茶川一郎がラジオのディスクジョッキーをやったのを覚えている人は殆んど居ないと思いますが、ラジオ大阪で「茶ぁさんの選んだ歌謡曲」という番組で、私が台本を書いて、ポリドールレコードの歌手たち(タイガース、園まり、など)のヒット曲と茶ぁさんのコント風の喋りをつづるといったものでもつきあいました。
現在ではラジオのディスクジョッキーといえば台本などなく、殆んど出演者のフリートークにお任せですが、当時(昭和40年前後)といえばディスクジョッキーにも作者がいて台本を書いたものでした。
ラジオ大阪の人気アナウンサーだった水本高志の「ギャンブルジョッキー」なんて番組もやりました。
「人生は賭けに始まり賭けに終わる」なんて語り出しで始まり、いろんなギャンブル、勝負の世界を縦横斜めから分析したり必勝法を語ったりするという内容で、この番組のおかげで競馬にも興味をもつことになりました。
かの名馬シンザンの三冠のあとで競馬が大衆的な人気を集めだした頃です。
以来40年にわたって毎週馬の走る姿に手に汗にぎって、そのかわり握った金をはきだしているわけです。この番組を書いていなければ家の一軒、とまではいかなくともベンツの一台や二台は買えていたかもしれません。けど、ベンツを乗り回す以上の楽しさを40年にわたって味わってきたともいえます。
「金儲けのためならギャンブルなんかすべきではない。負けた金は楽しみ代、
勝った金は余禄」ギャンブルをするときの鉄則は競馬によって教えられました。