見てみぬふりは、日本でも常にあります。暴力行為を止めに入り、大怪我を負わされ、警察に何時間も取調べを受けた友人もいます。またひき逃げされた子供を救護している間に引き逃げ犯人にされてしまった知人もいます。彼らは絶対に二度と助けもしない、救護もしないと言っています。家に帰れば家族に散々怒られたようです。お人よしは馬鹿を見るだけです。怪我をしても、何処からも治療費は出ません。休めば有給がなくなります。踏んだりけったりです。私もスーパーで転んだ子供を助け起こそうとして、母親らしき人に、何をしているんですか、子供から離れなさい、と怒鳴られました。よけいなことは、しないほうが良いようです。
中国事情―中国人の暮らし/堀 黎美

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