核燃料データは「機密」 九電、民事訴訟で開示せず
2011.7.22 17:45
クリックして拡大する
第3回口頭弁論を終え、記者会見する石丸初美原告団長=22日午後、佐賀市
九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の周辺住民らが、3号機で実施中のプルサーマル運転の中止を求めた訴訟の第3回口頭弁論が22日、佐賀地裁であり、住民側は核燃料に関する詳細なデータの開示を求めたが、九電側は「原子炉メーカーの商業機密」として、示さなかった。
住民側は、プルサーマル用のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料は制御が難しく、重大事故の危険性が高いと主張。九電側は今回の弁論で「メーカーに(情報開示を)要請したが、拒否された」などと住民側に理解を求めた。
閉廷後、住民側の石丸初美原告団長(60)は「これまで九電は情報を出してこなかった。裁判の中で一つでも明らかにしたい」と話した。