「 宵々山の夜 」
僕は巡行本番よりも宵山の方が好き。
巡行当日は、ただ見るだけのお祭り。
宵山は、何となく参加出来る様な気がする。
有料だけど鉾へあがる事が出来る。
きっと、友人が山を保存、管理していて、
若い頃に手伝った事に起因するのだと思っている。

占出山に供えられていた。

前編では後姿を紹介した女性。
(顔出しの了解は得ていません=ごめんなさい)

陽が落ち始め、
提灯の灯が色を見せてきた。

コンコンチキチンのお囃子が始まった。
鐘を叩く囃子方の手の動きに伴って揺れる紐。
大好きな瞬間だ。

宵山の夜までは、
鉾には渡り廊下を通って鉾へあがれます。
(山へはあがれません)

僕の好きな時間帯まであと少し。

空の雲が夕焼けの顔を見せ始め、
ビルの窓が輝く瞬間。

中学生だろうか、高校生だろうか、青春時代。
僕はどんな気持ちで、来ていたのだろうか。

南方面へ目を移すと、
京都タワーが輝いていた。

提灯の灯りが、その存在を強調し始めた。

ようやく僕の大好きな瞬間が姿を見せてくれた。

この写真は、望遠レンズだから撮れる写真。

長刀鉾の提灯も随分と明るく見え始めた。
ビルが微かな夕陽に輝き、青空が少し顔を出したいる。

歩道の提灯と鉾の提灯が、
嫌が上でも祭り気分を高めてくれる。

流石に夕焼けは消えて、
まるで水墨画の様な世界の中で、
提灯の灯だけが現実感を見せている。

宵々山の月。
望遠レンズを持って出かけて正解だったけれど、
全ての撮影は手持ち。
混雑の中での三脚や脚立の持ち込みは、
やはりマナー違反だと思う。
宵山に夕立が来て、
巡行当日に梅雨が明ける。
それが若い頃の気候だったけれど、
今年はどうだろうか。
今年は日曜日と重なって、
三連休の方も多いのでしょうから、
巡行日は人出も多いはず。
出向かれる方は、注意して楽しまれて下さい。
無事に巡行が進行する事を祈るばかりです。
ご覧くださり、ありがとうございました。