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Gandy Dancer
The Ventures
1962年
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ザ・ヴェンチャーズ(以下ベンチャーズ)と言えばエレキに痺れた世代にとって憧れのギター・インストルメンタル・グループであったっことは言うまでもありませんが、エレキ・ブームど真ん中にいた小生も安物国産エレキ・ギターを手に入れ、ベンチャーズのレコードを手本に擦り切れるほど聴きながらコピーを試みたものの、敢無く降参したものでした。
ベンチャーズの有名曲は「急がば回れ」「パイプライン」「ダイアモンド・ヘッド」「十番街の殺人」「ドライヴィング・ギター」「キャラバン」「クルーエル・シー」など多々ありますが、小生が今でも印象に残っているのはLP”Going To The Ventures’Dance Party!"の収録曲「Gandy Dancer」であります。
メンバーのドン・ウィルソンさん作曲のシンプルな曲ですが、リード・ギターを務めたのは誰?の謎があるそうで、ギターの音色からボブ・ボーグルさん? いやノーキー・エドワーズさんがテレキャスターで演奏したようだとの推測もあったようです。
しかし、録音時のセッション・リストにはボブ・ボーグル、メル・テーラー、ビリー・ストレンジ、デビッド・ゲイツとあって、結局だれがリードを務めたのかは定かでないようです。
小生の素人考えでは、この音色はジャズマスターではなくジャガーのようにも思えます。よってボブ・ボーグルやノーキー・エドワーズではない誰かだろうと考えるのですが…