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Boogie Woogie Bugle Boy
Andrews Sisters
1941年
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彼はシカゴ出身の有名なトランペット奏者
誰にも真似できないブギウギ・スタイルで演奏していたわ
腕前は一流だったけど
召集令状が来て 軍隊に行くことになったの
今は軍隊でラッパを吹いてる
中隊のブギウギ・ラッパ・ボーイね
アンクル・サム(U.S.=United States)のためにラッパを吹かされ
ジャムセッションができなくなって落ち込んでた
でも隊長は彼の気持ちをわかってくれて
次の日にバンドを編成してくれたの
今じゃ彼が起床ラッパを吹くと中隊みんなが跳ね上がるの
彼は中隊のブギウギ・スタイル・ラッパ・ボーイよ
"アンドリュース・シスターズ”の主なキャリアは1930年代後半から1950年代前半とあって、シニアの私でもリアルタイムで耳にした記憶がありませんが、1960年代初期から聴き始めたラジオの洋楽番組でチラホラ耳にした記憶があります。また、TVでも実力派の洋楽系歌手が彼女らの曲を歌っていたようでした。 例えば”Bei Mir Bist Du Schon"(素敵なあなた)・”Rum And Cocacola”(ラムとコカ・コーラ)などです。
このグループは第二次世界大戦中、積極的に慰問活動も行い、兵士たちから圧倒的な支持を得たそうですが、この曲が実体験に基づくものかどうかは判りません。
この曲を知った切っ掛けは、1973年に全米8位となった”Bette Midler”のカヴァー・ヴァージョンでした。オリジナルのスウィング感をさらにエネルギッシュにリファインしていて、古くも新しい感じがしたものです。