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Teach Me Tiger
April Stevens
(邦題:ピンクのタイガー)
1959年86位
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教えて…タイガー
あなたとキスしたいの
ねえ…どうするのか教えて
優しく教えて…お願い
触れて…タイガー
そっと目を閉じるから
ぎゅっと抱きしめて
ねえ…あなたの愛を感じたいの
ねえ…タイガー
私はうまくできてる?
あなたをからかいたいけど
本当は…ただ抱きしめてほしいだけなの
だから教えて…タイガー
あなたも私を求めてるって
もしそうだったら キスしてあげるわ
"Teach Me Tiger”は弟の”Nino Tempo"の作詞・作曲により、1959年9月にリリースされ、12月に86位まで上昇するも、間もなくフェード・アウトしました。"April Stevens”のウィスパー・ヴォイスとジャズの要素、ポップスが絡み合った雰囲気のあるラブソングではありましたが、歌詞と歌声がセクシー過ぎるとされ、ラジオ局が次々に放送禁止としたのも逆風となった様です。
1950年代の米国ではまだアンチ・セクシーの概念が強かったのですね。エルヴィスなどはその影響をモロに受けていた時代ですから。
日本でも同様の概念が強かったと思いますが、何故か「ピンクのタイガー」の邦題でシングル盤がリリースされました。「英語の歌詞だし問題にならんだろう…」ってところ?
因みに、「タイガー」とは恋人の愛称で、特段の意味はない?らしいです。