ブルー・ムーン ー ザ・マーセルズ | シニアのオールディーズを聴きながら…

シニアのオールディーズを聴きながら…

懐かしい洋楽を聴きながらのひとりごと

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Blue Moon

The Marcels

1961年1位

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ブルー・ムーン 蒼い月よ

僕が一人で立っていたのを見たね

夢もなく

自分への愛もない僕を

 

 この曲は1933年に”リチャード・ロジャース”・”ロレンツ・ハート"がミュージカル映画向けに書いたものの使用されず、翌年”クラーク・ゲーブル”主演の映画に使用されて”シャーリー・ロス”が歌ったのが最初のリリースです。その後”エルヴィス”・”フランク・シナトラ”・”ルイ・アームストロング”・”ビリー・ホリディ”・”ベンチャーズ”など数多のカバーが生まれ、様々なジャンルのスタンダードとなりました。

 

 その中で最もヒットしたのはドゥーワップ仕立てにアレンジされた”ザ・マーセルズ”バージョンで、数々の記録とアワードを獲得しました。 しかし、ソングライターの”リチャード・ロジャース”は、このドゥーワップ仕立てがお気に召さず、新聞に意見広告を出したりメディアにこのヴァージョンを使わない様に働きかけたそうです…

 

 最初のリリースは”シャーリー・ロス”でタイトルは”The Bad In Every Man"でしたが”MGM”によって”Blue Moon"に改題させられました。

 

個人的に好みなのはこの2ヴァージョンです。

"Elvis"ヴァージョン

 

"The Ventures"ヴァージョン