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ちょっと見てください

私のブログを見てくださりありがとうございます。身の回りで気が付いたことを綴ります。読みずらい点はご容赦ください。宜しくお願いします。

加齢にともない、便秘に悩む高齢者は多くなります。

その原因は、消化器系の病気よりも、食習慣(食事量の減少や食物繊維摂取の減少など)、服用する薬の増加、運動不足などのコントロール可能なものがほとんどです。

便秘の解消のために、今回は、年を重ねるにつれて活動量が少なくなって、筋力低下や悪い姿勢が原因で生じている

便秘に注目して、運動での便秘解消法を検討しました。


腹筋の力が弱かったり、猫背であったりすると、大腸は下がり気味になり、狭い腹腔に押し込められので蠕動運動も起こりにくくなります。

その結果、適度な硬さの便が形成されなくなります。

また、直腸まで来て滞っている便を押し出すには、「いきむ」ことが必要ですが、腹筋の低下で十分な圧力がかけられません。


便秘解消のためには運動を取り入れること、ということが施設でもよく言われますが、その内容は、腹筋運動や散歩などを指すことが多いと思います。

しかし、実際に施設に入所されている高齢者の方は、寝たきりの方から、歩行可能な方まで、かなりの幅がありますので、腹筋や散歩などの運動を、

うまく実施できず挫折しているケースもあります。

寝たきりの方に、腹筋運動といっても出来ません。体力の低い方には、その人の体力に見合った運動が必要です。


そこで、体力別に、便秘に役立つ運動を考えました。

座位を自分で取れない高齢者向けエクササイズです。

施設では、座位を自力で出来ない高齢者の多くが、便秘に悩んでいます。


人間は動物であり、重力の世界で生きているため、腸の働きも重力がかかるときに最も活動する仕組みになっています。

また、普段からベッド上での生活が多い方は、活動量も極端に少ないので、腹筋をはじめ、全身の筋力も落ちています。

こうした状況には、まず座位をとることから始めます。

背もたれに寄りかかる状態で(あるいは介護者に支えてもらって)起き上がって、腸が重力により、伸ばされ刺激を受けて活性化します。


そして、少しずつ座位の時間を長くします。次に、支えられながらでも背骨を伸ばします。

時には、支える介護量を少なくしてバランスを崩す刺激を感じてもらいます。人間はこうしたバランスの崩れを反射的に元に戻す動きをとります。

このときに、自然に腹筋と背筋が働きます。

背もたれに寄りかかりる座位姿勢でも、ゲーム感覚で、腹筋を働かせたりして体幹運動を促進することはできます。


腹式呼吸は横隔膜の上下を促し、腸管を刺激します。

また、ベッドに寝ているときは、仰向けで両膝を立てて、足をベッドから離して膝を胸の方に引き上げます。

胸の方に引き上げて腹筋を強く働かせます。無理な時は片膝ずつ行ったり、両手で膝を抱え込む方法も行います。

膝抱え
仰向け腹式呼吸
体幹ねじり
お腹の「の」の字マッサージ

ご本人の体調に合わせて、慎重にゆっくり行ってください。