「放送の世界を旅して」をひとまず終了して休筆してたのは、一つは何を書いたらいいのかいいのか分らなかったことがあります。日記を書く習慣のない私には自分の身辺雑記を他人様にお知らせするのは面映いし、それほど刺激的な毎日を送っているわけでもありませんので・・。

もう一つは、今ある原稿に追われていることが理由です。それはアメリカミネソタ州に住むある日本人女性の半生記です。静岡の裕福な家庭に育ちながら19歳でアメリカ人と恋に落ちて親からは許されずに家出をしてアメリカミネソタ州に行きそこから波乱の人生を送ってきた女性です。最初の男性はベトナム戦争のとき反戦運動に参加、マリファナに溺れ離婚。次の男性はマフィアがらみの男で、別れ話の口論から殺されそうになり、それでもアメリカで無一文の中からビルのトイレ掃除までして頑張って今の夫と事業を起こし、成功を収めた・・・という女性です。

年明けには出来上がって出版の方向です。その節は読んでみてください。


というわけで何かこの欄のネタが・・と思っていた時大阪市長にアナウンサー時代に付き合いのあった平松邦夫氏が選ばれました。そして今度は橋下徹氏が立候補。もし当選したら大阪も少しは変わるかも、但し良い方向にかわるかどうかはわかりませんが、面白いなと思います。

とにかく近年の大阪のどうしょうもなさは情けないの極みです。大阪の地盤沈下の最大の原因はかっての「商都」といわれたアイデンティティーをまったく失った、というか放棄してしまったことです。

その象徴が「商人の町船場」の消滅です。かっては大阪の商業の中心だった船場に大阪商人がいなくなっています。変貌をとげた船場で何百年も前からの老舗が次々に姿を消していきました。そんな中のある老舗の倒産劇を語ってくれた友人がいます。あのバブルの時代の波に呑み込まれ流された一人の船場商人の回顧録を綴っていくことにしました。今の大阪を考えるよすがになればと思っています。