まず、洗髪前には髪と頭皮をお湯ですすいで下さい。この時は頭皮はこすりません。
その後の実際の洗髪は、時間は一分程度を目安にして下さい。短髪の男性であれば、その程度の
時間で充分に頭皮の汚れは落ちるはずです。でも目安なので臨機応変に対応してさい。
洗髪は「頭皮」を洗うことであって「髪」を洗うわけではありません。頭皮を洗えば髪の毛の汚
れも自然に落ちます。
そして、シャンプーや石鹸などの洗髪剤は必ず良質なものをご使用下さい。
添加剤や香料などに気をつけてください。
洗髪剤は、使用前によく泡立てて使用してください。 シャンプーであれば、手で泡立てるという
のは無理ですから、髪につけて初めは軽くなでるようにして泡を立てるようにして下さい。
石鹸を使用されるのであれば、泡立てネットを使用されるとよいでしょう。きめ細かな泡が立ち
ますし、石鹸も経済的に使用できます。
ちなみに、この泡も汚れを落とす上で非常に重要な役割を持っています。細かな泡をきちんと立
てることによって、毛細管現象により泡が汚れを吸い出してくれのです。
一番分かりやすいのが欧米の映画に出てくるバブルバスです。日本人の感覚からすると肩まで
つかりもせずに湯船を泡だらけにして中途半端な入浴に見えますが、泡によって生じる毛細管現
象によりある程度の体の汚れが落ちますので、理にはかなっていまです。
ですから、石鹸の場合小さくなると泡が立ちにくいので、その場合は早目に新しい石鹸を出して
小さくなったものと合わせてご使用下さい。
石鹸の場合どうしても泡立てネットでは泡が立たなければ、後頭部など髪が厚くあるところに
直接こすりつけての使用も仕方ありません。しかしその際には、くれぐれも次の点にご注意下さ
い。 それは、「決して、直接頭皮にはこすりつけない」ということです。
髪につけるのも頭皮につけるのも、イメージ的には変わらないようでも、実際には大きく違いま
す。 頭皮にこすりつけてしまうと、その後しっかりとすすいだつもりでも石鹸カスが頭皮に残る
可能性が高くなります。この「石鹸カス」が残ったままだとダニや雑菌などの餌となってしまい
ます。
「石鹸洗髪をしたら頭が臭くなった」という方の場合、良質な石鹸を使っていることを前提とす
れば、この原因の方がほとんどです。
皮膚というのは、部位によって厚い薄いはありますが、平均すると2ミリ程度、一番外側の表皮
部分にいたっては、たったの0.2ミリです。
そして表皮はとても柔らかいものですから、敏感な部分の扱いは非常に神経を配る必要があり
ます。 これは女性の洗顔などを考えていただければよく分かるかと思います。
どんな化粧品店でもエステサロンでも、ゴシゴシと力をいれて顔をこするような洗顔をすすめる
ところはありません。
まずたっぷりの泡を立てることが大切なのは、この「泡」こそが指と皮膚の間でクッションにも
なるからです。 また、先に書きましたとおりに毛細管現象により泡が汚れを吸い出してくれると
いう働きもあります。
洗髪をする際は、泡立てネットを直接頭皮にこすりつけたり、コマーシャルで男優がやるような
豪快なゴシゴシとした洗い方も絶対にNGです。 頭皮を洗う際は、あまり指先に力を入れずに、
小刻みに指を動かしながらあくまでも優しく洗ってください。
ではまた次回
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