数週間前からカメムシが大量発生していました。
全国的な状況なのかわかりませんが、
神戸ではローカルトピックとして取り上げられるくらいの異常事態です。
例年とは比べ物にならないくらいで、
玄関を開けると無数のカメムシが天井や壁にへばりついて出待ちしていました。

それでも季節の移り変わりとは偉大なものです。
10月に入り、朝晩はずいぶんと過ごしやすくなりました。
もう残暑がぶり返すこともないのでしょう。
それと同時にカメムシの量も
若干ではありますが減ってきたような感じがしています。
カメムシも涼しい環境には適応できないため、
木々のあるところへ飛んでいったのかもしれません。
残っている個体は日向になりやすいところや電灯の周辺に固まっています。

神戸では夏が終わると風向きがはっきりと変わります。
先週まで吹いていた南風がなくなり、北風がメインになるのです。
いわゆる“六甲おろし”です。
窓を開けると爽やかな風が吹き込み、過ごしやすい季節を味わいます。
マンションでは玄関ドアを少し開けて、
室内の風通しを良くしている家も珍しくありません。

しかしながら、今年はカメムシの問題が残っています。
少なくなったとはいえ彼らは健在であり、
無防備にドアを開放しようものならば、そこから飛び入ってくることでしょう。
同じフロアに、毎年かならず玄関を開けられているご家庭があったのですが、
今秋はまだ開けられていませんでした。
室内で充分に涼めているのか、心配です。


意外とカメムシとかを気にされるタイプであったことを初めて知りました。