紹介してくれたおばさんの家は豪邸
和室に通されました。私はそれなりのスーツで・・・。
先方はまだおらず。。。なんせ顔も何もわからないなんじゃこりゃというお見合い設定。
ブロロ~~~~ン。。。車が到着する音。。。
さすがに緊張してきた・・・(24年前の話をこんなに鮮明に覚えている私も私・・・(笑))
そこに登場したのは、へ??????
明らかに普段着と思われるセーターとズボンに身を包んだ、「なんで俺こんなとこに
こなきゃいけないんだ・・・」と顔から出てるくらい、連れてこられた感満載な男性。。。
張り切ってるのは親同士・・・そんな構図だった。。。
にしても、張り切って?それなりに?スーツを着てきた私が恥ずかしくなってしまうほどの
おかしな光景。。。
目の前に座ったその彼はとにかくふてぶてしい・・・。
(え??私も嫌々来ましたけど、それなりに大人の対応してるんですけど・・・)
とにかく第一印象は最悪としかいいようのないものでした。
最初どんな風に始まったかはさっぱり覚えていないけど、とにかくその最悪な印象は忘れることができません(笑)
親同士、おばさんも含め、「今度3人で旅行に行きましょ」と謎の盛り上がり。。。
ポツンと置いてきぼりの私たち。。。
そこでハッと我に返ったおばさんが一言。
「〇〇くんとのんちゃん、私たちだけで盛り上がってごめんごめん!
2人でどっかお茶でもしておいで~」
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!
「そうねそうね。ごめんごめん。行ってきて行ってきて。」そう言いだす双方の母。
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~??????
まじでぇ~~~??絵にかいたような展開じゃんかーーーーーー
スクッと立ち上がる彼。。。
へ???行くんですか???
そしてどこへ行くのやら・・・。普段着の彼と、それなりのスーツでコツコツと音を立てながら(パンプスね)
歩くおかしな2人が出かけることとなったのです・・・・。
お見合いの基本すらわかっていない22歳の冬・・・。
つづく。。。