと思います。
このところ戦争映画や長崎への訪問など、幼いころから避けていたものと対峙する機会が多くなりました。
戦争自体(戦国や幕末も含めて)を避けていたのは「辛い体験を知りたくないから」だと思っていましたが、
実は全然違っていて「亡くなった多くの人々が何のために命をかけたのか」ということを知りたくなかったのです。
昔から続く多くの戦争で、【顕在意識】での「命をかける理由」は様々だったと思います。
でも【潜在意識】の理由は共通していたのでは?と思うのです。
全ての人の【潜在意識】はわかっているんですよね。
その理由を私の【顕在意識】が気付かないようにブロックしていたのです。
そのブロックが外され蓋が開いたのでしょう。
涙止まらず。
感情移入で泣く、
それとは違う涙。
役者さんを通して実在した彼らの魂がスクリーンの向こうから投げかけるんです。
『何のために命をかけるのか
何のために戦いきったのか
何のために生きたのか。
それを君らはどうやって次へ繋げていくんだ。
やらずに終わるのか?』
役者さんは取り憑かれていたのか、もしくは何かがこの映画をバックアップしているのかと思うくらいの迫力でした。
そして最後の榎木さんの言葉で更にガッツーンとやられました。
『道標を持てない若者たちへ、
道標になれない大人たちへ』
正しくないかもしれないけど、このような内容でした。
私はやっぱり怖かったんだ。だから自分のやりたい(すべき)ことへの進む一歩が出せなかったんだと。
相変わらず躊躇していたのですが、映画【半次郎】を観たら突き動かされました。
心太が突き出されたみたいに。そしたら流れ始めました。
そういうもんだね。
作品の善し悪しではなく、自分に必要な作品というものがあり、この作品は正しく今の私に必要なものでした。
この作品に出会えたこと、教えてくださったみほざるさんに感謝を込めて。
love&joy