『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』 | TENKAのLIVE-LOG

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B'zや舞台関係について、つらつらと書き綴っております。

 
 
 
昨日30日に、小林賢太郎ソロパフォーマンス『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』をシアターコクーンにて観劇。
 
面白かった~
 
表現が本当に緻密で、しっかり作られてるな~って感じ。
 
去年やった海外公演の日本凱旋公演だから台詞は殆ど無し。
 
セットは大小の板6枚、そこに映像を投影するんだけど、投影される絵ゼンブが賢太郎さんの直筆。
 
相方の球根ちゃんが凄い可愛かった
 
 
 
 
ネタの合間にちょっとした一文が出てくるんだけど、それに笑ったり納得したりしたな。
 
「人生が想像通りになるほど
人の想像力は豊かではない」
 
「飼い主にとってペットは可愛いが
ペットにとっても飼い主はそこそこ可愛い」
 
「通信販売と熱帯雨林
どちらのアマゾンも冷静な判断が必要である」
 
ポツネン氏の奇妙で平凡な日々というだけあって確かに奇妙な事が多いんだけど、ポツネン氏にとってはそれも平凡な事なんだなぁと思うと、ポツネン氏が一番奇妙な存在じゃないかなんて思った。
 
カーテンコールは4回、賢太郎さんの舞台はカテコ多いんだよね、皆まだまだ出てきてくれるだろうと拍手を止めないからだけど
 
賢「セミを飼ってたんですけど、それが成長してフクロウになったんです。
そのフクロウが悲しそうな顔してて、ホントそれが凄いイヤで、頑張って笑わせると、ニコーッと笑ったんですよ、僕それが凄く嬉しくて、泣きながら目が覚めました」
 
最初なんの事?って思ってたら夢の話か。
 
賢「今の話が今回の作品を作る元ネタというか、キッカケになったんです」
 
へぇー、何からアイデアが生まれるか分からないもんだな~。
 
賢「一番後ろの席の人、ちゃんと見えてますか?見えてる筈だよ、だって僕から君はよく見えてるもの」
 
稲葉さんが毎回言う事を賢太郎さんも言ってた、なんか大きなenを感じた。
 
賢「去年ロンドンでやった時日本の事を勉強してるロンドンの子らに今の話をしたら、何言ってるんだろうこの人?みたいな顔されたんですよ、後から聞いたらロンドンにはセミがいないんだって」
 
マジ?ロンドンにセミいないんだ、初耳。
 
賢「だから分からなかったんだって、日本の事勉強してるのに、セミくらい知っとこうよ、フジ・サムライ・セミってな感じで」
 
そこに並ぶ程のもんじゃないと思う
 
賢「カーテンコールの度に思うんだけど、皆どうしてここにいるんだろう?僕は積極的にはメディアに出てません、それなのにこうして集まってくれて、…友達と話合わないでしょ?ポツネン、何それって感じで、ポツネンの話をしたが最後、君がポツネンとするんだよ」
 
まぁ、知ってる人の方が少ないもんねぇ。
 
賢「小林賢太郎は劇場にいます、良かったらまた様子を見にきて下さい」
 
はいっ、絶対来ます!
 
賢「僕に気付いてくれて本当にありがとう」
 
それはこっちの台詞だよ、素敵な作品を見せてくれて本当にありがとう
 
あっという間の2時間だったなぁ、映像化が待ち遠しい。
 
今回買ったグッズはポストカードセットとマスキングテープセットの二つ。
 
 
 
 
ポストカードセットは良質の箱入り、触り心地が良い。
 
このポストカードもまたお返事用に使おうっと
 
 
それではこの辺でまた会いましょうバイバイ