巨大なご褒美 | TENKAのLIVE-LOG

TENKAのLIVE-LOG

B'zや舞台関係について、つらつらと書き綴っております。

 
B'zから新年の挨拶があったのと同様にこばさんからも新年の挨拶があって。
 
その中で昨年末の舞台でのアンケートの質問に幾つか答えてたんだけど、最後にあったのがとても良い答えだったのでご紹介。
 
 
Q;僕は学校の勉強が嫌いです。賢太郎さんは好きですか?どうしたら学校の勉強が好きになりますか?
 
A;まさか小学生からこんな質問がくるとは!
ええと、僕は子供の頃、勉強が大っ嫌いでした。中学生の頃には、まわりからは「バカだ」とか「頭が悪い」とか言われ、差別を受けていました。僕は心の中で「そうかなあ」と思ってましたが、勉強なんて全然しなかったし、成績も最悪でしたから、まあ言われても仕方がなかったですね。
 
ただ、絵を描くことと、文章を書くことと、考えることは好きでしたので、科目としては美術、国語なら作文、数学なら図形や証明、このへんは楽しかったです。普段0点の僕が突然100点をとると、これはこれで「バカのくせに」と変な目で見られました。
ようするに、僕はいじめられていました。バカだからよくわかってない、というフリをしてましたが。
 
どうして僕たちは勉強が嫌いになったのでしょうか。人間はもともと勉強が好きな動物だそうです。知らないことを知ったり、出来ないことを練習することは、脳に気持ちのいいことなのです。ただし、それは「やる勉強」のこと。「やらされる勉強」は嫌いにもなりますよね。教科書に書いてあること、本当に知りたいですか?出来るようになりたいですか?興味がないんですよね、きっと。
 
でもね、君に残念なお知らせ。「やりなさい」と言われたことを、興味がなくても「やる」ということが、大人になるにつれ大量に現れます。好きか嫌いかなんて関係なく、ただ「やる」。これに子供の頃から慣れていかないと、本当に苦労しますよ。だから僕も君に言うよ、「やりなさい」。人生が豊かになるという巨大なご褒美がゆるやかにやってきますから。
 
           小林賢太郎
 
 
なるほどねぇ、やる勉強とやらされる勉強か、確かに興味があるものは覚えられるけど興味がないものは覚えられない、っていうか覚えないもんな
 
大人になるにつれてとにかくやる、が増えていくからね、その為にもって事だね。
 
ホント良い事言うな~。
 
 
それではこの辺でまた会いましょうバイバイ