通学中らしい高校生の集団を見かけました。
生徒のみなさんは夏と同じような制服を着用しています。
10月に入れば衣替えだと思っていたのですが、
個々の裁量に任されているのでしょうか。
いわゆる合服扱いであろう長袖を着た人もいたようですから、
やはりこまかな指定はされていないみたいです。

通っていた学校は校則が厳しく、
10月に入ると強制的に衣替えが指定され、冬服での通学が求められました。
男子生徒に対しては季節のはざまに着用する合服の概念がなく、
詰め襟学生服と長袖シャツですから
10月の日中はずいぶん暑かった記憶があります。
この学校の怖いところは、
おそらくいまでも校則は変わっていないであろう、ということです。
指定のゆるそうな学校と同じ県立高校なのに、校風の違いとは大きいものです。

大人の服装についても、
ずいぶんと自由度が高くなってきているように感じます。
昔ならば10月どころか9月に入れば
Tシャツ姿で歩いている人など見かけなかったかもしれません。
いまでは
「暑いと感じるならば10月であっても半袖でも違和感はない」
が共通認識としてあります。
先週末に訪れた商業施設では、
まだTシャツ短パン姿のかたが結構いらっしゃいました。

秋のワクチン予約に関して、早い時期に射っておこうと思ったのは、
「Tシャツで出歩いても違和感のない時期だとラク」
という思惑がありました。
ワクチン接種するときは袖をまくる必要があるため、
半袖のほうが都合が良いのは周知のとおりです。
早々に予約して、さっそく指定した場所へ向かいました。
晴れた昼下がり、街は長袖の人も増えましたが、
Tシャツであってもそれほどおかしくはないはずです。
接種会場が近づくにつれ、半袖率は高くなってきている印象です。
そして場内の大半は半袖であり、まるで季節が逆戻りしたみたいでした。


ランニング姿という上級者のおじいちゃんもいらっしゃいました。