Pachificaの配線やりたいところでしたが、先にこちらのBlack Dog by Aria Pro IIを。

補修前はこんな感じ。

ものすごいのを期待して落札しましたが、ものすごいのは埃だけで、ネック問題なし、ボディ問題なし、電装関係も大きな問題なし、なので、、、

掃除と簡単なメンテナンスだけ。

全体的な掃除は前回概ね済ませてありますので、今回は金属パーツを中心に。

錆びたビスは昨夜のうちにミニルーターで錆落としして塗装しておきました。

ブリッジも少しくすんだ感じだったのでコンパウンドで軽く磨き上げ。

前回のチェック時にセレクターにわずかなガリがあったので、接点復活材を軽くさしておきます。

ピックガードを外します。

このギターはSSH座繰りでした。

セレクターの接点にプシュッと。

このセレクターは接点に直接触れるタイプなので、念のため綿棒で接点を掃除しておきました。

ピックガードを外したついでに確認したら、ピックアップカバーが結構割れてた。

サイズは確認済みなので新しいのを注文しても良いのだけど、見なかった事にしてそのまま。

実はピックガードがネックを外さないと外せなかったので、ボディ側のビス穴確認。

ジョイントビスはM4だと思われるのですが、ボディ穴も4mm穴。要するにネックがビスでしっかり締め付けられていない状態。

4.5mmまで穴を広げて、

ボディ側の穴は回さなくてもビスがすっと奥まで入る状態に。

その後ネックを止めなおしました。

指板の方は少し取り切れなかった汚れがありますが、蜜蝋ワックスで仕上げ。

ネックは特に問題ない状態なので、フレットなんかはそのまま。

完成。

パーツはビスに至るまでオールブラックなので黒い黒い。まさにBlack Dog。

ノブもブラックのメタルノブに交換したらもっと黒々した感じになるでしょうね。

それはまたそのうち。

早速弾いてみた。

音はふつう。めっちゃふつう。

ネックは先日のMAGNAシリーズよりは少し厚めでした。これぐらいの方が私は好き。

MAGNAもそうだったのですが、やっぱりテンションが少し弱く感じます。

Aria Pro IIは全般的にこんな感じなんでしょうか。

家でダラダラとながらで弾いている時はこれぐらいが楽なんですけどね。

あ、あと、弦高調整する際、イモネジが錆びて固着していたせいで２本ほどなめました(笑)